何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

正義

2020年12月01日 06時59分31秒 | Weblog
昨日の昼食後、天気が良かったので典子さんが外に連れ出してくれた。
車椅子を外出用の電動車椅子に乗り換えようとしていたら典子さんが、臭うと言い出してまた室内用の車椅子に乗り換えてベッドにねころんだ。
典子さんにはいている紙パンツをきってもらい、時間が経っていたので硬くなったウンチを拭いてもらいパンツを新しくした。
動きづらい僕にとって外に連れて行ってもらうのはうれしい。
が・・・、紙パンツにウンチを知らぬうちに漏らして、気が付かなかったことにメチャメチャ恥ずかしさを感じる。
それだけ、病状が進んでいるのだろう。

生きたい、長生きしたい、それが僕の本音だ。
僕が今役立たずなのは分かってる。
誰かが介護してくれないと、すぐに死んでしまう存在だ。
僕一人を生かすために、沢山の人がかかわり、免除された高額医療器具が使われる。
そのせいで何人の人が犠牲になって死んでいるだろう。
僕は、生きたい、長生きしたい。
貧しい国の人達が、何人犠牲になっても、そして平和を唄う。
この矛盾した世の中で。

必死で言葉の解釈を考えている。
楽器がもてないので、作曲は難しい。
だが、頭はしっかりしてるので、詩は書ける。
作家「夢見 タロウ」の活躍の場だ。
主治医にも言われているように、突然死で何時命がなくなるか分からない。
どれだけ書けるか分からないが、書き続けます。





  正義

みんな噓 きっと噓
偽りだらけの 井戸の中で
どれも噓 噓ばかり
それが総てだという 正義

絵に描いた もちを見て
涎と唾を 垂らしている
みんな噓 きっと噓
やがて見えなくなる 正義

責任ない 子供の頃
醜く見えた 大人社会
守る為にと 右に左
優柔不断がその場の 正義

答えは一つ きっと一つ
この世の中に 一つだけ
偽りだらけの 井戸の中で
それが総てだという 正義
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みなさんの支援(カンパ)お願いできたら有難いです。
可能な限り今まで通り、ブログ書き続けますので読み続けて下さい。
読んでくれてる人が居てくれるだけで僕の生きる力になります。
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高橋忠史
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