そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

そのままでいいよね☆ゆるなら風舎

くにのまほろば《奈良》大和郡山市で
『カウンセリングルーム風舎』を営んでいる女性カウンセラーの日記です。
カウンセリング・アートセラピー・心理学レッスンなどをしています。

疲れたココロ、傷ついたココロ・・  その周りにあたたかい≪風≫を、吹かせたい。


 これからの人生を、幸せに生きていくことは必ずできる。


 わたしも、あなたも、そのままでいいよね。          ~カウンセリングルーム 風舎~


心理カウンセリング 箱庭体験 セラピスト支援(コンサルティング・教育分析)

パステル和アート 曼荼羅ワーク® 



HPアドレスはこちらです↓↓
http://nara-fuusha.com

人の話を聴く際

自分の立場からだけの一方的な見方では

相手の話は聴けていませんよね。

 

ところが

ここにひとつ勘違いが起こりやすい。

 

自分の立場からだけじゃわからない。

相手の立場にたってみたらわかるでしょ!

という勘違いです。

 

たとえば

Aさんが出した料理を、Bさんが「食べられない」と言ったとき

「せっかく作ったんだから、食べて欲しい」

と、Aさんが自分視点だけで伝えたとしたら

この2人は平行線になります。

 

ここでAさんはBさんの立場になってみます。

「わたしがBさんの立場だったら・・」

そして、こう言います。

「わたしだったら言わないな。作ってくれた人に失礼だと思う。」

 

おや?

結局、Aさんは自分の意見を押しつけていますね。

 

子どもの頃、よく言われるのが

「もし自分だったらどうなの?自分が嫌なことは人にしてはいけません。」

躾としてはわかりやすくて、大切なことだと思います。

叩かれたら嫌だとか

おもちゃを取られたら嫌だとか

そういった場面では有効ですからね。

 

ただ、それを大人になって

どんな場面でも採用してしまうと不具合が起こります。

 

以前こんなことがありました。

わたしがある出来事について話したとき

「腹立つよね!わたしがあなたの立場だったらと思うと、よくわかるわ!!」

ところが、わたしは

多少困ったなと思っていたものの、腹がたってはいなかったんです。

相手の方は「あなたのことはよくわかる」

と、力強くおっしゃっていて

なんだかとんちんかんなことになってしまいました。

 

 

相手の立場にたって「わたしだったら・・」と考えることで

相手の気持ちがわかるのだと勘違いしてしまう。

 

相手はわたしではないのだから

「わたしだったら・・」では理解から遠ざかるんです。

 

自分の価値感、考え方、感じ方のまま

相手の立場にたってみても、わからない。

 

そのことを知っておくことで

誤解が少しでも減っていって

豊かな交流ができるのだと思います。

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら

幼児の頃から小学生くらいまで

祖母の御参りに、よくついていっていました。

 

祖母は優しくなかったし、愚痴を聴くだけの道中なので

「次はもう行かない」って思うのだけれど

懲りないというか、すぐ忘れてしまうので

誘われると、またついて行ってしまうということを繰り返していたのです。

 

よく行ったお寺で

四天王寺だったか成田山だったか

場所はよく覚えていないのですが

各干支の御守り本尊の像が並んでいる場所がありました。

 

祖母は、家族の御守り本尊にお参りするのですが

「里香の守り本尊は文殊菩薩やで。文殊さんに守られてるから賢いんや。」

と、毎回同じことを言ったのです。

 

文殊菩薩は知恵を司る仏さまなので

そう言ったのだと思います。

 

わたしはというと、

賢いかどうかと守り本尊が文殊菩薩ということには

因果関係はないし

だったら、キリスト教やイスラム教の人はどうなのか?

なんてことを思っていました。

 

けれども

祖母のこの説明を繰り返し聞くのは悪い気分ではなかったんです。

「わたしは賢い」

と刷り込まれていくような感じでしょうか?

 

その内容が本当だとは思っていなかったけれど

「里香は賢いんや」ということを

わたしは受けとって、自分の心の中に放り込んだんです。

 

それが本当なのかよりも

それから何を受け取ったのかということが

わたしの心に影響しているんですね。

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら

昨日、カウンセリング心理学レッスンをしていると書きましたが

テキストを作成などの準備をしていると

これまでの文献やら自分が学んだ時の資料やノートを

ひっくりかえして、つい読みふける。。

という事態が、しばしば起こります。

 

所謂、脱線というやつです(笑)

 

そんなふうに脱線していて
再認識したことがあります。

「理論は、体験によって腑に落ちる」
ということ。


既に体験的に知っている場合

理論を学ぶことで「あ、そうか」とわかり
その理論自体がすっと肌に馴染むので
その場で身について、すぐに使えるものになります。

そうではない場合

まず、理解するのに時間がかかるし
理解できても
どんな場面でどんなふうに使えばいいのかが

ピンと来なかったりするものです。

ところが

カウンセリング現場で

「あ、これだ!」と感覚でつかむという体験をすると
そこで肌に馴染んで、自由に使えるものになります。

 

腑に落ちるとはそういうこと。

 

理論と実感・実体験が結びつくとき

その理論は使えるものになるんですね。

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら

現在、個人オーダーで

カウンセリング心理学レッスンを行っています。

 

なぜ個人オーダーで、メニュー化していないのかというと

ゴール設定をしていなくて

いつ終わるかわからないからです。

 

これまでの流れは以下の通り

第1章 カウンセリングとは

第2章 コミュニケーション心理学

第3章 傾聴と技法

第4章 アダルトチルドレン

第5章 交流分析

 

まださらに、盛り込みたい内容がありますので

続いていくのですけれど

現在は交流分析のレッスン中です。

 

テキストはその都度作成していきます。

なるだけ簡潔にまとめていこうとしていますが

交流分析の章が30ページの大作になってしまいました(^-^;

 

風舎レッスンの人気メニュー

「人間関係が楽になる心理学レッスン」では

全8回のうちの4回が交流分析です。

4回では深いところまではお伝えできないものの

それでも、学ぶことによって

人との関係がぐっと楽になるものなんです。

 

カウンセリング心理学に組み込むにあたって

さらに深い内容を、、と思い、まとめてみたら

30ページに膨れ上がってしまったわけです。

 

長い内容ですが

レッスンを受けている生徒さんからも

「交流分析はわかりやすいし、すごく使える!自己理解・自己受容にも繋がる!」

と好評なので

この部分(交流分析)だけ取り出してメニュー化するのも

いいかもしれないと思い始めています。

 

どなたか、興味ある方いらっしゃいます?

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら

本日、61歳になりました。

昨年は還暦祝いで、こんな写真を撮りましたが↓

あれから1年たちました。

 

殊更大きな変化はないのですが

毎日が違う日で

その日でしか味わえないことを味わい

全てがわたしの歴史として積み重なっていくなぁ。。

なんてことを思います。

 

裏を返せば

そのときは大事件でも

自分の中に歴史として組み込まれていくとも言えます。

 

そんな中

やはり人に助けられるということが

度々起こりました。

 

物理的に助けていただくことも

心理的に助けていただくこともあり

感謝して生きようと、あらためて思うのです。

 

4月22日という日は

わたしにとって心地よく響く数字です。

 

あらためて歴史を振り返る日であり

そうすると

様々な人の顔が浮かび、感謝の気持ちが湧いてきて

とても豊かな気持ちになります。

 

その感謝を生きる姿勢で表していこうと思います。

背筋を伸ばして、胸を張って生きますので

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

[カウンセリングルーム風舎]のHPはこちら