昨日、女房は休みだったので、

「ちょっと、実家に行ってくるね、

 なんだか最近、ボケてきたみたいなの」

なんて言っていたが、

「身体の方は元気なんだけど」


いつだったか、転んで骨折をしたことがある。

まぁ、身体が元気なら結構なこと。

80も半ばを過ぎているし、お盆以来だから、

「そうだね、様子を見ておいた方がいいよ」

私は仕事だから休めないし、

まぁ、電車とバスを使っても1時間掛かるかどうか。





そんなことで、出掛けたようだが...

私が帰ってから、

「様子はどうだった?」

そう聞いてみると、

「調子がいいのか、なんでもなかったみたい、

 元々、お喋りがが好きでしょ、

 だから、止まらないけどハッキリしていたの」

「それなら、良かったね、

 だったら、デイサービスでも利用したらいいのに」


生前の母はひとり暮らしで、おまけに障害があった。

だから、入浴はヘルパーさんの介助の時だったり、

デイサービスの時だったりしたので、

利用せざるを得ない点もあったが、

話し相手もできたことだら、

デイサービスに行くのを心待ちにしていた。






だから、たまに私が顔を出すと、話が止まらない、

それを知っていたので、女房も大変だっただろう。


「それがね、身体は特に問題なくて、

 身の回りのことは自分でできるから、

 認定してもらえても要支援なんだって」


「そうなんだ、それはいいことだけど、

 話し相手ができれば違うのにね」

なんて話すと、

「でも、デイサービスは利用したくないんだって」


それだと、話し相手がいなくて淋しいのだろう。

「近所に、よく話す人がいるみたいだから、

 その人に、すっかりお世話になっているみたい」


まぁ、それなら安心できるのだろう。

とにかく、ボケているわけでもなく、

話し相手が欲しかっただけなのかも知れない。


いつも書いている、整形外科のリハビリ。

朝7時に並んで、治療開始までの2時間って、

ある意味、コミュニティになっているのだろう。

待ち時間の間は、とにかくお喋りしている姿、

話し相手がいるというのは、それが目的かも。



年が明けたら、ひ孫の顔だって見ることができるし、

私も母に、見せてあげたったかった...




グスタフ・レオンハルトで。



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