災害が起こるたびに、行政の不手際が指摘されます。

 

 情報の共有についても疑問視されています。

 

 台風15号の千葉県の対応。

 

 台風19号では、河川の氾濫や決壊を確認しているのに、知らせなかったところが何カ所かありました。

 

 バタバタしていて、知らせなかったと言っています。

 

 命に関わることなので、優先順位は1番じゃないかと思うのですが。

 

 災害派遣の申請やらいろいろと忙しくて・・・と言っています。

 

 自衛隊が給水車でやってきたのに、自治体が断って、困っているのに自衛隊をかえしてしまったということもあったようです。

 

 

 緊急時の想定がされていないのかもしれないし、気がないのかもしれませんね。

 

 お役所仕事は、緊急時でも書類作成しているのかもしれませんが。

 

 

 私が、病弱教育循環訪問指導員をしていたとき、保護者、主治医、学校長からの申請書類がそろってから動くというしくみでした。

 

 短期の入院だと、訪問したときには退院ということもありました。

 

 教育委員会の担当者に、それでは遅いと言い続けたら、書類はあとでも、電話で連絡がきた時点で動くということにしてもらったことがあります。

 

 当時の室長は、柔軟な頭の方だったので、いろいろ要望すると柔軟な対応をしてくださいました。

 

 今は、どうなっているかわかりませんが。

 

 仕事がなくて、無給で待機が多かったのに、学校➡市町村教委➡県教委と連絡がくる間に仕事がなくなったということが多くて。

 

 

 

 災害時でも、申請が・・・とか、いろんな言い訳が報道されていますね。

 

 

 川の氾濫の場合、気象庁、国土交通省、土木事務所、自治体といろんなところの情報がバラバラで、わかりにくいです。

 

 自分の命は自分で守るように政府は言っているのですから、自分でいろんな情報を調べて考えて行動するしかないんですね。

 

 

 台風21号は、日本への上陸はありませんが、寒気と台風からくる暖気がぶつかって大雨になるかもしれないそうです。

 

 予想が難しいので、想定外のことも起こって来るかもしれません。

 

 台風がはずれて気が抜けているときの方が、いろいろと起こります。

 

 土砂災害が起こる想定のなかったところが崩れたと問題になっていますが、どこでも崩れるかもしれないという想定をしておくことは大事なのではないでしょうか?