猫は濡れる事を嫌うというが、
不思議と、風呂場を好むものが多い気がする。
おはようございます。
湯船に浸かろうと思い立った時には、
すでに風呂場でまどろむ猫が退かせない。
そのおかげで、風呂場のドアは開け放ったまま、
猫が乗っている風呂のふたを、半分だけ開けて、
できた隙間から湯の中へ体を滑り込ませた。
すると今度は、無邪気な子猫らもやってきた。
何も知らない子猫らは、
風呂に浸かる私を、
まるで、一人だけ箱に入って遊んでいると思い込んでいるような、
恨めしそうな目でじっと見ている。
私はついに居心地が悪くなり、
風呂の湯を指ではじいて雫を飛ばして見せた。
1匹は、咄嗟に、雫に向かって手を出す仕草をした。
私は、目を丸くして待ち構える、その子猫に当たらぬよう、
もう一度、指ではじいて雫を飛ばした。
すると、様子を伺っていた、もう１匹が飛び出して、
きらきら光る雫を掴んだ。
子猫は掴んだ瞬間、今度は驚いた顔で私を見た。
そして、笑う私を、不思議そうに、じっと見ていた。
その瞳は、まるで空中を舞う水の雫のようだった。
きくも、雫で遊ぶのが好きな猫だった。
子猫らと、あの時のように遊んでみたら、
貴女の美しい瞳が、もう二度と私に向けられない事を、
今さら、思い知った気がした。
あっきくさんだ！
きくさんや。
窓から帰ってきてくれたんか？
その鍋敷きに乗って、帰ってきたんか？
きく「相変わらずお前ブサイクだしこの家は騒がしいから帰る」
えぇぇ？
もう帰っちゃうの～？
お帰りなさい～
そしてまた戻って行ったのですね～
キレイな世界に。
思い出は消えませんね。
そういえば、我が家の2匹も子猫の頃は、雫に興味津々でした。
今では風呂場そのものにも興味がなくなったようですが。(笑)
でも、ふーちゃんは、私の風呂上がりの瞬間をドアの近くで出待ちしてくれています。
それを意識すると、何も手が抜けなくなって面倒なのですが。すべて喜んで出来るパワフルな人はいいですよね。
きっと良い家族の中で育ったんでしょう。
今日も美しい文章を読めて幸せです。
美しい三毛猫さんですね
鍋敷きが好きな我が家の猫さんと
同じ（笑）
鍋敷きに乗って早々とお空に飛んでったきくちゃん
乗り心地が最高に良い
鍋敷きなのね（＾＾）
惚れ惚れしちゃうよ～今日みたいな記事。
お風呂場が大好きなねこさん、意外といるよね～。
実はポンちゃんもそうなんだ～。
でも、雫を飛ばして遊ぶ･･･とかじゃなくて、
ただただ飲みたいだけ！っていうね、そんな感じ。
風情が無いのでございますよ。笑
そんな風景を切り取って、きくさんのことを
そんな風に思い出せるなんて、やっぱり詩人だわ～。
もう2年経つんだねぇ。
まるでね、本当にきくさんが帰って来てくれたみたいで
涙ちょちょぎれたよ、あたし。
魔法の絨毯みたいな、鍋敷きに乗ったきくさん、
きくさんっぽくて、泣き笑い～。
相変わらずの口の悪さも、直ぐに去って行く潔さも
ぜ～んぶ、きくさんだねぇ。
おばちゃんも、会えて嬉しかった。
また、帰って来てね、きくさん。
やはりとても凛として 美猫さんです
おチビちゃんたちが水遊びして
きくさんを呼んでくれたのかもしれませんね
うちの子たちも水が嫌いなくせに
お風呂場はよく探検しています
猫さん あるあるですね
きくさんに会えてうれしかったです
そうなんですよ～。
ちゃちゃっと着て、すーっと帰って行っちゃった（笑）。
さくらちゃんもふーちゃんも、お風呂場に
来てたんですね。
母さんが一人で楽しい事してんじゃないか？って
着いてきてくれてたのかな？
ふーちゃんは、待っててくれてるんですね。
ありますよね、
家のいたるところに、その子の思い出。
これからも、たくさん作っていきたいですね。
一期一会、ホントそうですね。
常にそうしていたけど、なかなか
ぼさーっと過ごしがちな私です（笑）。
何かの折にふれ、思い出すのも、
一期一会の機会ですね。
お美しいシマ三毛さん、拝見したしました～。
私も、うっかり者で、実はアメブロの
会員になった直後に入れなくなったクチです（笑）。
きくさんは、コルク製の鍋敷きで、
極楽とこの世を、こっそり行き来しているようですよ（笑）。
そろそろ、きくさんの命日だから、
どんな記事を書こうかとあれこれ考えても、
全然まとまらんかったの。
でも昨夜、初めて、のんやたれと雫遊びしてて、
はっと、きくさんとの、こんな時間が
重なったんです。
そしたら、うるってなっちゃった。
ポンちゃんは、お水好きだもんね～。
いるいる、うちにも水滴なめなめ猫、
おるよ～（笑）。
画像を探してたら、鍋敷きに乗ってるじゃん？
あの鍋敷き、まだ家にあるんだよね～。
ああ、ここに乗ってたんだな～って思ったら、
そこに居るような気がして、笑っちゃった。
ちょうど、昨夜の出来事だったので、
まさにきくさんも来てくれてるような、
そんな錯覚を覚えました。
ほんと、お風呂場が好きですよね～。
足が濡れて、ぴっぴ振ってるのに、
それでも入ってくるんですもんね。
ほんと、不思議な習性ですよね（笑）。