■千代田区都市計画マスタープラン 中間報告会 | 日記 三浦裕介

日記 三浦裕介

生活する日々を記します。

千代田区都市計画マスタープランの
中間報告会に自主参加してきました。
100人程の参加者でした。

通称は、都市マス と
略されています。

まずは、千代田区のご担当者が、
新たな千代田区マスタープラン作成に向けて
千代田区内の地域ごとのテーマや概略を
ご説明されました。

その後、
参加者からの質問や意見。
千代田区からの返答。

休憩。

事前に選ばれた公述者の方々の発表。
と続きました。


私の感想は、
新たな千代田区のマスタープラン作成に向けて
少しずつ前に進んでいる形はありましたが、

■質問された住民の方からは、
番町地域の子育て環境における場所が足りない。
その場所の充実を望む声が印象的でした。
今の時代は都会にも交流を楽しめる
四番町にあるNo.4のような、すばり
親子で過ごせる場所が幾つか存在する事
コミュニティにも繋がる場は必要不可欠ですね。

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中盤から後半の質問や公述においては、
都市計画の街づくりでは住民の考え、
意見が大きく割れていました。

■町内会長の公述では、
    番町地域発展に向けて駅のバリアフリー化や
    駅直結のビルによる混雑緩和、利便性向上を
    含めて高層ビル建設の後押しをする意見。

■複数の周辺住民からは、
    高層ビル施設建設における地区制限の
    高さを変えて建築するのでは?という
    強い懸念がありました。

   ・数千人の労働者が増える事による
       駅、道、店舗などの周辺混雑。
   ・古くからの静かな街のありかたが変わる。
   ・日照の阻害、災害に伴う避難場所確保。
   ・番町地域周辺駅のインフラ整備。

■番町周辺の企業にお勤めの
    参加されていた方々からは
     ↓
     →街のありかた、駅前ロータリー、
     →駅周辺の利便性拡充
     →店舗の少なさ。
     →在勤者と在住者とのコミュニティ。

千代田区は、地域住民との合意形成をしながら
推進していきたいというが、地域住民、勤務者の
想いや理解に距離と歪みがあるように感じました。

更には千代田区の抱える大きな課題は、
旧耐震規制によるマンションが約半数。
更には年金暮らしの高齢者が多くいるので
暮らしていて建て替えするにも出費が困難。

四ッ谷駅、麹町駅、半蔵門駅における
通勤者、住民利用者の混雑緩和。
歩行者の安全に向けての歩道の拡幅。

千代田区は、財政豊かと言われていますが、
実は違うそうです。更には地価が高いので
出来る事にも予算が。
千代田区の固定資産税は東京都に吸い上げられて
東京都の判断により23区に分配される仕組み。
区民感情としては理解が難しい仕組み。

今回の公聴会を通じる以前に
私も周辺住民の一人です。

この街の未来を見据えての然るべき
課題改善の街づくりは必要不可欠だと
改めて感じました。
 
きっと在住、在勤者含めての多面的な課題集約する
窓口があるべきで。それからの課題検討と多様性に
極力配慮した街づくりの推進があるべきだですね。
千代田区都市計画審議会委員として、
千代田区の担当者に打診してみます。