当方に立ち寄られた時は、「ある有力者の紹介で・・」
と、
本人がひとりでの突然の来訪でした。
市長選を控えた半年くらい前の事だったように記憶しています。
(新市長のどぶ板選挙の実際です。)
一時間ほど、じっくりとお話しを聞かせていただきました。
印象的だったのは、
あるこちらからの質問に対する返答です。
質問
・都銀の支店長を長くされているので、かなり鍛えられているかと思います。
・仕事柄、金融関連の方々との接触が多いので、そのように推察します。
・目標項目が、毎月、20も30もあり、たいへんだったのでは?
返答
・そういった面ももちろんありますが、
・支店内が一体となって目標に取り組むので、 むしろ前倒しで達成することの方が多かったように思います。
・一体となると、勝手に数字があがるような一面があって、いつも、前倒し前倒しで、できていたように思います。
思いがけない返答に、一瞬こちら側がたじろいだように記憶しています。
こちらとしては、
数多くの金融関連の方々と接触しており、その目標達成の厳しさをよく理解していたつもりだったので、
まさか、このような返答が即答でくるとは、考えてもいませんでしたね。
予測していたのは、
・いやあ、たいへんでした
・でも、そのお陰で鍛えられ、こんにちがあります
とか、
・そのお陰もあり、数字には強いので、市政に生かせると思います
とかの返答だったので、
本当にびっくりしましたね。
いろいろな方々と面談するケースが、仕事柄多くあったわけですが、
こんな返答には、初めて出会ったように思います。
びっくりして当然かもしれませんね。
そして、次には、
もしかしたら、
この方は、
組織をまとめる事には長けている方かもしれない
と、
思うに至りましたね。
親御さんが常にこころがけていた、
「市民目線・住民目線」
が、
この人ならばできているのかもしれない、
と、
思いましたね。