基地反対派よ玉城デニー知事で良いのか? | 熱党のブログ

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先日から玉城デニー知事に逆風が吹いている。

5月31日の記者会見で、

「中国公船がパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と発言。

石垣市議会から抗議決議をされ、謝罪。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/433283

 

辺野古移設埋め立て承認撤回を巡る県の申し立てを却下。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/433649

 

石垣島の陸自配備、反対派による住民投票否決。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-870129.html

 

八重瀬町町議会「辺野古移設の推進」で可決

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/433310

 

最も力を入れている辺野古移設や、玉城知事を支持している革新勢力が反対している石垣島への自衛隊配備に対しても保守勢力によって阻止されている。

 

 

玉城デニー知事を支持している革新系の方々に聞きたいのだが、本当に玉城デニー知事を支持していて本当に良いのか?

正直、よくこんな知事を支持できるものだと思う。

 

 

最近は一般の県民からも知事離れが加速している。

翁長知事時代から知事が辺野古以外の知事職を行なっていないことが、様々な所に影響が出ている。

「わったーバス党」など県をあげてPRしていたが、玉城デニー知事となり、運転手不足でバスの本数が減っている。

公共交通機関など県によって支援しなければ、どうにもならない。

 

県庁内では、事実上、副知事が動いているようだが、翁長知事から継続している副知事の傲慢な態度で、職員は疲弊し始めているとも聞く。

そんな中で県庁内でDJまがいな放送をしても職員はついていけずドン引き。

玉城デニー知事は公約で正規雇用を増やすなどと言っていたが全く手付かず。

県庁内では非正規雇用の割合が5割。県庁職員も呆れているようだ。

 

それら以外にも、公約で掲げていたものに手をつけている気配すらない。

 

本当に沖縄県民のことを考えているのか甚だ疑問である。

前回のこのブログにも書いたが、革新系の政治家は様々な問題を国民や市民のために行なっているのではなく、政治利用している側面があるが、玉城知事もその延長で知事職を行なっているのであれば、即退陣いただきたいものである。

 

一部の県民から辺野古以外の知事職を怠っていることに不満がで初めている中、フジロックフェスに出演するとのこと。

フジロックも近年は反政府的な政治要素が強いので、玉城知事も辺野古反対を訴えるために出演するのだろうが、正直、そんなものにチャラチャラ出演するのであれば、雇用問題の会議でも行なってもらいたいと思っている県民は多いだろう。

老後の資金問題がクローズアップされる中、低所得が長年続く沖縄など20年後どうなっているのか、県民所得を上げるような取り組みを行なってもらいたものである。

 

今、沖縄が観光業で景気が良いが、東京オリンピック以降、また第二滑走路ができたあとの観光に大使の対応をどうするのか?

4年でとっとと辞めて、あとのことは知らぬ存ぜぬのつもりか。

 

このブログで何度も書いているが、今観光客が年間1000万人に対応できているのは、仲井真知事時代にインフラを整備したからである。

今は知事が何もせず成り立っているが、この先、様々な問題が起こった場合、翁長前知事や玉城知事の責任は大きいだろう。

 

 

辺野古に関しても、近々、新たに政府を相手に裁判を起こす方向である。

県議会では与野党で揉めるとは思うが、最終的には数で可決されるだろう。

しかし、本当に矢継ぎ早に裁判をして良いのか?

