新嘗祭の話には早すぎですので

暦では秋ですよって、少し前にもこんな語り出ししてましたね。暑さ寒さも彼岸までと申しますが

 

秋の彼岸にはまだしばらくあることですし(暑い)、新嘗祭…今年は御即位年ですから皇居は大嘗祭になりますが

 

この話題早すぎるよスレッガーさん(ガノタ)

 

ですので

 

神饌の話でいきましょう

神様に初穂を捧げて感謝をあらわす新嘗祭うんぬん以前の、神饌、神様へのお供え、捧げものの話を少ししてみましょうかと。

 

 

日本はお米ですが、世界各地の品々で

日本の神道ですから初穂、稲の初ものですが、神仏への感謝の表し方として初ものを捧げるが善しとされるのは
 (「良」の字でもよいのですが、あえて「善」の字としておきます) 
 
何も神道に限ったことではなく、およそ世界中の古代から続く信仰の名残りを残す民族信仰は初ものが「善し」とされ
 

有名なところで旧約聖書の

キリスト教はるか以前のユダヤ教、旧約聖書にあるカインとアベルの話では、
 

農夫を生業とした兄カインは、穀物や野菜、果物を、羊飼いを生業とした弟アベルは、自分の羊の初子のうち最も出来のよいものを、それぞれ神様にお捧げすると

 

神(ヤハウェ)は、アベルとその捧げものを喜ばれ、カインのそれ(肉じゃないのが問題ではなく、想いの乗らないありあわせが…)を喜ばれなかった……これを嫉んだ兄が弟を撲殺した因果の話はこの項では略しますが

 

Wikipedia

 

その後の時代の、アブラハムが神の試しを受け、不妊であった妻サラに念願かなって出来た子イサクを、犠牲に捧げ屠ろうとした刹那、神がアブラハムの信仰を認め、それを止めてアブラハムと子孫を祝福したエピソードもまた、初子、初もの、それもより良いもの、大切なものを捧げることを「善し」とされることが表現されていますが

 

余談。あの論に異議あり!!

ひと言申し添えておきますと、旧約聖書のこれらのエピソードがあるから、それが日本に渡来した十支族が影響を与えて、羊の初子やらやっと授かった長男(未遂)がお米に置き換わってうんぬんだから日ユ同祖論かんぬん…

 

…なんてのは浅いわ。

 

十二支族中、レビなどの十支族の多くが古代日本に渡来しているのは間違いないことですが、

 

が、です。

 

それが現今多くのスピラーや古代史ヲタクの人々が真に受けておられるような、ユダヤ主導の日ユ同祖論のそれにはならない 

 

という前提で語る私、元神職の今は癒し屋でございます。

 

話が逸れたまますが、ともかく日本人もユダヤ人も何人も、霊止(ひと)を太祖まで遡れば、ひとつに収斂するの意味では日ユ同祖は正しいといえましょうが

 

覇道一神教(そう、後世に出来て現在に至る一神教のすべては必ず覇道に通じることは歴史が証明している)の選民思想に都合の良い現今のそれは、数多の史実の中に一滴の猛毒を落としてあるが如き手法で (それは同化ユダ○の戦略、生き延びてきた知枝…) 

 

この辺りが、だかだか2、3千年を神代からの歴史のように扱った古事記・日本書紀を官選の史書として現在に至る現代日本人の歴史認識では、国としてのイスラエルの歴史はともかく、5000年以上の認識をもつユダヤ教(と標榜していないものを含む数多の)ベースで生きる人々の「信」の前では甚だ脆弱。

 

神武天皇の父がいきなり神様になってしまうようなお伽話でなく、その古事記以前の、「或る書に曰く」と記されるような

 

その父神から神武までの長い歴史、そのまた以前の宏遠なる(もはや歴史とは言い難い、超高度な物理学と収斂されて扱われるべき創造の起点に近づく)神代に繋がる伝承や史書を頭ごなしに偽書レッテルの赤化された今の日本人の有り様は

 

あたかもツバメと一緒に何百万年も石化していた Dr.STONEのキャラ達が固まってた間の空白の世界みたいなものじゃあないか? 

 

原作は未読ですけど、Dr.STONE

面白いですねぇ(追っかけで観はじめた)

 

とか何とか、お約束マンガねた無理やりぶっ込んだところで、神代の話は過去記事ほってくださいませ。

 

概要だけでも整理して知りたいと思われる方は、特別コースでお伝えすることもある当方ですが…(注: 当方の判断でお断りする場合もあります。)

 
本題に戻りまして
 

初穂が「善し」の基本的なところ

神道界隈では、表の神道でも、裏でも言われるようなこと、

特に後半は裏、古神道(ガチの流れ)で言われる基本的なことを先に述べておきますと…

 

初もの、つまり旬のものは、穀物でも魚介類でも野菜、果実、何でも、その季節のものが最も生命素に満ちていて

 

それらを神前に感謝を表すものとして捧げ、御光(みいつ)を給わり

  (ここは、祀られる神の力の若返りを願うという説をとる向きもあるが、当方は前者、御光・神光(神氣)を給わる説を採る。だいたい後者では神が介護を要する寝たきり老人のようではないか? もっとも外来の禍津神が生贄を好んだという怖い問題も絡んでくるが、これは別の機会に…)  

 

その御光を給わった品々を皆で楽しく仲良く(←大事)食する宴を神道では直会(なおらい)といい

 

儀式と併せて、神様と集う人々の繋がりをより濃いものとし、集う人々は浄化され霊心肉ともに蘇る…

(ただしそれは正神の降臨を仰げていて成り立つことで、現今どこでもこうはならない残念さだが、本稿はあくまで本義はこうという話に留める)

