漫画「オレの子ですか?」を読みました。
何となく試し読みしてみたらおもしろくて、5巻までいっきに読んでしまいました。
大学生の潤(20)。
12歳から来るもの拒まず、特定の子とは付き合ったことがないチャラ男。
子どもにも興味がない!
ある日、玄関に「あなたの子です」という手紙とともに段ボールに入った赤ちゃん。
見に覚えがありすぎて、誰の子かもわからない・・・
母子家庭の潤は、母親にも頼めずに育児をすることに。
自分の子どもの可能性が少しでもあれば、施設でひきとってくれることもなく、自分で育てるしかない!!
大学にも行けない、バイトにも行けない。
友人の家でやっている保育園に入れてもらってやっとバイトに行けると思ったら、スミレ(赤ちゃん)が熱を出してしまって行けなくなり。
保育園の園児たちやお母さんたちと接する中で、子育ての大変さなどを体験して行きます。
お母さんが、スミレを迎えに来て、一度は子育てから解放されるけれど、借金取りから逃げるため子どもをあずけていなくなる。
しかも、スミレの父親が、仕事を辞め、家も出てホームレスになっているのを見て、自分のアパートへ連れ帰る。
戸籍上認知しているスミレの父ともしかすると自分の子かもしれない潤。
戸籍上認知しているだけといってスミレに関心のない父。
2人のパパの育児が始まります。
自分の親にいい思い出のない2人のパパが、子育てしながら、子どもに育てられるお話です。
ネグレクト、育児放棄、保育園のママさんたち、いろんな問題を体験しながら成長していきます。
スミレがきっかけで、保育園の保育士・優子ちゃんと付き合うようになった潤。
今までなら付き合わなかったタイプの女性と育児をしながら、真剣に付き合うように・・・
スミレは、どっちのパパの子だったのでしょうか?
たくさんの「オレの子ですか?」がでてきます。
結婚していなくて、子どもができると言ってしまうことばかもしれません。
結婚していれば、そんな心配がないのかもしれませんが・・・
以前、相談に来られた方で、「どうしても好きな人の子がほしい」という女性がいました。
実家が遠いので、里帰りして、好きな人との子を授かり、旦那さんの子として育てています。
旦那さんも、旦那さんの家族も「もしかしたら?」と思いながら、結局、明らかにせずにそのまま育てておられます。
奥さんも、旦那さんも、お姑さんもそれぞれ来られていたので、それぞれの話は聞いていましたが、お互いには話すこともなく過ごされているようです。
でも、案外、こんなケースもあるのかもしれないなあと思います。
漫画「オレの子ですか?」は、結婚していないときにできた子どもで、男性が女性に言っていることばですが。
大人は子どもを育てているようで、育てられていることが多いですよね。
おじいさん、おばあさんもそうですね。
いつも来られる方が、孫に教えられることが多いとおっしゃってます。
子どものときには余裕がなかったけど、孫と接していると教えられることばかり・・・と子どもを育てていたときの反省をすると。
漫画の中でも、子どもを育てながら自分と親のことを思い出すシーンがたくさんでてきます。
子育てをしながら、いろんな封印していた思いがでてくることもあると思います。
この漫画とよく似ていますが・・・
漫画「愛してるぜベイベ★★」
女ったらしの高校生・結平。
両親、祖父母、姉のいる大家族だけど、育児放棄していなくなった母子家庭の子どもを預かり、桔平にまかせる。
5歳のゆずゆがやってきてからは、幼稚園のお弁当作りに、送り迎えの毎日。
女の子と遊ぶ暇もなくなり、子育てに奮闘する桔平。
やっぱり、育児放棄やネグレクトなど、さまざまな問題を抱えた家族がでてきます。
おススメ漫画です。
漫画「キスより先に、はじめます」
沼田八重子・大学生。
見た目×、友達ナシ彼氏ナシ。
おひとりさま人生だって充分幸せ、なんて思っていた矢先…事故に遭いました。
「キラキラした人生を送らずに死ねない!!」
後悔が押し寄せる八重子に、まさかの神様からの試練が!?
「赤ん坊の自分を育てて人生を変えよ!」
気が付くと、赤ちゃんの八重子を抱いていた!?
どうしていいかわからずに、とりあえずミルクを飲ませようとコンビニで牛乳を買って、そのまま飲ませていると、
同じクラスのイケメンで、ブリザード桐島と言われている桐島くんに怒られ・・・
兄弟や甥っ子の子育てになれている桐島くん。
同級生のイケメンとともに子育てをしていきます。
自分の幼少期のコトを思い出したりして、自分の中のパンドラの箱が開いて・・・
子育てしていると、封印していたものがでてきたりするんですよね。
この漫画は連載中なので、結末はわからないですが・・・
子育てのことがいろいろと描かれていて、おもしろい作品です。
おススメです!