役員(リーダー)になれば、それ以前と判断が変わる、のは当たり前。
立ち位置が変わるので、見える景色が違ってくる。
(トップとしては、)
リーダーではなくても、
リーダーと同じ景色が見えている。
そして、
一従業員としての考え方をしながらも、
リーダーとしての思考もできる、
組織としての責任を感じることができる人を、
リーダーとして選びたい、
ということです。
現在置かれている自分自身の立場で考えるのみでなく、
もう一段階、二段階うえの立場に立って考えることもできる人、
このような人をリーダーにしたいと思うわけです。
なぜ、そのように思うかというと、
そのような人には、
可能性を感じるからです。
半歩先、一歩先が分かる人だから、
その人がリーダーになっても、
さらに、もう一段階、もう二段階、うえの立場になっても、
また、半歩先、一歩先がわかるのではないか?と、
期待ができるからです。
・
現在の自分の立場で考えるのは当たり前です。
誰でもそのように考えます。
だからそのような人は普通の人です。
リーダーは、その普通の人をリードできる人でないといけません。
普通の人よりも、半歩先、一歩先が見える人、
半歩先、一歩先を歩いている人、
その人がリーダーとしてふさわしい人なんです。
あまり先を歩みすぎてもいけません。
普通の人がついていけないようではいけません。
グループ全体としての速度を見ながら、ほんの少しだけ先を歩くことが必要となります。
つまり、
リーダーには、
普通の人が理解できる言葉と行動で、
普通の人の半歩、一歩先を歩きながら、
こういう風にして、この道を歩くんですよ、と、
みずからの行動で示すことができる人、が、なるべきなんです。
それができる(と思える)人を、リーダーにすべきなんです。