今週の名言 : 中西進さん(国文学者) [その他]
スポンサードリンク======
令和
======
2019年5月1日から
施行された新元号
『令和』
この元号の考案者と目され
日本中の注目を集める
国文学者
『中西進』
さんのご紹介です。
中西さんは
1929年東京都生まれ。
俳句が趣味だった
父親の影響で、
3歳から俳句を詠む。
東京大学を卒業後も
国文学者として活躍され
これまでにもこの分野で
数々の受賞歴があるほか
国際日本文化研究センター
名誉教授
高志の国文学館館長など
10を超える肩書をもち
100冊以上もの
書籍の出版を行うなど
まさに名実ともに
日本を代表する
国文学者の1人です。
そんな中西さんが
自分の人生での礎と
なっているのが
幼少の頃に経験した
太平洋戦争でした。
学校に行きたくても
授業がなく勉強できない。
しかたなく1冊の辞書を
何度も繰り返しむさぼるように
読みあさる。
やがて軍需工場に動員され
爆弾の部品を作る日々。
空襲の被害で
工場一帯は焼け野原に。
いたるところに死体がころがり
凄惨(せいさん)な光景。
こうした体験から
人類として
二度と戦争という
同じ過ちを犯してはならない
皆が助け合い
幸せな時代を創っていこう
まさしく
『令和』にこめられた
想いがここにあります。
2019年時点で89歳となった
中西さんは
今なお探究心の塊。
その原動力は、
分からないこと
まだまだ自分は
何も勉強していない。
毎日新たな発見をする喜びを
感じているのだとか。
幼少の頃に
勉強したくてもできなかった
あの経験も今の原動力と
なっているのですね。
さらに中西さんは、
国文学者として活躍する一方で
46年間にわたり
万葉集のファンのための
勉強会を
無償で継続されています。
ときどき人から
何のためにやっているのかと
聞かれることがあるそうですが、
これに対する
中西さんの答えは、
自分がやりたいからやっている。
Want to だ。
万葉の心を伝えて
ファンの皆さんと
分かち合うこと
これが私にできる令和だと。
自分の人生の軸を
明確に定めて
その中で
自分の役割の中で
しっかりと実践を
積み重ねていく姿勢は
本当に素晴らしいですね。
さて皆さんはいかがでしょうか?
皆さんにとって
人生の中で大切にしてく
軸はどんなことがあるでしょうか。
こんな人生を歩んでいきたい
こんなことを大切に生きていきたい
こんな人間でありたい
ぜひ皆さんも中西さんのように
自分の軸を大切に
日々過ごしていきませんか…
スポンサードリンク
2019-09-12 16:27
nice!(2)
コメント(0)
コメント 0