外国生活覚書

学位取得のために留学中

ポスドク

2018-09-16 16:20:39 | 日記
ほんとうに久しぶりにブログを書いてみます。もうほとんど存在を忘れてましたが、ただいまはPh.D.を取得して、いろいろとポスドクのあてを探している最中です。

博士論文の審査は通常はどんなに長くても6週間(大体1か月半)なのですが、なんとまるまる1年も審査にかかってしまいました。初めに提出した原稿は審査委員会で結構きつめの議論になったらしく、私の担当教授からの返信でもあまりひどい意見はわたしの目に触れないように気を使った返信でした。それから、それらのシビアなコメントを参考に1回目の書き直し、この時は精神的にもマックスで一番やばかった。直し終わって、英語のネイティブチェックをしてもらって、2回目の提出。本当はこれで終わりのはずだったのに、しばらくして別の研究者からのコメントがなぜか私の個人のメールアドレスに届き、かつその別の研究者のコメントは博士論文審査委員会のメンバーにも共有されていた。これでまたしても書き直しを命じられ、2回目の直し。それはもう限界だったのでへろへろになりながら直して、再度提出。しばらくして受け入れられたと連絡がきました。

24歳から大学院に入って結局38歳で Ph.D を取りました。大学院(特に文系の海外大学院)の世界ではそれほど珍しくもない状況ですが、同世代の友達と比べるとなんだかなーと思わないこともありません(白目)。



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やきもきやきもき

2017-02-04 11:35:22 | 日記
久しぶりに投稿したいと思います。現在は博士論文を提出し、指導教授にOKをもらい、委員会の承認待ちの状態です。委員会の承認後に学部長の承認があり、学位の授与式となります。当初は2月くらいには授与式だろうと思っていたのにまだ委員会からの連絡がこない。だいたい6週間ほどの期間があると言われていたがもうすぐ10週間ぐらいになる。それと同時に来年度の仕事を探しているがそれもまだ決まっていない。はやくどちらかが決まってほっとしたい。

博士論文の相談

2015-12-17 01:03:49 | 日記
まだまだやることは山積みだが、とりあえず博論の目安がついたので教授との面談を申し込んだ。先生はもう引退されたけどまだオフィスを持っていて、まだまだ忙しそうだった。これまで進めた過程とこれからの方針を話した。とりあえずこれまでやってきたことはOKだとのこと。そしてこれからの進め方も駄目とは言われなかった。とりあえず部分的に進めてから一旦それで良いかどうか話し合おうということになった。

こっちに来て4年ずっと勉強してきてそれなりに量をこなしてきた。それでも全然まだまだだという現実を見せつけられるのはきついものがある。やはり第一線のレベルの仕事はたかだか4、5年の努力では太刀打ちできないことが如実に分かる。自分は博士論文のために努力してきて、それが一応駄目じゃないと言われるところにきたが、それが第一線の仕事かと言われると全然そうではないという現実を見せられて意気消沈するという。気持ちの上下が激しい一日だった。まあ教授は66歳だからその仕事と比べるのも失礼といえば失礼なのだが、やはり私は全然だめなんじゃないか不安にかられてしまった。

自信と不安が入り混じっているが、偉大な学者も始めは拙かったと信じてとりあえずやるしかないのだろうな。

ふんわりとした感覚

2015-08-13 20:28:44 | 日記
夏休みを利用して1週間ほど一時帰国してきた。一時帰国は家族の冠婚葬祭の時しかしてなかったので、2年半ぐらいぶりだった。
家族はやっぱりふけてたな。姉の子供にも会えた。僕の両親にとっては初孫だ。やっぱり孫はかわいいみたいでずっと皆にこにこだった。

久しぶりの帰国ということで地元の同級生にも会ってきた。もう皆子供がいて家を購入するという年齢なんだなと思った。
そう思うと自分はこれでいいのだろうかと思わなくもないが、そこまでうらやましいという感情でもない。
いつかはそこに僕もいきたいがまだその状況じゃないと本音では思っているのだろう。僕にはまだやり残したことがあると自分でも思っているのだろう。
後、ちょうど1年後にだいたい終わる予定だ。だいたい計画通りだがまだひと山もふた山もあるだろうと予測できる。

自分の今の状況は不思議な感じがする。まあこれから集中することになるだろうから今は準備に集中する時なのかもしれない。

円とユーロ

2015-06-18 18:31:27 | 日記
ヤフーニュースを見てるとどうやらギリシャが危ないらしい。私が留学している先はギリシャではないので特に問題はないのだが、
気になるのはユーロだ。今はだいたい1ユーロが140円くらいかな。随分円安になったもんだ。

留学したてのころはだいたい1ドル80円くらい、1ユーロ105円くらいだったかな。それからもっと円高が進んで1ドル70円、1ユーロ100円ぐらいまでになったはず。そのころは海外の書店のサイト(abe book: http://www.abebooks.com/ )で高い書籍を思い切って購入した。
大体、700ドルだったけど、当時で49000円くらいか。今のレートだと86100円と30000円近く違う。かなり違うね。

貯蓄はシティバンクに入ってるけど、なぜ円高の時期に思い切ってユーロにしてこっちの銀行に入金しなかったのかとちょっと後悔気味だ。
でも当時はまだ留学が続けられるか不確かだったし、そんなに思いきった判断はできなかった。もし、急に帰国しなければならない事態となったら
またユーロから円に戻さなければならなかったわけだし、それだともっと損だしね。
未来とはよくいったもんで振り返ってみればこうしておけば良かったと思うのに、未来に対してはどうしても慎重になるんだよね。

日本にいたときは円安だろうと円高だろうとまったく関係なかったが、海外に住んでいると結構実感を伴って感じるようになる。
円高になると日本の製品(円建て)が売れにくくなるから日本経済には良くないということらしい。でも材料は強い円で安く買えるんから良いんじゃないのかな?円安になると日本の製品(円建て)が売れやすくなるから日本経済に良いらしい。でも材料は高くなるんじゃないの?
この違いがいまいちよくわからない。

経済の勉強は全くしていなかったから帰国したらちょっとかじってみようかな。やけどするだろうか。






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