「雪月花」とは四季の自然美の代表的なものとして、
冬の雪、秋の月、春の花を指す言葉ですが、
中国の白居易の詩「寄殷協律」にある
「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君をおもう)」
に由来するそうです・・・。
ノーベル文学賞を授与された川端康成の
受賞記念講演演説『美しい日本の私―その序説』
で引用されている言葉でもあります。
”雪の美しいのを見るにつけ、月の美しいのを見るにつけ、つまり四季折々の美に、自分が触れ目覚める時、美にめぐりあふ幸ひを得た時には、親しい友が切に思はれ、このよろこびを共にしたいと願ふ、つまり美の感動が人なつかしい思ひやりを強く誘ひ出すのです・・・”
川端康成
今日は桜に雪が降り積もる寒い一日でした。
わたしは一日中家にいましたけれど、時折窓を開けては冷たく澄んだ空気を吸い込んでボーっと降りしきる雪を眺めていました。なんだか心の中まできれいになっていくような気がしたものです。
そして、桜と雪というこの幻想的な景色を眺めながら、結弦くんのことを考えていました。
結弦くんのスケートの美しさは、桜や雪や月を眺める時に感じる美しさと変わりませんね・・・。
つまり、人が造った感じが全くしない・・・。
桜や雪や月のように、そこにただあるだけ、存在しているだけで、窓から差し込む月の光のように、見る人の心の中に染み入るような美しさなのです。
だから、言葉にできない。この美しさを説明することはできない。もうただただ、圧倒されて、それは自然の美しさに対する畏怖のような絶対的なもの。
だから、昔の人が自然の美しさに触れ、それを懐かしい友と分かち合いたいと思ったように、私たちファンも、結弦くんという美に触れて、その喜びをファンの皆さんで分かち合いたいと思うのでしょうね・・・。
はぁ~。結弦くんのスケート、今度はいつ見られるのかな。本当に一日もはやく、新型コロナウィルスが収束してくれることを願うばかりです。
去年のMOIのフィナーレ、雪と結弦くんが幻想的でした・・・。
【メダリスト・オン・アイス】
— スポーツ報知 五輪取材班 (@hochi_sports) December 24, 2019
#羽生結弦
(撮影・矢口亨/photo by Toru Yaguch)#figureskate #フィギュアスケート pic.twitter.com/y2hABOEIkL
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