少女の頃、青い目金髪の外国人に目覚めてしまった

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子供の頃、ワタシは少女漫画が大好きでした。
そして自分は平凡な家に生まれたけど、将来はデザイナーになってファッションショーを開き(一条ゆかりの影響…)成功するんだとか、希望的観測に夢を膨らませる空想好きな子供だったのですよ。

あれはワタシが小5、6くらいだったか、同年代の方ならご存知の、タータンチェック旋風が起りました。
当時のティーンエージャーのハートを鷲摑みした、スコットランド出身のベイシティローラーズの大ブームです。

今思うと単なるアイドルバンドだろうけど、「サタデーナイト」は全米NO1のヒット曲ですから、今でもラジオで時々聴いたりする事があるかと。

友達のギターケースはタータンチェック柄だったし、マフラーやケープなど、タータンチェックの小物を皆持ってましたね。

そしてこれをキッカケに小学6年生のいたいけな少女だったワタシは、青い目金髪の外国人に目覚めてしまったのですよねぇ。
いつか大人になったら海外へ渡り、そこで外国人ミュージシャンに見初められて結婚する(オノヨーコの影響ね…)という大それたものに発展したのでした。笑

まぁ、青い目のミュージシャンに見初められるかどうかは兎も角、海外で暮らしたいという希望は長く持ってたけれど、結局叶わずじまいでした。

行こうと思えば何とか貧乏留学生で行けたかもしれないけれど、特に就きたい職業もないし、卒業して就職というレールから外れる勇気もなかったのです。

しかし、今思うと数年間くらい海外遊学(?)で寄り道すれば良かったわ、と思う。どうせ東大卒のエリート人生じゃあるまいし、レールを外れたところで大したことじゃなかったのに。

でも一番最良なのは、早く成りたい職業を持つことでしたね。
目指すものが決まってれば結果は違ってたかもと、これまた今も空想は尽きません。。。

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