旧忠海町に防火栓の蓋が残っていると聞いて行ってきました。
うさぎの島として有名な大久野島へ向かう玄関口でもある町です。
今回は島にはわたりませんでしたがこちら側でも蓋もこんな感じ。
大久野島といえば、軍事施設があり地図から消された島あるいは毒ガスの島としても有名ですね。
この建物も軍関係の建物だったようです。
今はアヲハタジャムの工場ですが陸軍の境界石に守られていました。
長いのは電電公社でした。
目的の蓋ではありませんが(竹)の文字がいい感じの量水器の蓋2種。
広島らしい内側六分割外側12分割の異体JIS。中央に市章ではなく「竹原市」と市名が書いてあるパターンも珍しいかも。
なんと素晴らしい行書体の「消火栓 竹原市」。
一瞬、京都電燈?かと思いましたがよく見たら三原市の旧市章の越境蓋でした。
市章ではなく(水)なのが残念ですが「道」の異体字(篆書体?)が素敵な「水道制水弇」。
新市章の「仕切弁」
季節は夏だったので強い日差しを浴びてギラリと光る排気弁。
側溝上の丸形ポストを見張る監視カメラ。
さてさて、ようやくそれらしき蓋に。旧忠海町(~昭和33年)の量水器蓋。
瀬戸内らしい風景。
犯人は未成年。
防火水槽建立碑。
なかなか目的の蓋が見つからずトイレに行きたくなってきたのですが... お社でした。
鹿児島の蓋ではなく汎用品?
あまりにも見つからないので、達人に聞いて場所を確認。
思わずいい物件です。レトロなたばZ。
ありました。右書きで「忠海町 水道 防火栓」。
いつ撤去されてもおかしくないような感じでしたが間に合って良かったです。
最後にこんな「制水弇」。