2019年12月6日金曜日

8050問題はフランダースの犬だ

要介護認定のときに聞かれる項目で
他人を待てるか、というのがある

聞かれたときは意味が解らなかったが
日常注意してみると、よく当てはまった


食事をするときは、一番に食べたがり
一番に食べ終わったら、人を押しのけてでも席を立ちたがる


リハビリに通っているが
最初のころは午前中だけの通所リハビリだったが

昼食をとり、入浴して午後に帰ってくる
デイサービスとデイケアをうけるようになった

通所リハビリでは、コーヒーやお菓子など出ていたようだが
デイサービスとデイケアではおやつは出ないということだったので
家に帰ってから、おやつをあげる習慣ができた

親父は帰宅すると
のろのろとした足取りで食卓テーブルへ行く

私がスーパーから帰ると、親父が帰宅する時間と重なった
BBAはレトルトのぜんざいを食べるつもりで
鍋を出しており、私にしておけと言った

鍋は空で、湯が張ってなかった
湯をわかすところから始めた

餅も焼くつもりだったらしく
私が正月用に買っておいた1kgの真空パック餅を出していたので
ふうをきり

トースターにくっつかないホイルを敷いて
うえに餅を2つ並べて置いた









そうこうするとBBAが部屋に戻ってきたので
鍋は出ていたけど、お湯がなかったので時間がかかるよと言うと
鍋にだして温めるつもりだったという
2つもレトルトを開けて、鍋であたためるのは手間だから
レトルトのままあたためられる仕様なのに
電子レンジであたためるならまだしも、意味が解らなかった

そして、餅も焼いておいてくれればよかったのにと言ったが
全部人にさせるつもりなんだろうが
してやっても、焼き具合に文句をいうので、自分でさせるのだ

ホイルを敷いてやって、餅を並べる手間までしてやっても
感謝ではなく、文句しか言わないのだった

私も、帰宅したばかりで、気が回らないのはあったが
親父がせっかくソファーに座ろうとしているのに
出来てないぜんざいを食べさせるために、BBAは食卓テーブルに行くように言った

そして、テーブルの上に、親父がこぼすから敷く新聞紙もひかず
のどがつまるから、水が必要なのに水も出さず
自分の用事をしに、部屋を離れた

なにもかもいい加減でほったらかしで、他人任せで文句ばかり言う

最初に沸かした湯が少なかったので
電気ケトルでもお湯を沸かして、足そうとして
キッチンに立っていると

食卓のほうで、親父がビニール袋をがさがさ言わせていた
見えなかったので、確認に行くと
生の餅の袋をハサミで開けていた

ぜんざいを作っていると伝えておいたけど
生の餅を勝手に封をきってしまうのだ

だから親父の手の届くところには置いておけない
でも、私も帰宅するなり
ぜんざいの準備を強いられて
餅もそこに出されていたから
2こだけ取り出してそのままにしておいたのだった

BBAをよぶと
BBAはひとりで部屋に置いてもおけないのね!!と怒鳴っていたが

ひとりで置いておけないから、要介護4なんだ
BBAはそれが理解できない

性格もあるけど、年取ってさらにばかになっているんだ

ただ、ぜんざいを食ってやろうという欲望は働くが
たいしたことではないが
段取りをたてて、だいたいの時間を考えて
親父の世話をしてやるということができない

それに、ほっておくのに
安全を確認もしない

もともとの能力差はあるとはいえ
年をとるというのは、こんなにも能力が衰えるものなのかと思う
気をきかすだなんてとんでもない!

自分の欲望だけ、生きているだけでやっと
個人差、能力差があるとはいえ
独居老人なんて不可能だと思う

不審な高齢者をスーパーで見かけることがあるが
風呂入ってないとか
総菜コーナーを物色しているが様子がおかしいとかも見かける




お湯を入れるだけのフリーズドライしるこもある
年寄りには湯せんより楽かも




部屋のエアコンが壊れて風が出なくなった
ハロゲンヒーターとホカホカカーペットで室内を20度くらいまであげている状態
ぜんぜん暖まらないが、引っ越す前に使用していたガスヒーターを使おうとしたら
口金の仕様が違い、プロパンガス屋に言っても、部品を取り寄せ待ち

家電やに頼めばすぐだろうが
BBAが長期保証もない、建築やの親父に注文してしまったから
いつつくのかも不明

壊れたばかりのときはしんどくて
BBAのところのエアコンは壊れてないけど
フリースのひざ掛けに犬をくるんで、それで暖まった

毎年寒くなると、どうやって生きてきたのかなと思うし
暑くなると、去年はどうしていただろうかと思う


エアコンが壊れるのは
温泉の蒸気のせいで
家電が壊れやすく、寿命が短くなる

銅が硫黄にやられるし
ありえんほど寿命が短い

だから、エアコンが壊れて使えなくなるのは
日常茶飯事ではある

温泉地のホテルでは
こわれることを前提にして、予備のエアコンを置いておいて
業者がつけに行くところもある

ふつうは、治らないから
ルームチェンジだが、チェンジする部屋がなければ
壊れたままになる

文句を言っても、クーラーは治らない

ヒーターなら、石油ヒーターを貸してもらえることがほとんどだが
クーラーは代替がない


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