車のタイヤの側面にある数字とアルファベットの文字列にはどんな意味と規則性がある?


みなさんこんにちは、過去に教習所で指導員をやっていた記憶もかすかなゆきちよです。( ゚Д゚)ノ

自家用車に乗っている方ならすでに存在は知っているでしょう?

自動車のタイヤの側面 (サイドウォール) に刻印されている数字とアルファベットの文字列を。

「195/65 R 14 86 H」

ん?っていうあの文字列。

もしかしたら、教習所に通っている教習生でも気になっている人がいるいかも?

知らなきゃ意味のわからない記号の羅列ですが、
もちろんこの文字列にも意味と規則性があります。

教習所では教えられない話にはなりますが、
自動車に乗る方にとっては重要な意味を持っています。

今日はこのタイヤ側面の文字列の疑問を解消していきましょうか。( ゚Д゚)b





一言で言うと、この文字列にはタイヤの情報 (諸元) が簡略化されて記述されています。

上記した文字列 「195/65 R 14 86 H」 で簡単に説明していきましょう。
細かく突き詰めるとこの記事だけでは収まりきりません。

今回はある程度誰にでもわかる程度の簡単な説明をしますので、
細かい事も知りたい、興味のある方はご自身で。(; ゚Д゚)

195/65 R 14 86 H」

とりあえず① ~ ⑥ まで数字を振ってみました。

【① タイヤの幅】
そのまま、タイヤの幅の事です。

端から端までの総幅の直線距離の事で、
例の場合195mmの幅となります。

215mm、235mmというような幅のタイヤもあります。

ここでいう総幅には、側面 (サイドウォール) の文字や装飾の突起部分も含まれます。

【② 偏平率 (扁平率)】
「へんぺいりつ」 と読みます。

初めて耳にする方も多いでしょう。( ゚Д゚)

「65」 という数字は 「65%」 ということですが、
なにを数値化したものなの?っていう。

計算式としては、 「タイヤの断面幅 ÷ タイヤの高さ × 100」 であり、
数値が小さくなる程 (40%など) 、タイヤの接地面が増えハンドリング応答が良くなります。

が、スポーツ走行重視の場合などに重視する数値ですのが、
普段乗りの自動車ではそこまで気にする数値でありません。

自動車のドレスアップ目的のドライバーや、
スポーツ走行をしたい方以外はある程度偏平率はほかっておきましょう。( ゚Д゚)

【③ ラジアル (RはRadialの頭文字) 】
Rはラジアルタイヤであるという印です。

簡単に言うと、タイヤ内部の骨格である繊維の配列の仕方です。

ラジアルじゃないのもあるんか?っていう話で言えば、ほかにもあります。

バイアスタイヤというラジアルタイヤとは別構造のタイヤがありますが、
今の自動車はほとんど100%に近い割合でラジアルタイヤを採用しています。

主に放射状に骨格のコードが配置されている (ラジアル) か、
斜めに骨格のコードが配列されている (バイアス) かの違いです。

ちなみにバイアスタイヤの場合には表示がありません。

【④ リム径】
ホイールの幅と言えます。

インチサイズで表記されおり、
例のでいう 「14」 という数字は14インチであるということ。

タイヤの幅とホイールの幅が合わない場合は、
装着が難しいばかりか重大事故にもつながります。

お互いに適合するサイズを選ぶ必要があるので、
新たにタイヤ購入、ホイール購入する場合に重要な数字です。

【⑤ ロードインデックス (LI) 】
タイヤがどれくらいの重量の負荷に耐えられるかの数字。

「86」 という数字は約530kgの荷重に耐えられるという事で、
「100」 であれば約800kgの荷重まで耐えられます。

耐久限度の数字は 「60 ~ 121」 まで割り振られていますが、
数値が高ければ耐久限度の荷重もそれに伴い大きくなります。

【⑥ 速度記号】
さきほどのロードインデックスがどれくらいの重量に耐えられるかだったのに対して、
速度記号の数値は許容最高速度の事です。

L = 120km/h (最低)
M = 130km/h
Q = 160km/h
S = 180km/h
H = 210km/h
V = 240km/h
W = 270km/h
Y = 300km/h (最高)

例にある 「H」 の場合だと、最高速度の限界は約210km/hまでという事です。

① ~ ⑥ まで簡潔に説明しましたが、
一般の方にとって特に重要になってくるのがタイヤのサイズ。

基本的には同じサイズで選ぶのが常です。( ゚Д゚)

つまりは①のタイヤ幅、②の偏平率、④リム径を見て、
同じ数字のタイヤを選べばサイズ的にはなんの問題もありません。

⑤のロードインデックスと⑥の速度記号も下回らなければある程度OK。

そういう軽いノリだと不安だという方は、
お店の方にも相談しながら決めれば良いでしょう。

もしネット通販でタイヤを買う場合に絶対に必要なのは、
①、②、④のサイズについての数字です。( ゚Д゚)b

自動車に乗る方にとってはタイヤ交換は切っても切れません。

ずっと同じタイヤを使い続ける事は無理です。

摩耗したり、パンクしたり、季節によったり、いろいろな場合にタイヤの交換が必要になります。

もちろん、タイヤ交換するにも適当なタイヤを選んではダメです。

ちゃんと自動車ごとに適切なタイヤのサイズで選ぶ必要がありますよね。( ゚Д゚)

どの数字が何に対応した表記なのかを少しでも知っておいてもらえれば、
今後のタイヤ交換、タイヤ購入の時にも役立つ事かと。

タイヤ幅変更、インチダウン・アップをしたい方には、
外部リンクですが、こんな役立つサイト (計算式入力) もありました。

( ゚Д゚)つ 【普通乗用車用タイヤサイズ変更 早見表

タイヤがない、タイヤが劣化してきているなどあれば、「TIREHOOD」 で購入しましょう。

僕も普段タイヤを買うときはいつも 「TIREHOOD」 で買うんですけど、
普通にガソリンスタンドやカー用品店だとバカ高いですからね。

パンクしたから今すぐどうしてもタイヤが欲しいという急ぎだったら、
やむなく直接ショップで買ったりしますが。

なにぶん2台持ちなのでなるべく安く済ませたいんですよね。( ゚Д゚)

もちろん安全面も考慮してしょうもないタイヤは買いたくもありませんが。

タイヤを探している人は良かったらサイトを見てみましょう。
結構安いですしパンク保障もついてますよ。

わからない事なども答えられる範囲で個別に対応もしております。

( ゚Д゚)つ

こちらは愛知ペーパードライバースクールのツイッターアカウントです。

個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。

気になる方は公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b

我らがT指導員とH指導員が正座待機しております。

( ゚Д゚)つ

ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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