選ばれる講師に欠かせない「土台つくり」その3 | 「選ばれる講師」~企業・研修会社に選ばれる講師/Brew(株)

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人材育成業界、研修・セミナー、自署である「研修講師が企業・研修会社から選ばれる力」に関するお話。研修業界18年。1000人以上の講師に会い、自社でも350名の登録講師がいる。好きなワードは「なんかおかしくない?はイノベーションの種」

このシリーズ4本目のお話です。

今回は、選ばれる講師に必要となる「土台」の3つ目

 

「テーマ・ソリューション・ノウハウ」です。

 

 

テーマと言うと、研修やセミナーのテーマを思い浮かべがちですが、この段階でお伝えしたい「テーマ」とはその意味ではありません。

 

ここで必要となるものは、ご自身が苦しんで身につけた実践経験、苦労して克服した経験、汗水たらして長く続けたこと

これらを、まとめたものです。

 

言い換えると、

・あなた自身しか経験していないこと

・あなただから伝えられること

・あなただから言える言葉、キーワード、メッセージ

 

こつまり

・それは、どんなテーマなんですか?

・それは、どんなソリューションになるのですか?

・それは、どんなノウハウとして整理できますか?

・それは、どんな対象者(受講生)に伝えることができるものですか?

そういった意味となります。

 

前回の「その2」でお伝えしたことと、少し近いのでは?と思う方もいらっしゃると思います。

確かに、過去のことを整理してみるという意味では近いかもしれません。

 

しかし、その2では、「ストーリー性」が大事でした。

受講生や研修の発注者さんに「共感してもらう」ためにも、必要となるものでした。

 

今回の「その3」では、自身がどの領域の講師なのか、どんな解決策を持っているのか

という「講師としての商品性」にスポットあてたものをあぶり出していくのです。

※まだこの段階では、講師のポジショニングや研修プログラムに落とし込まなくて良いです

 

整理して端的に伝えられるようになっていることが求められます。

そして、より「独自性」があると尚良いです。

 

繰り返しますが、

・あなた自身しか経験していないこと

・あなただから伝えられること

・あなただから言える言葉、キーワード、メッセージ

ここから、「講師としての商品性」につながるものを拾っていくのです。

 

これが、出来上がってくると、いよいよ

『あなたは何の講師ですか?』という問いに明確に応えられる

”ポジショニング””看板””ブランド””キャッチコピー”が出てくる様になってきます。

 

いよいよ、次回で、今までお伝えしてきた「2つの原則」+「3つの切り口」使って

ポジショニング作りをしていきましょう。

 

※過去の記事も御覧ください。

 

 

Brew株式会社

代表取締役

原 佳弘

 

 

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