しかも確実に負ける裁判である。

その裁判に税金を使うことも納得が行かないが、何より、基地反対派にとって裁判をすることは逆効果だろうと思う。

沖縄県民ですら、翁長知事時代からの裁判が一体なんの裁判だったのかすら理解できていない。

しかもほとんどの裁判で敗訴か門前払いである。

その中で、新たに裁判をしても、注目すらされない。

また「敗訴」が繰り替えされることで、裁判自体、ただゴネているだけにしか見えず、辺野古反対派のイメージが悪くなるだけである。

 

 

今年2月に行なった県民投票では、明確に辺野古反対の意思を示した県民が有権者の1/3であったことが露呈された。

同じ意見を言った下地幹郎氏に対して批判が多くあったが、1/3は実態である。

あれだけ連日マスコミが取り上げ、テレビ、ラジオ、ネットへも多額の金を使って宣伝し、革新系の政治団体も連日、知事選挙並の宣伝カーを走らせたにも関わらず、投票率は50%。

この県民投票を最終的に決めたのは玉城デニー知事である。

県民投票の結果を受けて、政府は「辺野古移設をさらに推し進められる」と判断しているのが実態だ。

あの県民投票を行なったことが、反対派にとって良かったのだろうか?

県民投票に関しては、翁長知事時代から計画していたが、翁長知事は実施に対してはかなり慎重であった。それは、結果が読めていたからだろう。

翁長知事はご自身の体調問題もあったのに加え、県民投票実施のタイミングを狙っていたのではないかと思う。

例えば、政府や米軍への批判が高まったりする時期を狙っていたように思う。

しかし、玉城知事は主任後即実施へと踏み切った。

この決定は軽率だったように思う。

 

県民投票以降、自民党系を中心に保守派は明確に「辺野古推進」を打ち出し初めている。

八重瀬町が「辺野古移設の推進」を決議したように、玉城デニー知事となってから、保守勢力が本音でアピールを初めている。

今まで基地反対の主張は正当性で戦ってきた。しかし正当性は本音には勝てないのが世の中の仕組みである。

 

 

 

私は保守派であり、辺野古推進派である。

しかし、今の政府自民党や防衛省の進め方にズサンな面もあり、沖縄の基地に対しての理解がない状態で推し進めている側面もあると感じている。

あまりにも政府の沖縄に対して向き合う姿勢が薄いとも感じる。

米軍基地があることで、実際に事件や事故があることも実態である。

早々に普天間基地を辺野古に移設すれば解決する問題ではあるが、実際に問題があった時の政府の対応はやはりお粗末である。

 

このような中で、本当の沖縄の実態や対中国や北朝鮮に対しての国防などに関しても、ただ反対する勢力のニュースだけが本土に伝わっている状況では、理解もされなければ、どうせ反対派がガーガー言ってるだけだろうと思われてしまうだろうし、実際にそのように受け止められている。

 

 

少なくとも当初、翁長知事は保革を超えて沖縄の実態を理解してもらおうと「オール沖縄」を掲げたのだろう。

しかし、結局は「オール沖縄」も分裂したり、一部の政治政党の主張だけがクローズアップされ、過激な基地反対派のイメージだけが本土に伝わり、さらに沖縄の実態が見えにくくなったのではないかと思う。

 

 

辺野古移設を阻止するには裁判で勝てない状況を見てわかるように、法律的には無理なのが実態である。

そのために、国民世論を味方に付けたいというのが玉城デニー知事の考えであろう。

玉城知事なりに、正当性より本音の部分を理解してもらいたいと思っているのだろう。

しかし、今の玉城デニー知事の主張や知事を支持している政党などの主張で、国民世論を動かすことは難しいだろう。

あまりにも、左派と右派の境目がはっきりしてしまったからだ。

さらに、沖縄県民からも知事をしての職務を放棄しているような状態が続けば、さらに県民の知事離れも進むだろう。

 

沖縄県内ではそれでも地元マスコミは辺野古反対派の味方であり、それが世論の中心であるかのようは報道を続けるが、結局は県民投票で示されたが数が、辺野古移設の県民の世論である。

5割の県民は辺野古より優先すべきものがあるということでもある。

 

この実態を把握して知事として働いてもらう必要がある。

 

左派、革新系の方々はそれでも玉城デニー知事を支持していると思うが、もし私が左派の立場の人間であれば、こんな無能は人を知事として支持はしないだろう。