「親の七光り」

 

あまり良い意味で使われる事はありませんが、

 

まさに新市長の「江原さん」は、「親の七光り」だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

江原新市長の親御さんは、長い間(旧日置町の)町長を勤めておられた方で、善政でとても有名でした。

 

私が言っている、自民党体質とはかけ離れた存在でした。

 

 

政治家臭がなくて、

 

いつも住民目線の方だったようです。

 

 

平成の大合併で新長門市誕生後は、決められた年数ほど副市長を勤めた後、引退されたようですが、

 

その評判は、近隣に鳴り響いていました。

 

 

目立つ箱物を建てることもなく、旧日置町は黒字財政を貫いていました。

 

が、

 

やるべき施策はちゃんとやっており、

 

 

若者定住用の住宅建設と手厚い助成は有名でしたね。

 

 

その住宅は、亀山団地として現代も利用されています。

 

 

一戸建てが10軒くらいと、マンション風な集合住宅が数十家族分くらいありますね。

 

当時は、近隣の市町村からわざわざ引越ししてきた若者もいたように聞いています。

 

 

そんな風に有名だった前町長の息子さんが、新人で当選した江原長門市長なんですね。

 

 

 

                 ・

 

 

 

「あの江原町長の息子さんが立候補したのか!」

 

 

「もしかしたら・・・!」

 

 

と、

 

多くの市民が期待をかけたのも頷けますね。

 

 

実は、私も同様に感じました。

 

が、

 

さすがに現職の強さを知っていたので、

 

「どうせ、現職もあと一期で終わりなので、その次に期待するくらいの気持ちであれば・・・。」

 

と、

 

本人に伝えた事を覚えています。

 

 

本人の反応は、

 

「いろいろと個別訪問をしているが、とても感触が良いので・・・」

 

といったものでしたが・・・。

 

 

           ・

 

 

現職の驕り

 

 

と、

 

 

新人のどぶ板

 

 

とが、

 

上手にからみあって、

 

 

世にも稀な結果を生み出したのかもしれませんね。

 

 

それにしても、対照的な二人でした。

 

 

こんなケースはとても珍しいのでしょうが、

 

地元では対抗馬がいなくて、

 

私は半分あきらめていたのを、

 

いまでは恥じています。

 

 

長門市は人物を得た、ような感じがしますね。