社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

勉強のやり方の二択、勉強時間を設定するか、ページ数を設定するかの是非について。


私は社会福祉士の受験勉強時に、平日は2~3時間、休日は6時間くらいの時間を費やしていました。

 

この勉強時間を多いと見るか、少ないとみるかは、個々人の印象によってまちまちでしょう。

 

私は、勉強に費やす総時間よりも、自分に課したノルマの中でいかに濃い収穫を得られるかを重視しました。

 

どういうことかをこれから説明していきます。

 

勉強そのもののやり方として、大まかに分けると

 

1.はじめから時間設定をして行う(例:今日は2時間、3時間やる)

2.今日できる科目(勉強量)を課して行う

 

というノルマの設け方がありますよね。

1と2をミックスするようなやり方もあるでしょうが、それは応用編ということで今回は説明を省きます。

全ての資格勉強法に共通していましたが、私の場合は2のやり方を継続することが多かったです。

 

今日は、

問題集を20ページやるとか、

問120~150までやるとか、

現代社会と福祉の全ての問題を復習する

 

と言う学習法です。

 

結果としてノルマを終えた頃には2時間経っていた。

 

ということが日常でした。

 

私の場合は、試験日まで35日ほどしか用意できなかったので、問題集1冊だけで挑むという明確な勉強法がスタート時点で定められていました。

 

そこで、残された試験日から逆算して、1日で問題集の何ページ(何問)解けば間に合うか、つまり試験日前までに全部終えられるのかというのを念頭に入れながら勉強していました。

 

時間優先ではなくて、1日という限られた条件の中でどれだけ全体のページを消化出来るのかという観点に力を入れていたのはそのためです。

 

しかし、目標通りにいかないのが現実です。

 

勉強というのはメンタル面のコンディションが大きく影響してきます。

 

20ページとノルマを課しても、実際には集中力の限界で15ページくらいまでしか解けない時もありました。

特に学習初期の段階のギアがかかっていない時期がその典型です。

 

予定通りに進まないのが勉強の特徴ですし、そこからまた目標を修正すれば良いという観点に切り替えました。

翌日に残りの5ページ分を追加して解くというやり方です。

 

そうやって前日の分のノルマを達成出来なかった問題を、翌日に引き継ぐという後伸ばしのやり方を続けていると、負担が大きくなってモチベーションが下がってくるので、負荷のかかりすぎないノルマに見直していました。

 

平日の時間で進捗状況が芳しくない週は、土日祝日に充てて埋め合わせをしていました。

 

予定通りに進まないというのはデメリットのように聞こえますが、メリットになる場合もありました。

学習を始めたばかりの段階は、インプットに時間がかかっていたので、こなせる問題量も少なかったのでした。

ところが、何日もそういうやり方を続けていると、だんだん問題集をこなせるペースが上がってくるのです。

 

気がつけば予定していたノルマよりも、多めに解けていたというのもありました。

 

勉強のリズムが生まれてくるので、

「まだ出来る、もっとやりたい」というモチベーションが上がってくるので、気がつけば6時間くらい経っていたという日もありました。

良い意味での誤算です。

 

当初は、「問題集を全部解き終えること」というノルマを課していましたが、ただ解けばミッション終了ではありません。

 

しっかりと理解していることが前提なのです。

そのためには、反復学習にも力を入れていました。

 

問題集全体は試験日より数日前に解き終えていたので、後は間違えた問題、知識があいまいだった問題を時間の許す限りおさらいしたのです。

このような臨機応変の学習調整によって本番に挑みました。


次回は時間の使い方について解説します。