こんにちは。
日本初 公立 不登校経験生徒 対応高校
東京都立チャレンジャースクールの元先生
中学生の不登校に悩むママのカウンセラー
やまちゃん先生 こと 山内玲子です。
今回は
学校に行かない選択をした時
その後の人生はどうなるんだろう
2019年の9月上旬に
尾木ママの「うわさの保護者会」
が放送されました。
内容がみなさんのヒントになるかな
と感じました。
少し前の番組ですが
役立つことがたくさんあります。
今回はその内容を私なりにまとめて
お伝えしますね。
学校に行かない選択をした時
その後の人生はどうなるんだろう。。
学校に行かなくなった時に
一番不安になるのは「将来のこと」ですよね。
噂の保護者会
「学校に行かない、進路はどうする?」
の回でした。
放送では
・学校にいっていない10代
・学校に行かなかった経験のある社会人
が進路について語り合う番組でした。
学校にいなかったその先の進路について
は不登校に悩むママにとって知りたいことですよね。
ゲストは
教育学者の苫野先生と尾木ママでした。
(学校に行かない選択をした現役世代の声)
集団の中が苦手。そんな自分が働けないのか?心配。
就職とかで学校に行かなかった経験が不利にならないか?
興味がある分野に関してはどのように動いていいのかわからない
などの疑問が
今学校に行かない選択をした
子どもたちから出ていました。
番組では
「学校に行かなかった経験のある社会人」
になった
それぞれのストーリーが紹介されていました。
女性の方、男性の方、主に20代、30代の方のストーリーが紹介されました。
同じ物語はありません。
それぞれの道なんだなと感じました。
6名のかたの
それぞれのストーリーになります。
< Sさん 女性>
不登校の経験がある生徒も通っている学校の先生になっていました。
今は授業中のサポートをしています。
学校に行かなかった期間
10歳から21歳。
13歳から家族との接触もたって引きこも利ました。
中学校3年間は部屋からでなかったそうです。
18歳からボランティアとして外に出るようになり
19歳国際交流ボランティアをして通訳をしたり道案内などの活動をしていました。
語学は全て独学。
テレビでサッカーワールドカップをみて興味をもち
独学で勉強するようになったそうです。
本人からの引きこもりだった時に感じていたこと
と話されていました。
これが不登校に対する最も適切な親御さんの対応だと感じます。
21歳で通信制高校に入学しその後短大にいき教員資格を取られたそうです。
何がきっかけになるのかわからないとご本人はお話されていました。
(Sさんのママのお話)
あまり自分の感情で動いてしまうと
追い詰めてしまうことがあるだろうと思った。
追い詰めてしまわない。待つしかないかな。
毎日短い手紙と共に食事をおき、守り続けたそうです。
ママさんも本当に苦しい道のりだったと思います。
番組内でコメントされていました。
向き合ってこられたのですね。
<Tさん 男性>
11歳学校に行かなくなる。
アニメにはまるのが逃げになった。
SFアニメが辛い気持ちを癒してくれた
実際のロボット展 で興味がもった。
高校は夜間定時制のもの作りができる学校へ。
大学もものづくりができる学校に行く。
大学院にも進学。現在メーカーに就職。
< Kさん 男性>
小学1年生から学校に行かなくなる。
10歳からフリースクール通う。
中学校は フリースクールが母体になった中学校に進学。高校は公立校。
日本でもトップの国立大学、大学院に進学。
メーカーに勤務。
<Yさん 男性>
12歳学校にいかなくなる。
ゲームにはなる。昼夜逆転、ゲームにはまる。
12歳から17歳までにフリースクールに通学していた。
高校卒業認定試験を取り19歳専門学校に入学。
自分でやりたいことを見つけ
自分で学校を見つけ行動した。
就職のときに不登校が不利になるかな。を思ったけれど
「自分で選択をしたきた」ことが逆に評価され採用。
社会人として活躍しています。
<Tさん 男性>
漫画家
小1から15歳まで学校に行かなかった
15歳。アニメの専門学校
予備校をへて
20歳 大学卒業
26歳 漫画家になる
32歳 本を出版した
<苫野先生の体験>
自分にとって心地のいい集団はあるので
そういう集団をみつけたりつくったり
するってことは大事かなとあるときに思いました。
< Gさん 男性>
5歳から14歳まで デモクラティックスクールに通った。学校外で学びの場を選んだ。
その後飲食店でアルバイトを始めた。
農業実習をしたり世界一周の旅に出かけた。
自分のことは自分で決める。
主体的に決めるということはできているんだなと思った。
現在は農業、カフェ経営をしている。
自転車で日本1周にでたりして
人に頼ることも大切だなと思った。
僕ほど自信がないひとに僕はあったことがない。
信頼を得て貢献ができて
自分が安心できる環境でないと僕は生きていけない。
世界一周の怖さもわかっていない。
英語も文字も全くダメで
「bとd」もわからない状態で海外へ。
自分がわからないことすらわからなかった。
ひとをた助けたり助けらたり
すれば生きていくのは
「簡単」だと思った。
困ったときは誰かに頼るものいいかなと。
最近は流れに身を任せている。
やりたいことを
やってきた人生だったと思う。
それぞれのストーリーを聞いて
不登校現役世代からのコメントがありました。
先生方もコメントされていました。
(学校に行かない選択をした現役世代の声)
・思いっきりがすごいなと思って。
・悩むことも大切だけど一歩踏み出すことも大切だなと思った。
・自分の思いを再確認してやってみようかなと思った。
といった前向きな声が聞こえました。
全く未知数の思いから、実際にそれを乗り越えた方をみることで
力が湧いてきたようですね。
(苫野先生より)
助ける、助けられるが今回の番組のキーワード。
ひとに頼るなという教育はあったけど
ひとの力の借りる力をもっと育むことも
大切かなと感じました。
(尾木ママより)
こんなふうにして成長していけるんだ
子供の成長を信じていけるということをすごく思った。
当事者の話を聞けるっていうのはすごくいいね。
先生のコメントも
不登校に悩むお子様にヒントや力になったようですね。
学校に行かない選択の先はどうなるんだろうについて
いろいろな方のストーリーや考え方が紹介されている番組でした。
(学校に行かない選択をしたお子様をもつママへ将来や進路についてのヒント)
今のこの瞬間だけ見ていると
とてもつらいと思います。
今回このストーリーを見て
焦らず待つということが大切なんだと実感しました。
それぞれのタイミング、
それぞれの環境によって
異なることも同時に思いました。
お子様の不登校に悩んでいるママへ
少しだけ良い未来を自分で妄想して過ごされてくださいね。
大丈夫です。
未来は開けます。
今回はこの辺で。
では。では。
日本初 公立 不登校経験生徒 対応高校
東京都立チャレンジャースクールの元先生
中学生の不登校に悩むママのカウンセラー
やまちゃん先生 こと 山内玲子