2020 J2リーグ 第19節
vs ギラヴァンツ北九州 (ミクスタ)
主審:上田益也
● 1-2 (11' 福森、49' 野口、54' ファビオ)
[試合後順位]
年間:7勝4敗8分 (+4):8位↓
年間:7勝4敗8分 (+4):8位↓
上位に勝てない。
大事な試合を落とす。
決めるべき所で決めきれない。
こんなんじゃ、昇格は無理。
試合後に色々と書かれていましたね…まぁ、言いたい事はわからんでもない。
それでも、まだ折り返しまで行っていない中、チームとして新たな攻めのバリエーションが見え、今後に期待出来る試合だったと思います。
ポゼッションにこだわるだけじゃなく、奪ったら早く、全員でゴールを目指す。
GKからの繋ぎでも、手数を掛けずに攻め込む。
今季、あまりなかったカウンター。(ショートカウンターはあったけど。)
攻撃のバリエーションを増やせたのは、今後に繋がると思います。
特に後半は非常にアグレッシブで見ていてワクワクする試合でした。
ただ、やはり、2点取られてからでは遅い。
長崎戦も2点取られてからようやくエンジンが掛かった試合でしたが、2点のビハインドをひっくり返すには相当のパワーが必要となります。
試合開始直後の至恩のシュートがオフサイドでなければ。。。
やっぱり、流れって大事だなぁ。と、感じた試合でした。
個人的には、そんなに悲観していません。基本、ポジティブなんで。でも、悔しいなぁ…
確かに、大事な試合を落とした事は間違いなく、勝たなくてはいけない試合でした。それでもです。
楽観的と言われそうですが、チーム作りは順調に行っていると思える内容だったからです。
しかし、いつまでもそうは言ってられません。
下を向いている暇はありません!
次節も上位に付けている徳島が相手です。
きっちり切り替えて、強敵に立ち向かいましょう!!
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【今日のスタメン】4ー4ー2
【今日のスタメン】4ー4ー2
Sub:テセ、高木、ロメロ、田上、堀米、早川、藤田
<交替>
60' 島田 → テセ
70' 中島 → ロメロ
<警告>
なし
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5連戦の5試合目。疲労は蓄積していると思われる中ですが、相手は首位の北九州と言う事で、メンバーは、前節快勝したメンバーと同じメンバーです。
現状、これがベストメンバーと言う事でしょう。
首位相手であろうと、臆する事なく戦いましょう!!
一方の北九州は、前節から2人変更。
SBの野口か2試合ぶり、怪我で離脱していたボランチの國分が7試合ぶりに復帰となりました。
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気持ちの入った上位対決。
開始直後にゲームは動いたかに思えました。
新太の粘りのボール奪取から、至恩がファビオへ繋ぎ、ファビオがDFを引き付けて至恩に折り返しのラストパス!
至恩が難なくゴールネットを揺らしますが、これが惜しくもオフサイド
完全に北九州DFを崩した形だっただけに、これが決まらなかったのは痛かった。。。
その後も流は明らかにアルビでした。福田のシュートの場面でも素晴らしい崩しだったと思います。
しかし、その良い流れで決めきれずにいると、ゴール前で与えたFK。
キッカーは、SBの福森。これが超絶スーパーなFK
スピードがあり、曲がって落ちる高精度のFKで小島の手をすり抜けてゴールに突き刺さります。
これは仕方ない。切り替えよう。北九州は、今季、先制した試合の勝率は100%ですが、負けられない!
先制点を奪った事により、北九州に勢いが生まれます。
飲水タイムを挟んでも北九州のペースでしたが、GK小島が追加点を与えずにプレーで味方を鼓舞!
すると、終盤にビッグチャンスが到来!!
新井が、右サイドからクロスを入れると、ファビオがドンピシャヘッドを放ちますが、クロスバー直撃…
これは、入ったと思ったなぁ。クロスも、タイミングも完璧だった。。。
1点ビハインドで後半へ。
さぁ、早い時間帯に追い付いて、逆転するぞ!と、意気込んでいましたが、逆に失点してしまう事に。。。
ゴール前での混戦で人数は揃っていながら、確実にクリアする事が出来ず、ディサロがファーサイドに上げると、そこに走り込んだSBの野口がお手本のようなヘディングシュート。
痛い痛い追加点を奪われてしまいました。
しかし、このままじゃ終われないアルビが反撃。
至恩の仕掛けからPA左で得たFK。キッカーは、中島。
ゴールに向かって曲がって行くボールに飛び込んだのはファビオ。
若干、オウンゴールにも見えましたが、ファビオのゴールとなり、これで1点差。
ここからは、お互いにチャンスがあるオープンな展開でしたが、アルビの方がチャンスは作れていました。
とにかく、至恩がキレキレ。しかし、北九州GK永井が立ちはだかります。
左サイドからドリブルで仕掛け、相手3人を振り切ってラストパス。
中島のシュートをストップ、更に詰めた新太のシュートもストップ。
思わず新太が永井を誉めるほど素晴らしいシュートストップを見せます。
その直後には、北九州の10番髙橋の決定機を今度は小島が阻み、熱戦はヒートアップ!
