最近、将来年金生活になった時の生活のことを漠然と考えます。

いや、まだまだ先の話ではあるのですが、かといって、全く考えないわけにはいかない
年代になってきました。

年金生活になった時に困らないように、貯金をする

という目標を持っている方はとても多いと思うのですが、

私は漠然と、その貯金から、年金では足りない分を取り崩していく
と考えていました。

以前話題になった、老後2000万円問題も要はそういうことです。

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金融庁の報告では、老後生活は、夫婦二人で
平均収入が20万9,198円、支出が26万3,718円で、その差額にあたる約5万円を取り崩しながら生活することになり、仮に30年続くとなれば約2,000万円の金融資産が必要になる。

しかし、あくまでこれって想像ですよね。

年金生活が始まってから30年以上生きる可能性だってあるわけですし
いつ、支出が月30万以上、いやそれ以上にかかる月が出てくるかわかりません。

そもそも、どちらかが介護施設に入ることになったら、もう一人の生活費と
合わせて月30万円弱ではとてもじゃないけれど二人で生活はできないと思います。

そもそも、限りある貯金が毎月毎月減っていく生活ってどんなものなのか。。

かなり精神的にきついと思います。

もうそういう生活が始まった時点で、
ありとあらゆるところでお金を使うことに罪悪感を感じると思います。

少しでも限りある貯金を残すために。。

大好きな旅行も行かなくなるかもしれない。

友達や家族へのプレゼントや交際費もかなり削ることになるかもしれない。
引きこもりになってしまうかも。


今、コロナの影響で一時的に家計が苦しく、貯金を使いながら生活しているご家庭があるかも
しれません。

でも、それってあくまで”一時的”ですよね。

老後はそれが一生続くかもしれない。。。

具体的に想像するとかなり怖いです。

もし貯金だけを食いつぶしていく生活となるのだったら、おそらく1億円くらいないと
不安かな、と思います。

そんなには貯められないので、やはり
年金以外にも収入を持ち、理想は貯金額はそのままで月々の収入のみで暮らしていくことを
今から考えないと。

そうしないと、たとえ月々5万でも、だんだんと減っていく貯金を見ながら
生活していくのはかなり精神的にきつい、と思うようになりました。

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ですので、ただ闇雲に貯金をするのではなく
将来の収入につながるようなものに投資していくことが大事だと。

これは、お金自体を増やす、インデックス投資などももちろん含みますが、
それ以外にも

わずかでも収入になってくれる不動産購入を検討
退職後も自分で細々と稼げるような仕事を今から準備
お金を使わなくても楽しめるマインドを形成する
出来るだけ健康でいるための日々の運動

これらは全て、老後今のようには働けなくなった時に
プラスに働くと思うのです。