駐車場で同乗者が開けたドアが他車などに接触!誰の責任になる?


みなさんこんにちは、ゆきちよ的存在感的雰囲気です。( ゚Д゚)ノ

自動車乗りの多くの方が経験した事があろうかという、通称ドアパンチ。

自動車のドアでパンチする、またはされる事です。

そう、お店の駐車場なんかで知らぬ間にドアにキズがついているという、あの小さな惨劇。
きっと横に止めていた車両がドア開閉の時に接触したんでしょう。

で、知らん顔で逃げたんでしょう。

自分の自動車が被害を受けたのなら犯人捜しの一手です。

逆に自分が他車へドアを接触してしまう事もありますが、
場合によっては同乗者がドアパンチしてしまう可能性も。

同乗者が他車などにドア開閉で接触させた場合、
誰が責任を負う事になるか知ってます?( ゚Д゚)?





まず結論から言いますと、同乗者がドアパンチをかましてしまった場合、
全責任を負うのは自動車の運転手です。

無責任な言い方ですが、接触させてしまった同乗者は悪くないです。

社会通念上はどう考えても同乗者が悪いんですけど、
道路交通法的には運転手が悪いんです。

「道路交通法第71条4の3」 に示されている条文は以下のようなものです。

安全を確認しないで、ドアを開き、又は車両等から降りないようにし、
及びその車両等に乗車している他の者がこれらの行為により交通の危険を生じさせないようにするため必要な措置を講ずること。

「乗車している他の者」 というのが同乗者に当たります。

つまり、同乗者のドアパンチの責任は、
条文後半にある 「必要な措置を講ずることができなかった運転手」 にかかるという。

なんだか、理不尽に聞こえるかもしれませんがね。( ゚Д゚)

たとえば、駐車場で同乗者がドアパンチで横の車両にキズをつけた時。

たとえば、車道で駐停車中、同乗者がドアを開閉して、
後方から迫ってきた二輪車に接触し転倒させた時。

ドアパンチの状況は千差万別ですが、責任はすべて運転手です。

理不尽に聞こえても、よくよく考えると運転手が明らかに悪いですよね。

だって、自分の5歳の息子が自分でドアを開けて接触させた場合、
5歳の息子が責任を負いますか?

20歳の息子だったら?

そりゃ怒るでしょうが、責任は問いませんよね。

悪いのは事前に 「勝手に開けるな」 という指導ができなかった運転手 (親) ですもの。

それが息子でなくとも、兄弟であっても友人であっても、
誰が同乗者であっても責任は問えません。

法に照らし合わせると、どうしても運転手の責任です。

責任、という言葉より 【違反・違法】 と言った方が重みがありますかね?

タクシーの自動ドアだってそうですよ?

客からしてみたらサービスの一環に思えるでしょうが、
実際は客の勝手なドア開閉による事故でタクシー運転手に責任がこないようにしているんです。

ドアパンチはやられる分には 「まぁ仕方ないか」 くらいで流せる場合が多いですが、
もし自分や同乗者がドアパンチしたらちゃんと申し出ましょう。

逃げたらかの有名な 「当て逃げ犯」 になります。

そうならないようにドアロックをして、
同乗者の行動を制限しておくというのも未然に防ぐ方法の1つです。

店舗の駐車場はもちろんの事、道路上での駐停車、
さらには自宅駐車場でのドア開閉には十分ご注意を。

ただのドアの開け閉めなんですがね。

十分周囲の状況を確認してからドアの開閉はしましょう。
路上なら後方からの二輪車にも要注意。( ゚Д゚)b

油断していると急な突風に煽られて…というのもありますからね。

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( ゚Д゚)つ

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個人でやっているので自動車学校ではないんですがね。

気になる方は公式サイトと一緒にチェックしてみて下さい。( ゚Д゚)b

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ほんじゃあ、今日はこの辺でー。ノシ



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