2019 J2リーグ 最終節
vs Vファーレン長崎 (デンカS)
主審:清水修平
○ 2-1 (48' レオナルド、61' 大武、88' 米田)
[試合後順位]
年間:17勝11分14敗 (+19):↑10位
年間:17勝11分14敗 (+19):↑10位
11月の新潟とは思えない、暑ささえ感じる快晴のビッグスワンには1万6千人超えの観衆が集まり、幸せな時間を過ごせました。こんな最終戦は初めてかもしれません。
レオナルドがカテゴリー違いの2年連続得点王を決めるゴールを決め、至恩のCKを大武が叩き込んでバースデーゴール。
長崎に意地の1点は返されたものの、退団の決まっている貴章&ノザを出場させる事も出来ました。
吉永アルビの最後を2013年以来のホーム5連勝で締めくくり、今シーズンは終わりました。
昇格の夢は叶わなかったけど、堅碁以来不在だったゴールゲッターの活躍もあり、今季はゴールをいっぱい見れ、ハイタッチも沢山出来ました。
悔しさの多かった前半戦。乗って行きそうな所で度々躓き、連敗もあった夏場。ようやく波に乗ったと思ったら、大事な試合を落とした後半戦。
昇格するための土台作りだったと来季思えるように。
これからが大事です。レオナルドを初め、主力選手の慰留と、新監督のスタイルの早期落とし込み。
来季こそスタートから勝ち点を取り、夏場までに最低限PO圏内、夏の補強で再加速してJ1へ。
若手の能力を伸ばしながらチームを強くして行きましょう!
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【今日のスタメン】4ー2ー3ー1
【今日のスタメン】4ー2ー3ー1
Sub:矢村、矢野、フランシス、渡邊凌、カウエ、新井、野澤
<交替>
76' シルビーニョ → 矢野
87' 秋山 → 渡邊凌
90'+4 大谷 → 野澤
<警告>
36' 秋山
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アルビのスタメンは、今節も同じメンバーでした。これが今季のアルビの最強布陣です。(善朗いればまた違ったでしょうが。)
ベンチに田口に代わってノザが入りました。いよいよか?
一方の長崎は、天皇杯を見据えてなのか、怪我人の影響なのか、大幅にメンバーを代えてきました。
今季限りでの退団が発表されている高杉がスタメンに入るなど、前節から6人変更。レオナルドと得点王争いの呉屋はベンチスタートでした。
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様々な思いが交錯する中始まった最終戦。
前半は、固さもあったのかお互いにミスも多く、一進一退の攻防。
チャンスもピンチもありましたが、決定機とまでは至らずハーフタイムへ。
新太の大宮戦を彷彿とさせるシュートは惜しかった
後半の入りが大事だなぁ。と、思っていたら。。。
後半早々にゲームが動きます。
ゴメスが縦に早いパスを入れると、シルビーニョが素晴らしいターンでDFを外し、前へ。
マイナス方向のパスを中央でレオナルドが受け、新太へパス。
新太から折り返しを受け取ったレオナルドが、右斜め45度から左側のサイドネットへズドン!!
レオナルドらしい、PA内での落ち着きとシュート技術が詰まった、素晴らしいシュートで先制!
舞行龍の第2子誕生を祝う、揺りかごパフォーマンスに、レオは弓を打つパフォーマンスでゴール裏のサポを喜ばせます
この得点に至るプレーも素晴らしかった。
まずは、ゴメスの早い縦パス。本人いわく、「あのターンをして欲しくてパスを少しずらした。」そうです。マジか?すげー
そのパスを受けたシルビーニョのターンからの抜け出し。どうしてもボールを持ち過ぎてしまい、網に掛かる事が多いシルビーニョですが、こういう技術もあるんですよね。いや~上手いなぁ。
新太も、冷静にレオナルドへパスしました。強引に行くのも時には必要ですが、周りをよく見る事も重要です。新太は、本当に成長しましたね。
その数分後、長崎のCKの流れから高杉にゴールネットを揺らされますが、オフサイドの判定。助かりました。
そんなピンチを乗り切った直後のアルビのCK。
キッカーは至恩。ファーサイドに精度の高いボールを入れると、DFとの駆け引きを制して飛び込んだのは大武!
ドンピシャのタイミングで合わせたヘディングシュートがゴールに突き刺さり、追加点!!
この日が誕生日の大武が自らバースデーゴールを叩き込みます
2点のリード。これは、ノザの出番来るか?
