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●セビリャ大聖堂
(スペイン セビリャ)
【歴史】
1528年 ゴシック様式の聖堂が完成
1898年 アメリカ=スペイン戦争後、コロンブスの墓がキューバから移される
1987年 世界遺産登録(セビリャの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館)

探訪日時:2017年12月
入場料 :9ユーロ
地図  :

歴史的意義 :★★★★
規模    :★★★★★
アクセス  :★★★★
個人的満足度:★★★

16世紀建設のゴシック様式の大聖堂。
スペイン最大の大聖堂で、世界3位の広さをほこる。
隣接するヒラルダの塔はレコンキスタ前のミナレットであり、市街を一望できる。
内部にはコロンブスの墓がある。

11時オープン、しかも12時にはホテルに戻らないと列車に間に合わない、
という状況での探訪。しかも長蛇の列で一向に進まない…。
結局11時50分に入場して10分だけ見て終わった…。
目当てのコロンブスの墓が見られただけでOKです。

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巨大な大聖堂である。
ヴァチカンのサン=ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント=ポール大聖堂に次ぐ、
世界3位の大きさである。
50分ほど並び、ようやく入場。

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残された時間はあと10分…。
コ、コロンブスの墓はどこだ…!?
焦りのあまり手ブレが。

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あった!!コロンブスの墓!!

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荘厳である…!
棺をかついでいる4人はレオン、カスティーリャ、ナバラ、アラゴンの
当時のスペインを構成していた4王国の国王たち。

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コロンブスは1506年にバリャドリードで亡くなり、
自分が「発見」したサント=ドミンゴに埋葬してほしい、との遺言により、
ドミニカ共和国のサント=ドミンゴ大聖堂に埋葬された。
その後キューバに移ったが、1898年の米西戦争でスペインが敗れ、
キューバの支配権を失うと、棺はセビリャに移され現在に至る。

コロンブスの遺骨は新大陸を転々としていたのか!
ちなみにドミニカ共和国は、
セビリャにある遺骨はコロンブスの息子のものであり、
コロンブスの遺骨はドミニカが所有している」と主張し、
1992年にサント=ドミンゴにコロンブス記念灯台を造り、遺骨を埋葬している。
うーむ、真相はわかりません。

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立派であるなあ。これは待った甲斐があった!
時間の都合、他の見どころは泣く泣くスルー。
もっと隈なく回りたかった。
コロンブス⑪ 1451~1506
ジェノヴァ生まれの航海者。地球球体説を信じ、西航してアジアへの到達を企てた。スペイン女王イサベルの後援を得て、1492年8月、3隻120人でパロスを出航し、72日の航海ののち、10月12日、現在のバハマ諸島に到着、近辺を探検して翌93年3月帰国した。到達地をインドの一部と信じ、第2回(1493~96)、第3回(1498~1500)、第4回(1502~04)と航海をしたが、金銀も胡椒も発見できず植民地経営にも失敗し、失脚して隠退した。