 

ここまでは基本的な話で。今宵はもう一歩、いや半歩くらい(値切った)は先のことを述べてみますと

 

動機が結果を支配する

旬のもの、新鮮なものが人にとって霊的にも肉体的にも良くてうんぬんだけでなく

 

このブログで折々繰り返し、特別コースのお客様にも(必要に応じて)よくお伝えしていることに

 

物事の、行為の「動機」の大事さ、「動機が結果を支配する」ということにも通じることで

 

「優先度」の選択

「優先度」の選択の大事さでもあるわけです。

 

初穂(出来のよいお米に決まっています)をお供えする、よい子羊を捧げる、より質のよいものを、と

 

神様という目に見えない(から四六時中見られてるかは普通は謎である)お方への感謝の想いの表わし方として、それを最優先にしているということは、


神を見る者を神は見る

その人は真に神様を見ている、想っている者であることが、やむにやまれない想いから体現されているもので

 

その程度には、やむにやまれない、そうせずにはいられない、想念(力)でないことには、高次元から私たち人類のために計らってくださるような存在に、その想念波なり意識波動なりは、響かないもの。

 

旧約聖書風でいえば、神様が喜ばなかったとか、息子そのままお供えになっちゃった(気の毒)とかになるわけです。

 

霊止は神様の分け御魂・分霊ということ

過去記事の繰り返しになりますが、

 

大根本神…創造主はその強力な想念をもって宇宙天地を開闢した…エネルギー状態から物質化したのは

 

創造主のやむにやまれない想いが姿をもって凝り固まったのが万象であり、私たちだと…

 

そして、私たち霊止(人)は、その神様の分け御魂、分霊であると神道では伝えられ、ユダヤ・キリスト教だともっと被造物っぽくはありますが、神の似姿であると…

 

するならば

 

霊止の人生のあらゆることも、また然り

であるわけです。

 

自ずと、何が最優先で、次は何、そのまた次は…と

 

その優先度の立て分け方が見えてきませんか?

 

「ついで参り」の例え (ないわ〜)

神道系で使われる言葉で霊主体従なり霊主心従体属なり、これがテグジュペリなら「本当に大切なものは目に見えない」と言うところでしょうか、

 

色々いわれますが、少し例えを…

 

神様にお参りするなら、あまつさえ何かしら願いたいなら尚の事「ついで参り」はないわ〜となりますね? 買い物ついで、デートのついで、パチ屋のついで、たまたま神社があったからみたいな…

 

ついでと言うなら自分の都合が神様にお参りしたついででなくては優先度が逆、霊的順序の形の表し方が逆です。

 

正確には、もうこの例では神がついでにした後ですから表し方ではなく、意識・想念の順逆が行動された後の現れ方、結果の世界。

 

神様もその参拝者はついでに扱われる、となりますよ。

 

え?「それでも神か!」って? 

 

何をおっしゃる。それでこそ「神」ですよ。そうでなくては「神」と称えられるに相応(ふさわ)しい存在とはいえないほど。

 

だって、最優先に神様を想ってご協賛やご奉仕までしてゆかれる人と、パチ屋のついでにたまたま通りかかったから手を合わせてみた人を同等に扱うほうが、むしろ前者にとって大変むごたらしい神ではありませんか?

 

最も簡単に喩えれば、そんなものですよ、と…

 

もう一つ例えて(ダメ押し)

神様にお参りするでなくても同じことで、何事でもあてはまりまして

 

車を買いたいと想っていても、実際に免許取りにも行かないとしたら、さして車欲しい、運転したいとは想っていないわけで

 

あ、車の前に今の支払いで精一杯というようなのは、まだ途中の道程で先々は乗れるかもしれないわけですし

 

極端な話ですが、五体不十分で車の運転がかなわないとか、何かしら個人の力では如何ともできない強制力がはたらく程の何かで実現できないものは

 

それは「宿命」といいます。運命には非ず。

 

宿命の範疇でどうふるまって生きるかを自ら選択することを自ら命を運ぶ「運命」といい、これらの奥、元に「天命」がある… 

 

魂の学びに必要不可欠な条件を、受肉後には変更不可能な性別や両親、兄弟、あらゆる環境として設定してくる…

 

取り違いのないように

優先度が高いものに神様が微笑むではありませんよ。それでは逆。

 

あなたの中で優先度の高いものが、そのままあなたの世界になり、それは今もすでに現れている

 

ということを一応は認めてしまうならば

 

あなたは創造主の分け御魂なのだから

やむにやまれない「想い」によって宇宙天地を開いた大根本神、創造主であり

 

あなたはその分け御魂、分霊なのだから

 

どうすれば(どうあれば)望みがかなうのかは決まっていますね? 

 

親神様と同じことをするとかなうわけです。天地創造規模の話ではなくて、創造の流れ・霊的順序(過去記事参照で)に沿った上で

 

想いが凝集するほど現象化してゆく。

 

 

それは当然、必要な行動がやむにやまれず伴うものですし、

 

それに関わる行為の選択肢となるものの優先度が低い、後回しなんてことはあり得ないこと。

 

「言うは易し」で申しておりますよ。^ ^;

 

ですが、意念の凝集で元初の創造のご作業を終えた神様が「善し」と見られたように、その分け御魂が創る人生を「善し」と見るのもまた然り。

 

 

お付き合い頂きましてありがとうございます。


言いっぱなしな感じかもですので、次回の記事に少し続きます。 はありますが、この項はここまでにすることにしました。(8/27追記)

 

次は手短めに ^ ^;

 

 

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