妊娠したら死にたくなった 16話
漫画「妊娠したら死にたくなった〜産褥期精神病〜」16巻が先行配信されました。
飛び降り自殺をしようとしたところ、夫からの電話で思いとどまることができたちなつさんですが。
戻りたくなかった精神科閉鎖病棟に戻され、拘束されてしまいます。
病棟では、人として扱われない日常が描かれています。
病院によっても違うのかもしれませんが、看護師さんの対応がリアルに描かれています。
漫画「妊娠したら死にたくなった〜産褥期精神病〜」は、作者 橘ちなつさんの実体験を描かれた漫画です。
Abemaマンガで読めますよ。
私も、病弱教育巡回訪問指導員をしていたとき、精神科に訪問していたので、いろんなことをみてきました。
知られていないことが、漫画で読めるというのはいいことだなあた思います。
入院していた子たちは、途中で逃げました。
今から思うと、逃げる方が正常なのかもしれません。
ある医大の精神科では、精神科医が育たないと教授が話されていました。
ある意味、精神的に正常ではやっていけないのかもしれません。
誰の身にも起こるかもしれないことです。
まじめな人ほど、いい人ほど。
まじめに治療するから、どんどん薬に依存してしまいます。
小児がんの子どもたちをみてきて、まじめに言われたとおりに治療していた子は、残念ながら亡くなっているんですよね。
薬を捨てたり、担当医の言うことをきいていない子の方が寛解しています。
あの当時は、私もわかっていなかったけど、理にかなっているんですよね。
薬を捨てたり、薬を炭酸で飲んだり、毎日のように、ハンバーガーを食べているのを見て、
理解できないと思っていたけど。
精神科病棟もこわいけど、小児科病棟もこわいこといっぱい見ました。
授業中、主治医がやってきて、治療の承認のサインを、何の説明もなく、
子どもに「ここにサインして」と名前を書かせている。
新しい治療や新しい薬、何の説明もなく、ゾッとしたのを覚えています。
医師とのカンファレンスで、治療についてきくことも多かったですが、
こわいなあと思うことばかりでした。
病院によっても違うので、病院選びも大事だなあと思いますね。
精神病の場合、基準がないので、病院をかえると、医師によって診断が違うそうです。
いくつかの病院で診断を受けてみた方がいいのかもしれません。
漫画「妊娠したら死にたくなった」は、このあと、他の病院にうつられるのか?
続きが気になります。
女性だけだけでなく、男性の読者もいます。
夫の立場で、妊娠について考える人もいます。
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