東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

accept のはなし

2020-07-06 09:50:33 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中3の英語教科書に、
Jimmy asked her to marry him, and she accepted
(ジミーは彼女にプロポーズして、彼女はOKしました)
という文があります。

この accept英語語義語源辞典 で引いてみると、その 類義語receive との違いについて、
accept
 喜んで、あるいは積極的に受け取る意

receive
 提供されたものを受動的に受け取る意で、受け取り手の気持に関しては無色の言葉
と説明し、例文として、
 He received the invitation, but did not accept it.
 (彼は招待状は受け取ったが応じなかった)
を挙げています。

さらに、これらの語についての 日英比較 もあって、そこには、
● 日本語の「受け取る」は acceptreceive の両方の意味で用いられることに注意
Did he receive the gift?
Did he accept the gift?
はいずれも「彼は贈り物を受け取りましたか」と訳されるが、①と②では「受け取る」の意味が違い、文意全体がかなり違ったものになる
と記しています。

ちなみに、 他動詞accept には、「<不本意な事態など>を甘受する、容認する;...にやむなく従う」という意味ありますが、 自動詞accept は、「(申し出などを)(快く)受ける、承諾する」という意味なので、教科書の文の場合は、彼女(=Susan Adams)は喜んで Jimmy の申し出を承諾したということです。


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。

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