こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、図形問題です。
問題は、
「下図のように、正方形ABCDの辺ADと辺CD上にそれぞれ点Pと点Qがあり、直線BPは∠ABQの二等分線である。
▲問題図
また頂点Bを通り直線BPと垂直に交わる直線と、直線CDとの交点をRとする。
BQ=5、CQ=2 のとき、△ABPと△BQRの面積比を求めよ。」
です。
まず図1のように、△ABPと△CBRに注目しましょう。
▲図1.△ABPと△CBRに注目します
ここで、四角形ABCDは正方形なので、
AB=CB
∠BAP=∠BCR
で、さらに、
∠ABP=∠ABC-∠CBP
=90°-∠CBP
=∠PBR-∠CBP
=∠CBR
です。
したがって、△ABP≡△CBRになり、
∠ABP=∠CBR
が成り立ちます。
このとき、∠ABP=●とすると、
∠ABP=∠PBQ=∠CBR=●
です。
一方、AB//DCで、平行線の錯角は等しいので、図2のように、
∠ABQ=∠BQR=2●
で、さらに、
∠QBR=∠PBR-∠PBQ
=90°-●
です。
▲図2.∠BQR=2●、∠QRB=90°-●です
ここで、△QBRの内角を考えると、
∠QRB=180°-∠BQR-∠QBR
=180°-2●-(90°-●)
=90°-●
になり、∠QBR=∠QRBです。
したがって、△QBRは二等辺三角形になり、図3のように、QB=QR=5、CR=3になります。
▲図3.CR=3です
最後に、
(△ABPの面積):(△BQRの面積)=(△BCRの面積):(△BQRの面積)
=CR:QR
=3:5
で、これが答えです。
簡単な問題です。
今回は、図形問題です。
問題は、
「下図のように、正方形ABCDの辺ADと辺CD上にそれぞれ点Pと点Qがあり、直線BPは∠ABQの二等分線である。
▲問題図
また頂点Bを通り直線BPと垂直に交わる直線と、直線CDとの交点をRとする。
BQ=5、CQ=2 のとき、△ABPと△BQRの面積比を求めよ。」
です。
まず図1のように、△ABPと△CBRに注目しましょう。
▲図1.△ABPと△CBRに注目します
ここで、四角形ABCDは正方形なので、
AB=CB
∠BAP=∠BCR
で、さらに、
∠ABP=∠ABC-∠CBP
=90°-∠CBP
=∠PBR-∠CBP
=∠CBR
です。
したがって、△ABP≡△CBRになり、
∠ABP=∠CBR
が成り立ちます。
このとき、∠ABP=●とすると、
∠ABP=∠PBQ=∠CBR=●
です。
一方、AB//DCで、平行線の錯角は等しいので、図2のように、
∠ABQ=∠BQR=2●
で、さらに、
∠QBR=∠PBR-∠PBQ
=90°-●
です。
▲図2.∠BQR=2●、∠QRB=90°-●です
ここで、△QBRの内角を考えると、
∠QRB=180°-∠BQR-∠QBR
=180°-2●-(90°-●)
=90°-●
になり、∠QBR=∠QRBです。
したがって、△QBRは二等辺三角形になり、図3のように、QB=QR=5、CR=3になります。
▲図3.CR=3です
最後に、
(△ABPの面積):(△BQRの面積)=(△BCRの面積):(△BQRの面積)
=CR:QR
=3:5
で、これが答えです。
簡単な問題です。