ところが、長崎がここで澤田に代えて得点ランク2位の呉屋、玉田に代えて大本を投入すると、流れは一変。押し込まれる展開に。
更にイバルボに代えて畑も投入し、早々に交代枠全てを使い、アルビゴールに迫ってきます。
そんな中、カウンターで大チャンス到来!
ゴメスのロングスルーパスに抜け出したシルビーニョがGKと1vs1になりましたが、シュートは枠を外れてしまいます…
決まったと思ったなぁ。。。
ここで、アルビはシルビーニョに代えて貴章を投入。
すると、貴章に決めて欲しい思いからか、貴章にボールが集まります。惜しいシュートもありましたが、決めきれず。。。
アルビは、秋山に代えて凌磨も投入し、攻勢を強めます。
すると、少しバランスが崩れてしまったアルビの隙を付いて米田にミドルシュートを叩き込まれてしまいます。
ATは5分の表示。まだ時間はある!
すると、またもカウンターで大チャンス!レオナルドのスルーパスに抜け出した新太がGKと1vs1になりますが、GKに防がれてしまい、ダメ押しとはならず。。。
これは決めなきゃ。今節の河田と小池のゴールを見習いましょう。
残り時間が僅かになってきた所でノザが出場準備。会場は、盛り上がります。
すると、GKの大谷がキャッチしたボールを自ら外に蹴り出し、ノザの元に駆け寄ります。
ここまで大武と共に全試合に出場していた大谷が、シーズンフルタイム出場を捨ててでも、ノザに出場機会を譲った大谷の漢気に感激
そして、「俺たちのヒーロー」野澤洋輔がピッチに立ちました。
もう一度、ノザのチャントをリーグ戦で歌えるとは思いもしませんでした。
そして、試合終了。
史哉が、至恩が、貴章が…次々と選手たちがノザと抱擁する姿は、本当に感動しました
レオナルドが得点王を獲得し、大武がバースデーゴールを決め、舞行龍の揺りかごをし、貴章とヒーローの最後の勇姿も見る事ができ、試合も勝った。
本当に幸せな最終戦となりました。
来季は、J1昇格を祝う最終戦になるように、良いストーブリーグになって欲しいです。
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J3→J2と2年連続は素晴らしい♪
何とか来季も残って欲しい。
そんな中、今日のスポニチには「来年は新潟をJ1に昇格させるようにしたい。」なんて記事が。残って~
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今季の最終戦セレモニーは、涙なしでは見れないセレモニーとなりました。
社長、来季こそお願いします!信頼してますよ!
物静かな方でしたが、意外と強い信念のある方でした。
カウンター一辺倒のチームを守備の強度は持ちつつ、ボールを保持するスタイルも取り入れ、得点力は急上昇。
しかし、目標を達成することは出来ず、今季限りでの退任となりました。
最後のゲームでノザをベンチに入れると、「あの場面こそ野沢。躊躇はなかった。彼のユニホーム姿を(サポーターに)見せるのが義務。」と、粋な計らいも見せてくれました。
苦しいシーズンでしたが、ブレずに戦ってもらい、ありがとうございました。
こけら落としの京都戦の号泣が懐かしい。。。
アルビ初のA代表選手、矢野貴章。2度の移籍、3度の加入。トータル8年半。
泥臭く走り、最後まで諦めない姿は、アルビのスタイルそのものでした。
ドフリー外すのに、すげーゴール決めたりするキショー。好きだったなぁ。
思い出のゴールは沢山あるけど、今季アウェイの町田戦の同点ゴール後に珍しくガッツポーズしたのが忘れられません。
何処のチームに行っても応援するけど、アルビ戦だけは勘弁してね…(^-^;
全て終わった後に、今季での引退が発表された成岡翔選手(現・藤枝)のチャントで老を労ってました。(俺がスタジアムのEゲート階段を降りている時に…)
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他会場では、柏がオルンガの8得点、クリスのハットなど13得点と大爆発で、闘莉王のラストマッチの京都を大虐殺…あやうくレオが並ばれる所でした
ラスト1枠だった自動昇格は、横浜FCに決定。13年ぶりのJ1昇格おめでとうございます。
PO争いは、水戸が1点に泣き、大宮、徳島、甲府、山形に決定。大宮頑張れ!
3チームに絞られた残留争いは、町田と栃木が勝利し、鹿児島が敗戦したことで、栃木が逆転残留。町田と栃木のアウェイ戦は2年連続勝ててないので、来季リベンジです!
町田と栃木の皆さん、おめでとうございます。来季もお願いします。
J3では、北九州が昇格を決めました。後1枠は何処に?群馬頑張れ!
J1は、磐田がここに来て意地を見せています。果たしてJ2に落ちるのは何処になるのか?