暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

鬼灯 ほおずき市

2020-07-10 07:02:07 | ライフスタイル
以前にも書いたのですが、今日は四万六千日(しまんろくせんにち)と呼ばれる観音様の功徳日です。
四万六千日参詣したのと同じ功徳をあると言われる日。
46000日、つまり126年毎日参詣したご利益が得られる日なんです。

そんな縁起の良いというか、観音様の寛大な御心の日に毎年行われているのが、浅草寺のほおずき市です。

今年は三密を避ける為、異例の中止になってしまいました。

私は関西在住なのと、この時期は若い頃は自分のテスト期間だったり、今は子供達の行事(個人懇談とか)があるので中々参詣出来ないのですが、いつか行きたいなと思っています。


(浅草寺公式HPより写真をお借りしています)


風鈴の涼やかな音色が大好き。
毎年買ってしまうけど、今年は夏えびすも中止だったので買えてません。残念です。

以前書いたのは私のほおずき好きについてでした。
今でも大好きな夏の思い出の実です。

ほおずきの語源はいくつかあって、一つは人の頬に似ているから。
実を口に入れて膨らまし、頬をつついて鳴らす遊びから。
実が火のように赤いから火火箸(箸は染まるという意味があるので)
そして、妖しい赤い提灯🏮のイメージから鬼灯と書く時もあります。

私は好んで「鬼灯」と書きます。
幼い時、夏の夕暮れから陽が沈む頃、または夜半寝る前に見る祖父の家の庭に実っていた鬼灯。風に揺れると何か人ならぬモノがほんのりと照らす灯りのようでした。
不思議と怖いと思ったことはなく、怖ろしい百鬼夜行を想像するより、それこそ人ならぬモノたちが連れ添って楽しそうに四万六千日に参詣するようなイメージを持っていたようです。
幼い私が四万六千日を知っているはずがないのですけど…

赤い実を丹念にほぐして柔らかくする遊び。
懐かしい祖母との思い出。

今年は四万六千日の功徳、ご利益を願うよりも西日本や岐阜、飛騨を襲っている自然災害の大雨が止むことを願いたいです。これ以上の被害がないように。
そして、新型コロナウイルスに対して一刻も早いワクチン接種ができますように。
我が家の鬼灯は浅草寺のほおずき市で買ったものではないですが、そんな願いを込めて眺めています。



読んで下さりありがとうございます。



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