扇子と手拭い

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イヨッ、待ってました!春風亭昇太が芸協会長に就任!

2019-06-27 22:10:14 | 落語
 春風亭昇太(59)が27日、落語芸術協会の新会長に決まり、都内で会見した。会長代行だった三遊亭小遊三(72)は理事を退任し参事となった。

 6代目会長となる昇太は「会長職がどんなものかこれから分かってくる。落語界はいい時代で、私が入った時を比べると夢のような状態。ますますより多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。

 次いで「僕みたいな薄っぺら人間が(会長に)なっていいのか。実は小遊三さんに1期だけでも会長をやって欲しかったけれど、『具合が悪い』『楽をさせて欲しい』と断られた」と話した。  (以上 日刊スポーツ)

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 芸協会長に昇太が就任。誠に喜ばしいことだ。私は芸協傘下の落語塾で落語を習ったのでうれしい限り。

 昇太の落語は明るくて楽しい。彼が高座に上がると寄席が急に華やかになる。弟子には若くて活きのいいのが揃っており、将来が楽しみだ。

 これに比べ落語協会の会長は柳亭市場という人だが、落語ファン以外で名前を知っている人は少ない。可もなく不可もない噺家で極めて地味だ。

 いっそのこと、故林家三平の息子の正蔵に落協会長をバトンタッチしてはどうか。以前はタレントとして活躍したが、今は古典落語に専念している。

安倍の「おもてなし」もトランプには全く効果なし!

2019-05-28 07:34:18 | 落語
 落語には頭のネジが1本足りない与太郎が登場するが、安倍晋三クンを見ているとなぜか与太郎を思い出した。

 安倍晋三は27日、東京・元赤坂の迎賓館でトランプと会談した。トランプは貿易交渉について「8月に発表ができると思う」「われわれの目標は米国の貿易赤字を減らし、全ての障壁を取り除くことだ」と説明した。

 日本政府は農産物に関して、TPPと同水準の関税引き下げ・撤廃が限度との立場だが、トランプは「他国が合意したものであって(水準に)縛られるものではない」と、農業や自動車分野で妥協しない考えを改めて強調した。

 安倍は、8月の交渉妥結に関する質問には答えなかった。

 ゴルフに都内の店に招待して和牛ステーキのごちそう。さらには伝統を破り升席を取り払い、ソファを持ち込んだ大相撲観戦。米紙は「トランプの観光ツアー」と皮肉った。

 ここまで手厚く「おもてなし」をしたにもかかわらず、ビジネスマンのトランプはハッキリ要求するものは突き付けた。

 晋三の淡い期待は空振りに終わった。またも外交のシロウトぶりを国内外に露呈したお粗末な日本の首相だった。

「安倍はチャイナと呼ばれて握手した」と談四楼!

2019-05-03 22:20:43 | 落語
 安倍晋三は意気地のない男。内弁慶だと私が再三言ってきたが、談四楼が裏付けしてくれた。「安倍はチャイナと呼ばれて握手した」と談四楼。笑うに笑えない国辱物語、悲喜劇だ。

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 道理で安倍さんがドヤ顔のはずだ。新元号をほぼ独断専行で決め、しかもそれを露骨に政治利用するつもりだったのだ。

 まるで独裁者の振る舞いだがそれは国内のみで、海外では意気地がない。

 トランプには高い買い物を押し付けられ、カナダのトルドーにはチャイナと呼ばれても気づかず握手してしまうのだ.

安倍さんは政権の真ん中でヘラヘラ!どこがめでたい!

