毎月5日に津幡町が発刊している広報冊子「広報つばた」。
その2月号に以下の記載があった。
『あなたの暮らしに 町営バス
近年、マイカーの利用が増えたことにより、
町営バスの利用者は減少傾向にあります。
このまま町営バスの利用者が減少すると
運行本数の減少や路線廃止につながり、利便性の低下を招きかねません。
誰もが安心して利用できる公共交通機関を守るためにも、
町営バスを利用しましょう。』
そんな記事を目にした数日後、
散歩中に、津幡銀座中央商店街で町営バスとすれ違う。
朝イチ便のためか、車内に人影はなかった。
僕が暮らす津幡町は、それなりに広く山間部も多い。
公共バスは、その町内各所へ向け10路線が運行されているが、
正直、ここ20年余りで、まだ数える程しか利用した事がない。
冒頭の広報記事は町営バスのメリットとして、以下の点を挙げていた。
● 事故の加害者にならない
● 家計に優しい
● 健康増進・ダイエット効果
● 環境に優しい
● 渋滞の緩和
● 移動時間中の有効活用
・・・確かにその通りだが、人は安易に「楽(らく)」へなびく。
デメリットを承知の上で、時間を気にせず行動できる自家用車を選ぶ。
僕自身がいい例だ。
しかし、近未来は様相が異なるかもしれない。
やがて、運転免許を返納する時期がやって来る。
車を維持管理する費用も覚束なくなるだろう。
また、人口が減り、社会の構成が変われば、
バスのお世話になる人は増えると思う。
経費はかかるだろうが、大事な交通インフラとして、
津幡町には今後も継続を望む。
朝晩の通勤、通学時間帯だけでも津幡駅と連携して発着増やしてもらうと嬉しいのですが、運転手さんの手配も難しいかもしれませんね。自動運転バスに期待するしかないのかもしれません。
コメントありがとうございます。
まったく個人的な意見ですが、
効率を二の次にしていい公共サービスが
あってもいいと思っています。
高齢者、遠隔地の足として、
絶やさずにいて欲しいと考えます。
自動運転は今後の課題ですね。
技術的には必要十分なレベルと聞きますが、
ドライバー(人)のいない乗り物は、
利用する側の慣れも必要と考えます。
またコメント、お待ちしています。
では。