香港の声に耳を傾けろ! | 熱党のブログ

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#香港加油

 

香港の空港でデモが続いている。

 

これが意味するもの。

それは、香港人だけでは香港の民主化が守れない状況まで追い詰められているということだ。

だから彼らは、日本語、英語など様々な国の言葉で、空港で訴えているのだ。

 

香港がイギリスから返還され20年がすぎた。

中国は一国二制度を続けるのは50年としているが、それよりも先に、事実上の香港の中国化を目指している。

数年前から、香港では正常な民主主義の選挙すら行えない状況へと追い込まれている。

中国の意向が強く反映される政治家が香港政府に入るようにしたからだ。

中国に批判的な本屋の店主が行方不明なるなどの事件があった頃だ。

 

あれから3年。

いよいよ、中国主導での香港の政治を行おうとしているのが今である。

今の香港のデモで香港政府が態度を変えず、中国政府をバックに強引に政治を推し進めた場合、香港は自由主義の土地ではなくなる。

完全に監視された社会になるだろう。

自由主義の中で教育を受けてきた彼らに対しては、中国本土以上の強い監視となるだろう。

 

そして、今香港で起こっていることは対岸の火事でもなんでもないのだ。

今後、アジア全体へと大きな影響が出てくるだろう。

その影響を少しでも早く進めるために50年をまたず、中国共産党は香港を完全な支配下に置こうとしているのだ。

 

香港を制圧した後、確実に台湾へとその矛先は向かうだろう。

すでに、その下準備に入っていて、今台湾では中国寄り左派勢力が力も持っている。

また、台湾の経済面や新聞社などのマスコミが中国の資本下に置かれつつある。

そして、中国が南シナ海に作った軍事施設を起点で、ベトナム、フィリピンなど東南アジア諸国へと影響力を強めるのは確実だ。

さらに、日本では尖閣そして沖縄へとその矛先を向けてくる。

 

もし、南シナ海周辺国や台湾が中国の支配下となった場合、日本への影響は大きい。

中東などからのエネルギーを運ぶ最短の航路が絶たれるからだ。

日本にとってエネルギーの確保が非常に厳しい状況となるだろう。

その時に中国は、今まで通り海を使わせるから、日本は中国の事実上の支配下に入れとなる可能性もあるのだ。

過去の戦争で日本が戦争へと向かったのは、米国が石油を止めたために、日本は戦うことになった。

エネルギーの確保が難しくなるということがどのような自体に陥るのかを日本人は考えべきである。

 

中国の支配下に入るのか?

戦争をするのか?

 

このような2択しかない選択を迫られる日も遠い話ではない。

 

 

今のマスコミ報道を見ていても、どこか客観視しすぎていて、全く香港や中国の実態を報道できていないように感じる。

香港が中国に落ちた場合、アジアの情勢は大きく変わっていくこととなるだろう。

また、今の香港のデモは、場合によっては、天安門以上へと発展する可能性もある。

民主主義の中で生きている彼らの命を守るためにも、日本をはじめアジアの民主主義国家はもっと声を大きくして香港を指示すべきである。

欧米など対岸の火事であろう。

フランスでテロがあっても、日本人から見ればニュース映像を見れば衝撃的であって心を痛めるが、翌日になればバラエティーを見て笑っている。

残念ながらこんなものである。

香港のデモも欧米でも報道されているだろう。しかし、欧米人から見れば感覚はそんなものであろう。

 

香港の民主主義を守ることは、アジア全体の民主主義を守ることになるのだ。

今は韓国の日本批判や北朝鮮のミサイルよりも、香港の民主主義を守ることに日本人は最大限関心をもつべきだろう。

そして、その次の台湾の蔡英文総裁を支持する立場を明確にすべきである。

 

我々、日本人はもっと香港の声を聞き、彼らを応援すべきである。