2019-05-03 22:19:06 | 落語
 噺家の立川談四楼‏については何度も説明したが、彼は筆が立つ。

 言葉が切れている。文章の筋がいい。それもそのはず談四楼‏は多数の著書を現した作家である。そんじょ、そこらの噺家とは別物だ。

 世相の風刺にかけては天下一品だ。

 私が彼をフェイスブックに紹介した時は、ほとんどの者が彼の存在を知らなかった。

 だが、私は談四楼のニュースセンスの良さに惚れ、ブログ「半歩前へ」やフェイスブックに投稿し続けた。

 そのうちに世間でも彼の「実力」を認め、談四楼の名が知れるようになった。

 憲法記念日には招かれて、名古屋市公会堂で学者の講演の後に、落語を一席披露したという。

 うれしい限りだ。

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談四楼がツイートした。

 元号が変わっても何かがリセットされるわけではない。

 現に安倍さんは政権の真ん中にヘラヘラと居座っているではないか。

 格差と貧困を広げ、脱原発とはまるで反対の方角を向き、専守防衛を形骸化させ、

 拉致や北方領土の問題を1ミリも動かせず、沖縄の民意を踏みにじり続けているのだ。

 どこがめでたい!

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 いいね、限りなくいいね。こういう切れのいい文章を書いてみたいよ。

桂歌丸が「松之丞、昇々、宮治、小痴楽」に託した思い!

2019-04-29 23:47:40 | 落語
 桂歌丸さんが松之丞、小痴楽ら「成金」メンバーに託した思い、と題してスポーツ報知が伝えた。読んでいて気持ちが「ほっこり」するいい記事だ。

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 去年7月に亡くなった落語家・桂歌丸さんをしのぶ「桂歌丸追悼落語会」が去年秋に横浜・吉野町市民プラザで行われた。総領弟子の桂歌春を始め、一門弟子らが出演、落語のほかトークショーで歌丸さんのエピソードを披露した。

 歌丸さんが生涯を送った真金町からほど近く、1989年のオープンから歌丸さんは、定期的に何度も独演会を行ってきた。

 楽屋を訪ねると落語芸術協会の高橋巌プロデューサーが興味深い話をしてくれた。「最初は歌丸師匠が自分で“顔付け”をしていたんです」。自ら電話をかけて出演交渉した。

電話で「歌丸ですが…」と名乗ると相手は驚き、なかなか信じてもらえない。まさか直接かかってこないだろうと「イタズラだな」と電話を切られてしまうことも度々あったという。

 晩年は、高橋さんがプロデュースするようになった。ネタ帳をパラパラめくると、歌丸さんが演じた様々な演目が並んでいた。高橋さんは言う。「何年か前に、『これからは若手を入れて行こう』とおっしゃって…」。

 ネタ帳には一昨年には講談師・神田松之丞の、昨年には春風亭昇々、桂宮治、柳亭小痴楽の名前があった。4人ともユニット「成金」で活動する二ツ目だ。

 歌丸さんの“指名”だった。「まずは講釈師を呼ぼうと…。松之丞は楽屋でずっと歌丸師匠を質問攻めにしていましたね」と高橋さん。

 昔の落語界のことや芸談などを矢継ぎ早に質問する松之丞に歌丸さんは丁寧に答えていたという。

 「成金」メンバーの中でも小痴楽は特に歌丸さんが目をかけていた。

 文京シビックホールで小痴楽の二ツ目昇進落語会に歌丸さんがゲスト出演したことがあった。出演料をどうしようか迷った小痴楽は楽屋で歌丸さんに封筒を差し出した。

 その場に立ち会っていた高橋さんは言う。「歌丸師匠は『ハイ、ありがとう』とおっしゃって受け取って…。それをそのまま『ハイ、今日の打ち上げ代な』と言って小痴楽に渡していましたね」。相手を立てつつ、さりげなく丸く収める歌丸さん流の流儀を教えてくれた。

 粋なエピソードに心がほっこりするとともに、歌丸さんを取材した時の光景が次々に頭の中を駆けめぐった。楽屋で談笑する姿、真剣な表情で諭すように語る姿…。つたない質問でも丁寧に答えてくれたことを思い出した。

 高座で、楽屋で、生き様を見せて天国へ旅立った歌丸さん。後輩に託した“思い”はこれからも受け継がれていく。 (以上 記者コラム・高柳義人)