東大を目指す英語

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日常を英語の勉強の糧にする

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前回に引き続き、

英語の会議の最中に、

日本語を使う必要に

迫られた場合を考えましょう。

 

 

日本語で話し出す前に、

相手の許可を得るための表現としては、

その目的に言及しておくのがお勧めです。

 

 

 

例文1)

May we speak in Japanese? We need to confirm technical details.

(日本語で話して良いですか。

技術的な詳細を確認したいので。)

 

 

例文2)

Do you mind if we switch to Japanese? I’d like to make sure (that) all Japanese attendees follow you.

(日本語に切り替えても良いですか。

日本人の出席者全員が、

あなたの言っていることを

分かっているか確認したいのです。)

英語の会議で困ることの一つが、

「日本人同士で日本語を使いたい場合」です。

 

 

例えば・・・、

 

日本人の出席者の中で、

意見を英語で伝えられない人が居ると、

誰かが代弁する必要もあって、

どうしてもこのような状況が発生します。

 

また、

 

「これで、お客さんを説得できますか?」

「もう少し、○○にならないかなあ?」

「そりゃ、無理ですよ。」

 

・・・という感じの微妙なすり合わせを、

日本人同士でしたいこともあるでしょう。

 

 

といっても、

いきなり日本語で話し出すと、

「俺に分からないようにしているのか?」と

相手が不信感を持つかも知れません。

 

 

従って、基本的なマナーとして、

外国人の許可を得てから、

日本語を使うようにすべきです。

 

 

以下は、

その際に使える表現の一つで、

ほぼどんな状況でも使えるので、

私が好んで使っていたものです。

 

 

例文1)

Can we make some (quick) adjustments in Japanese?

(日本語ですり合わせしても

宜しいですか?)

 

 

もちろん、

日本語でのすり合わせが終わったら、

次のような言葉を言って、

英語モードに切り替えましょう。

 

Thank you for waiting.

 

あるいは、

 

Thanks for your patience.

 

他の言い回しについては、次回。

前回の記事の中で、

AI版Bingが私に返してきた

愛嬌のある(???)返答として、

以下を紹介しましたね。

 

“I’m sorry but I prefer not to continue this conversation.”

(申し訳ありませんが、

この会話は止めたいと思います。)

 

 

このブログは、

英語のブラッシュアップがテーマですので、

その観点からこの返答を

見直してみました。

 

 

望ましくは・・・、

 

ほんのちょっとだけ変えて、

次の様にすべきなのでしょう。

 

“I’m sorry but I’d prefer not to continue this conversation.”

 

つまり、

一般的な好みの話をしているのでなく、

ある特定の状況下での好みですので、

“I would prefer”/“I’d prefer”

の方がベターと思ったのです。

 

 

・・という事をAI版Bingに投げたら、

 

「どちらの表現も正しいですが、

あなたの言っている表現の方が

礼儀正しく聞こえるかもしれません。」

・・・だって!

 

 

結構、話が分かりますね!(笑)

 

 

例文1)

I prefer tea to coffee.

(私はコーヒーよりも紅茶が好き。)

 

 

例文2)

I’d prefer to go out for dinner tonight.

(今夜は外食したいな。)

 

引き続き、

“ChatGPT”と“AI版Bing”を使って、

いろいろ試しています。

 

 

両者の関係が分かりにくいのですが、

“ChatGPT”=人との対話を扱う、

“AI版Bing”=検索にChatGPTを利用

・・・とざっくり理解して良いでしょう。

 

 

今のところの感想ですが、

“AI版Bing”はなかなか愛嬌があって、

良く出来ています。

 

 

対話が何となく行き詰まったり、

微妙な感じになると・・・、

次のようなことを言ってきます。

 

”That's the most I can say about that. Click ‘New topic’ and we can keep chatting!”

(私が言えるのはそれだけ。

話題を変えておしゃべりを続けませんか?)

 

 

“I’m sorry but I prefer not to continue this conversation. I’m still learning so I appreciate your understanding and patience.”

(申し訳ありませんが、

この会話は止めませんか。

私はまだ学習過程にありまして、

ご理解とご容赦のほどをお願いします。)

 

 

なかなか愛嬌あって、いい感じです。

 

        多くの人がChatGPTを使うことで、
        「凄い!」ことも、
        「イマイチ!」のことも
        色々分かってきましたね。
        
        
        私が昨日書いた記事は、
        「凄い!」の延長線上で、
        「凄すぎて、困ることも!」って感じでした。
        
        
        ところで、
        多くの人が言っている「イマイチ!」には
        次のようモノがあります。
        
        
        
        1) (これを書いている時点では、)
        ChatGPTが利用している情報は
        2021年以前のものだけです。
        
        
        例えば・・・、
        「今の米国大統領は誰?」と聞くと、
        「2023年については分からないが、
        2021年はバイデンでした。」って感じです。(笑)
        
        
        
        2) 情報の元ネタが分からない事。
        お遊び目的であれば気になりませんが、
        真面目な用途に使うのであれば、
        ChatGPTの返事を鵜呑みにするのでなく、
        その元ネタを確認したくなります。
        
        しかし、今は、元ネタが分かりません。
        
        
        
        ーーー
        
        以上の不満点などを改善するものとして、
        マイクロソフトの検索エンジン
        ”Bing”のAI版があります。
        
        今はまだテスト中とのことで、
        申し込んでしばらく待たないと使えません。
                
        
        私が使い出して3日ほどですが、
        確かに上の不満点は大幅に良くなりました。
        
        
        ーーー
        
        さて、
        
        この”Bing”のAI版ですが、
        英語で表現すると、
        ”AI-powered Bing”です。

        
        
        この表現を、
        「日常を英語の勉強の糧にする」
        という視点から見てみます。
        
        
        ”AI-powered”に注目すると、
        「複合形容詞」と呼ばれるものです。

        (複数の語がハイフンで結び付いて
        一つの形容詞となっている。)
        
        
        この「複合形容詞」には、
        色々な形のものが有ります。
        
        名詞-名詞
        名詞-形容詞
        形容詞-名詞・・・などなど。
        
        
        特に注意が必要なのは、
        次のパターンです。
        
        要注意パターン♯1)名詞-過去分詞
        要注意パターン♯2)名詞-現在分詞

        
        
        ”AI-powered”はパターン♯1ですね。
        
        このパターンでは、
        名詞(AI)が動詞(power)の動作主です。
        
        従って、
        ”Bing powered by AI”と同じ意味なのです。
        (AIにより駆動されるBing)
        
                
        パターン♯2の例を出しますね。
        名詞(energy)が動詞(consume)の動作対象となることを確認して下さい。
              
        ”energy-consuming activity” (エネルギー消費活動)