アルビは、テセとロメロを投入し、更に勢いを付けます。
飲水タイム後、中盤をダイヤモンド型にして、至恩がトップ下のような形にした事で至恩がどんどん北九州ゴールに迫ります。
至恩のシュートを永井がセーブしたこぼれ球にファビオが詰め、更に新太も詰めますが、決めきれず…
テセも、CKからヘディングシュートや、FKなどチャンスはありましたが、決めきれず…
北九州が、終盤DFを5枚にして堅く守る中、チャンスは作れていましたが、最後の最後が決めきれずに試合終了。
首位相手に臆する事なく、強度の高いプレスにも慌てる事なく、時に早い攻撃も織り交ぜながら、非常にアグレッシブな戦いをしていました。
しかし、結果は悔しい敗戦。
アルベルト監督も試合後のインタビューで言っていたように、勝ちに値する試合だったと思います。
次回対戦する時には、この悔しさを倍にしてやりましょう。倍返しだ!(…安易な語彙力)
次節は、河田のいる徳島です。
久々の新潟の地に訪れる河田を悔しがらせる勝利を!(前節、負傷交代したけど、軽症そうなので来るでしょう。)
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それにしても、アルビって今季初ゴールとか、リーグ初ゴールとか、そう言う記念の得点を取られている気がします。
この試合にゴールを決めた2人。
北九州の両SBの福森と野口。(両SBに取られるのもどうかと…)
2人共Jリーグ初ゴールです。
しかも、北九州の直接FKでのゴールは今季初。
メモリアルなゴールは、相手じゃなくこっちが決めて欲しいなぁ。。。
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引き分けの長崎戦も勝った千葉戦も見ていて面白い試合でしたが、この試合も負けた事以外は本当に面白かった。
ボールを回して自分たちのペースで進める試合を今季のベースにしていますが、カウンターからの素早い攻撃はやっぱり見ていてワクワクします。
色々なパターンの攻撃が出来るようになる事は非常に良い事。
後は、チャンスを確実に決めきる、流れが良い時に決める。
徐々に成熟してきているチーム。
これからに期待せずにはいられません。
前半戦も残り2試合。これ以上、離される訳にはいきません。
強敵の徳島と、苦手な愛媛との対戦、必ず勝ちましょう!!
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新加入の選手がポジションを確保する中、レギュラー争いで敗れた選手も当然います。
そんな1人である、MF秋山が修行の道を選択しました。
昨季、ルーキーながら終盤に出番を掴み取り、今季も序盤はレギュラーだった秋山。
福田の加入以降スタメンの座を奪われ、出番が来た時に実力を発揮出来ず苦戦していた秋山。
パスセンスや展開力は、間違いなくアルビのボランチでトップレベルながら、フィジカルの弱さによる寄せられた時の対応や、守備の対応で福田、島田、ゴンサ、中島、高木、ロメロといった選手に遅れを取っていました。
まだまだ成長して欲しい選手。
この時期は、試合に出る事が一番成長出来ます。
J3の舞台なら無双出来る能力は間違いなくある選手。
アスルクラロ沼津で主力として活躍し、成長して帰って来て欲しいです。
頑張れ!秋山!!
至恩、藤田、將成、秋山が並んでピッチに立つ姿をアルビサポは待っています。
■コメント
これまで最高のチームメイトに囲まれながら、目標であるJ1昇格に向けて取り組んできましたが、このたび、チームを離れることにしました。
これからはアスルクラロ沼津で、さらなるレベルアップを目指します。そして、来年は新潟に戻り、誰が見ても一回りも二回りも成長したと思ってもらえるように、頑張ってきます。
陰ながら、新潟のことはずっと応援しています。今の選手たちなら、間違いなくJ1 昇格できると信じています。その目標に向かっていくみんなに負けずに、自分も頑張ります!
これまで最高のチームメイトに囲まれながら、目標であるJ1昇格に向けて取り組んできましたが、このたび、チームを離れることにしました。
これからはアスルクラロ沼津で、さらなるレベルアップを目指します。そして、来年は新潟に戻り、誰が見ても一回りも二回りも成長したと思ってもらえるように、頑張ってきます。
陰ながら、新潟のことはずっと応援しています。今の選手たちなら、間違いなくJ1 昇格できると信じています。その目標に向かっていくみんなに負けずに、自分も頑張ります!
※ アルビレックス新潟公式サイトから抜粋