経営者を長らくやっていると、行政とのやりとりが多くなるのは仕方が無いことなのかも知れません。
ハローワーク、税務署、監督署、市役所、社会福祉関係、商工会議所、税関、警察、消防署、保健所、学校関係・・・
国家公務員、地方公務員・・、
いわゆる特殊法人に類する、各省庁の外郭団体の方々・・
これまでに直接会った方々を集計すると、百人以上にはなるものと思います。
「終活」で、名刺を処分してしまったので、おぼろげな数字ですが・・。
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「怨憎会苦(おんぞうえく)」といって、
会いたくない人とも会わないといけない「苦行」を、お釈迦様は説いておられますが、
「嫌な事はしたくない」方は、中小企業の経営者にはならない事ですね。
大企業の経営者であれば、部下に押し付ける事も可能となるのかも知れませんが、
中小企業では、そんなわけには行きません。
すべてを自分がやる、といった心構えで仕事に臨む必要があります。
特に、監督署や税務署とは会いたくない方が多いと推測できます。
が、
逃げるわけにはいきませんので、
これから経営者を目指す方は、そこを知っておく事が肝要です。
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出会った公務員、百人以上の方々を思い出しながら、その共通点を探すと、
・ある一定のレベル(人格・仕事振り)には到達している
・従事している職により、統一された雰囲気を持っている
・真面目に職務をこなしているように思える
・責任を問われる事に弱い
このようなところに落ち着きます。
その背景には、
・入所試験によりふるいに掛けられていること、
・安定した職であること、
・減点主義であること、
このあたりにその要因がありそうですね。
親方日の丸の長所と弱点が見え隠れしているように思えます。