暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

娘の読書感想文は『図書館戦争』

2020-09-01 01:46:00 | ライフスタイル
毎日暑いというか暑すぎてちょっと暑気あたり気味です😢
炎帝様張り切りすぎです。

短い子供達の夏休み、娘は宿題の読書感想文を書くために、まず何を読むか悩んでいました。
私「夏目漱石の『坊っちゃん』とか面白いよ」と勧めてみたら、
娘「方言とか難しい。それにどこにスボット当てて書いていいかわからない」
では、と
私「『アンネの日記』とか」
娘「大体の内容知ってるけど、感想文として書くならナチスの事も書かなきゃいけないでしょう?」
私「まあ…詳細に書く必要はないけどユダヤ人に対して行った非道なことは知っておかないと感想文としては薄っぺらいかもね。でもいい機会だから調べてみれば?」
娘「ちょっと残酷すぎるし悲惨だし…調べて読んだら感想文どころか1週間位浮上出来ないかもしれない💦」
全く困った娘です。
で、お薦め本の中に有川浩さんの『図書館戦争』を見つけ、『図書館戦争』ならわざわざ図書館や書店に行かなくても私が全巻持っている事を思い出したようです。




郁と堂上教官とのラブストーリーをメインに、枝葉として何故図書館が戦わなくてはいけないのかを書くかな〜と思っていたら、娘はきっちりと有川浩さんのメッセージに気付き、「表現の自由」を奪われる事の重大さ、様々な知識を得て、自らが選択し、考える自由の大切さに辿り着いてくれました😊

普段ラノベを読むことの多い娘ですが、今回はキャラ読みは一切しないで、一生懸命気になった言葉をノートに書き出し、何とか国家が表現の自由を制限したり、言葉狩りをされているうちにもっと大切な何かを奪われてしまう。だから、政治に無関心なのはいけないことなのだということを理解してくれて、貸した甲斐がありました✳️

最期の方にサラッと郁と、堂上教官の不器用な恋が実る事を願うなんてカッコよく書いてたりして、昨年小学6年生の頃に書いた読書感想文(ちなみに読んだ本は東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇跡』でした)よりは成長したなあと思いました。

ちなみに私は小学校四年生の時にトルストイの『はつ恋』を感想文に書いてくるよう担任に言われて、本を選ぶ自由もなく、またロシア人の名前の複雑さに泣きそうだった思い出があります。
しばらくロシア文学は読みたくなり、高校生になってやっとドフトエフスキーの『罪と罰』が読めました。

私も久しぶりに『図書館戦争』を読み直したら、映画が見たくなったので観ました✳️


懐かしいですね〜



岡田くんに怒られまくっていた榮倉奈々ちゃんももうすぐ二児のお母さんになるんですよね〜
感慨深いです。




石坂浩二さんがとても渋くて良かったです。

娘にはこれからはラノベだけでなく、古典や文芸書など様々な本を読んで欲しいと思ってます。
本を読んで得た知識は頭の貯金です。ぜひ沢山貯金して、豊かな心の女性になってくれたら嬉しいですね。



福山雅治さんのツアーも延期になるし、行きたかった舞台も中止になるし、今年は本当に
散々な年です。(´;ω;`)ウッ…




読んで下さりありがとうございました。

コロナ対策に熱中症対策、大変だけど頑張って、「感染らない、感染さない」ように
日々注意していきましょうね。


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