東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

die のはなし

2019-12-11 11:07:42 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中3の英語教科書に、
At least 130,000 people died by the end of the year.
(少なくとも13万人がその年の終わりまでに亡くなった)
という文があります。

この dieウィズダム英和辞典 で引いてみると、その 類義語 について、

die
 「死ぬ」ことを意味する最も一般的な語だが、日本語の「死ぬ」ほど語調は強くなく、「亡くなる」に相当することもある

be dead
死んでいる」状態を表し、直接的で衝撃的な響きがあり、時に愛着・敬意を感じさせない言い方

be killed
  普通、不慮の事故や戦争などで意に反して死ぬ場合に使われ、 die に比べて被害性を含意する

decease
  法律用語や経歴説明として用いるが、やや古風な表現として響くことがある。形容詞 の deceased にはそのような響きはない

pass away 〔on〕
  婉曲表現

depart
  堅い文で好まれる婉曲表現で「逝く、旅立つ、逝去する

perish
  堅い表現・文語で、「非業の死を遂げる、惨死する

expire
  文語の婉曲表現で「息を引き取る

kick the bucket
 「くたばる」などに相当し、くだけたりおどけたりした表現で好まれる

と解説しています。

ちなみに、愛読書の一つの 「ミッドナイト・エクスプレス」(沢木耕太郎著)で知ったのですが、 die は、 サイコロdice単数形 でもあって、ルビコン河での ジュリアス・シーザー の有名な台詞に

  The die is cast.
 (さいは投げられた)

とあります。(「死ぬ」の die と語源は異なります。また、現在では、 dice を単数形・複数形の両方に用います)


▲ミッドナイト・エクスプレス



頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。

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