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メニコンが近視抑制ワンデー発売!

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といってもヨーロッパでの話なんですが、「メニコンブルームデイ」っていう近視抑制効果のあるワンデーを発売するようです。ただ、メニコンの自社開発ではなく、OEM商品だとのこと。そのレンズの販売契約を締結したってことのようですよ。

日本では、認可の関係で発売予定はないようですが、法整備ができればきっと将来導入されると思われます。いや、導入してほしい。いつになるのやら・・・。

メニコンブルームデイってどんなレンズ?

簡単に言えば、多焦点型一日使い捨てレンズです。つまり遠近両用レンズです。遠近両用レンズといっても、バイフォーカル(二重焦点)とかマルチフォーカル(多焦点)とかいろいろと呼び名がありますが、メニコンブルームデイはマルチフォーカル型のワンデーレンズです。

実は、遠近両用タイプ(多焦点型)のレンズって、昔から近視抑制に効果があると言われています。かなり以前から研究されていますが、ここへ来て、各メーカーがいろいろ製品化してきています。

「メニコンブルームデイ」っていう名前ですが、なぜ「メニコンブルームワンデー」にしなかったのかなって疑問に思っていたのですが、調べてみるとその理由かわかりました。メニコンブルームデイは、先行で発売されたメニコンブルームナイトとリンクさせたんですね。「デイ」=昼、「ナイト」=夜。ってことです。ちなみにメニコンブルームナイトは、オルソケラトロジーレンズです。なるほどですよ。

メニコンは「メニコンブルーム」という近視制御システムのラインアップとして、「デイ」と「ナイト」という2つの商品を用意したって感じですね。

そうそう、メニコンブルームデイのスペックはちょっと見つけられなかったのですが、OEM商品ってことですので、その元祖となるレンズのスペックを調べてみました。

【ナチュラルビューマルチフォーカル】 ←たぶんこのレンズ日本未発売。 

  • 素材:エタフィリコンA(J&Jワンデーアキュビューと同素材ですな)
  • 設計:拡張深度焦点型(EDOF)⇒シード新型遠近EDOFと同じか??
  • BC: 8.30 / DIA: 14.5(カーブが小さくて、直径デカい印象。)
  • P: +4.00 ~ -12.25Dまで(えらく中途半端な上限度数だな・・・)

日本発売で近いのは、レンズフォルムはワンデーアキュビューモイスト乱視用で、レンズデザインはシード遠近EDOFワンデーってとこでしょう。この元祖レンズのサイトでは、遠近にも近視抑制にもOKみたいな宣伝文句がなされてましたね。海外は先行しています。日本こそ、近視人口多いわけですから発売すべきでしょうよ。。。。

子どもの数は減っているのになんで?

ですよね。つい先日も日本の出生数が初めて90万人を割り込んだっていう報道もありましたが、世界的にみると、人口は増えているんですよね。地域によって増減はあると思いますが、全体でみると世界人口は増えているという事です。

こうした背景もあるのですが、もうひとつ重要な事があります。それは近視人口が爆発的に増えているということです。 このままのペースでいけば、2050年には世界の約半分が近視になっているという未来予測も出ています。

近視は様々な眼疾患を引き起こしやすい要因と言われています。近視を抑制することは、引いては白内障、緑内障、網膜疾患などの眼疾患を予防することに繋がるという考え方もあります。網膜剥離とかは強度の近視になるほどリスクが高くなるって言われてますもんね。

ということで、日本だけで考えると「なんで?」って思うかもしれませんが、世界で見ると近視はどんどん増えている状態ですから、こうした近視抑制に関心が寄せられるのも納得できますね。

というか、みんなゲームのやり過ぎでしょ。眼が悪くならないゲームのやり方を研究したほうが良いように思うのは私だけでしょうか・・・。

以上、参考になれば幸いです。

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