世界は様々な色に溢れていて、沢山の楽しみを与えてくれる。
しかし、目に映る彩(いろどり)を無くすと「想い描く色」が豊かになる。
階調の数が減る事で奥行きが生まれ、違う何かが見える気がする。
散歩中や旅先で撮影した画像を白黒に加工し、思考の旅に出かける試み。
不定期連載「monotone Journey」第四篇。
拙ブログに度々登場する「津幡城址」。
かつて津幡宿があった旧北陸道を見下ろす小高い丘陵地「大西山」にある。
津幡城の始まりは、源平合戦・倶利伽羅峠の一戦を前に平家軍が築いた砦とか。
その後、戦国武将「上杉謙信」が陣を張り、加賀藩祖「前田家」が支配し、
「佐々成政」が軍議を開いたという。
それらの遺構・形跡が残っていれば貴重な史料になっただろうが、
津幡小学校旧校舎建築の際、殆どが失われた。
今は、物言わぬ石碑が建つのみ。
地場資本の家具店「KAGUYA」が営業していたのは、20年近く前になるだろうか。
個人的には、CDラックと椅子を購入した事がある。
「寺本家具」の工場が隣接しているから、そこが経営母体と思われるが、
今は、どちらも幕を引いた。
かつて「スペースつばた」というスーパー銭湯があった。
ここも無くなって20年は経つ。
今は駐車所案内看板が残るのみ。
往時は賑わったであろう場所は資材置き場へ転用され、訪れる人影はない。
崩れかけたとある民家の板壁。
建っているのが不思議なくらいの破損度合だ。
今は人の気配はなく、物音一つ聞こえない。
しかし、目に映る彩(いろどり)を無くすと「想い描く色」が豊かになる。
階調の数が減る事で奥行きが生まれ、違う何かが見える気がする。
散歩中や旅先で撮影した画像を白黒に加工し、思考の旅に出かける試み。
不定期連載「monotone Journey」第四篇。
拙ブログに度々登場する「津幡城址」。
かつて津幡宿があった旧北陸道を見下ろす小高い丘陵地「大西山」にある。
津幡城の始まりは、源平合戦・倶利伽羅峠の一戦を前に平家軍が築いた砦とか。
その後、戦国武将「上杉謙信」が陣を張り、加賀藩祖「前田家」が支配し、
「佐々成政」が軍議を開いたという。
それらの遺構・形跡が残っていれば貴重な史料になっただろうが、
津幡小学校旧校舎建築の際、殆どが失われた。
今は、物言わぬ石碑が建つのみ。
地場資本の家具店「KAGUYA」が営業していたのは、20年近く前になるだろうか。
個人的には、CDラックと椅子を購入した事がある。
「寺本家具」の工場が隣接しているから、そこが経営母体と思われるが、
今は、どちらも幕を引いた。
かつて「スペースつばた」というスーパー銭湯があった。
ここも無くなって20年は経つ。
今は駐車所案内看板が残るのみ。
往時は賑わったであろう場所は資材置き場へ転用され、訪れる人影はない。
崩れかけたとある民家の板壁。
建っているのが不思議なくらいの破損度合だ。
今は人の気配はなく、物音一つ聞こえない。