「鎮魂の碑」は、35年前に起こった
瀬渡し船の転覆事故の後 建てられたもの。
昨日のどしゃ降りから
朝まで降っていた雨は
ちょうどあがったところ。
だけど、風がビュービュー吹いてる。
事故の起きた日もこんなに風が強く
海が荒れていたんだろうかと思うと
胸がざわざわする。
昭和60年3月31日 午前5時頃
串木野漁港から甑島へ向かっていた
「開洋丸」が大波で転覆し、
乗船していた27人全員が
死亡または行方不明になったという
悲しい事故。
この「鎮魂の碑」は
痛ましい事故を風化させることなく
後世に伝えるために
遺族によって建立されたということで。
串木野海上保安部の関係者、
遊漁船の運航者が、石碑の前に集まって
清掃活動と献花式が行われました。
まずは、周辺の草を刈ったり、
碑を磨いたり。
石碑には、
犠牲者の名前などが刻まれていました。
若い方もたくさん!😢
「開洋丸」は、波浪注意報が出ている状況で
定員を上回る客を乗せて運航中、
バランスを崩して転覆したとみられています。
ご遺族の方は、本来釣りは楽しいものですと
おっしゃっていましたが、
楽しいはずの釣りが、
海に出て事故に遭ってしまえば、
一転、けがをするかもしれない。
命を落とすかもしれない。
そうすれば、自分だけでなく家族も
悲しい思いをすることに。
私も、船のメンテナンスや
出船前点検をしっかり行い、
その日、船を出すかどうかの見極めなども
慎重にしていかなければならないと、
改めて深く考えさせられました・・・。
魚を釣るにしても、
海が荒れているときはいくら集中しても、
テクニカルな誘いはできないし、
何より、命と引き換えにしてまでは…。
と考えるので
うちの船では、安全快適に
釣り楽しんでいただけるよう、
無理な出船はしないようにしています。
海のレジャーは十分安全に気を付けながら
楽しんでいきましょうね😌✨
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