共通テストの国語と数学の記述式は、延期になるのか?って思っていたら、
沢尻エリカさんの逮捕、桜を見る会で、報道もされなくなりました。
今日、延期を検討という報道がありました。
しかし、文科大臣が、課題解消に向けて取り組んでいると発表されました。
文科省の事業には、多くの税金が使われています。
子どものためというより、いろんな利権がからんでいます。
共通テストの採点が、ベネッセに決まっています。
高校へのベネッセの営業って、けっこうおどしのようなことを言ってきます。
たいして効果のない教材を、模試とセットで売っています。
使わないと、他の高校と比べられないから、進路指導できませんよ、みたいなことを言われます。
大学入試だけでなく、就職対策の模試なども、県内のすべての学校がやっているのにやないと、進路指導に困りますよって感じです。
これから、ますます力を強めるのではないでしょうか?
短期でサクッと稼ぎたい方募集って、求人をだしているそうです。
記述式問題の採点は、難しいです。
最近は、高校入試でも、記述式問題が増えています。
定番の問題ではなく、思考力を問う問題が多いです。
今までと違い、採点時間も長くかかります。
今まで、半日ぐらいでできていたのが、前日からはじめないと終わらないぐらいになってきています。
私が勤めていた高校は、受験生が100人ちょっとでしたが、大変でした。
私は、数学科教員でした。
テレビでは、数学は問題ないのでは?なんていわれています。
記述式以外は、教科外の先生が採点し、数学教員もチェックします。
記述式問題は、数学教員で、採点基準を決めます。
証明問題など、解き方は1通りではありません。
模範解答に、部分点の基準を決めます。
他にありそうな解答を考えていきます。
実際に、採点してみると、例外の解答ばかりです。
そのつど、検討して共通基準を作ります。
数学科教員で、違う目で3回、4回チェックします。
最後に、もしかして、これも正しいんじゃない?という解答が見つかると、その問題をもう1度、全員チェックします。
教育困難校で、空欄解答の多い学校でも大変なので、進学校だともっと大変なんだと思います。
共通テストは、いろんな学力の生徒が受けます。
採点者も多いです。
しかも、教員でも、専門でもない人たちが採点します。
公平な採点ができるとは思えません。
答案用紙がかえってくるわけではないので、どんな採点がされているかもわかりません。
1つの民間業者が、事前に問題を知り、採点基準を知っているというだけで、公平ではないし、ますますベネッセの天下ってかんじですね。
採点者の家族に、受験生がいないか等の確認はないと思います。
そういうことも含め、配慮されています。
文科省が、どのように課題を解決策をだすのかわかりませんが。
知らないうちに、問題がなかったことになっているのかもしれませんね。