東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

序数 のはなし

2020-11-27 09:42:54 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中2の教科書に、「序数」の Word Bank があって、そこに、
first,second,・・・,thirteenth,twentieth,thirtieth
(1番目、2番目、・・・、13番目、20番目、30番目)
を記しています。

この 序数オックスフォード実例現代英語用法辞典 で調べてみると、「序数と普通の数字:本、章;王と女王」という項のなかに、
● 名詞の後で 序数(first、second、・・・)の代わりに 基数(one、two、・・・)を用いる語法は タイトル によく用いられる
とあり、その用例として、
the fourth book - Book four 
 (第4巻)
the third act - Act Three 
 (第3幕)
Mozart’s thirty-ninth symphony - Symphony No.39,by Mozart
 (モーツァルトの交響曲第39番)
the third day of the course - Timetable for Day Three
 (旅程の第3日目)
を挙げています。

ただし、王と女王の名前 には 序数 を用いて、例えば、
Henry VIII : Henry the Eighth(× Henry Eight)
 (ヘンリー8世)
Louis XIV : Louis the Fourteenth
 (ルイ14世)
Elizabeth II : Elizabeth the Second
 (エリザベス2世)
とするそうです。

ちなみに、one、two、three序数語源 について、 ウィズダム英和辞典 に、
one、two、three序数 は、古い英語ではそれぞれ fyrst、other、thrid で、two序数 はなく other で代用されていたが、あいまいさを避けるために古フランス語の second を用いるようになった。thrid は音位転化によって third に変化した
と説明しています。


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。

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