上高地レポの続き。
ごうごうと激しい音を立てて
真っ白な水飛沫と渦が巻く
急流の小川。
木の根が沢の上に張り出し
空(くう)に浮いている。
遊歩道などは
もちろん綺麗に整備されているけれど
それ以外の場所の
幻想的な野趣がいい。
ぽよくんとダンナくんが
並んで歩く後ろ姿。
それは、私が大好きな風景。
陽射しを受けて
きらめくクマザサの原生林。
光のプリズムが
私の大切な家族たちの後ろ姿に
何度もアーチをかける。
虹の玉のフレアが
ぽよくんの頑張りを
祝福してくれているみたい。
◇
「抱っこして?」
「ねぇ、おんぶは?」
小さめの8歳とはいえ
もう、幼児の頃のようには
手軽にオンブも抱っこも難しくなった
自分の体格を
わかっているのか
わかっていないのか(笑)
「つかれちゃった…」
とナチュラルにねだってくる
ぽよくんだけれど
「塩キャラメル」をお口に
ポコン!と入れてあげると
嬉しそうにほくそ笑んで
また一歩を踏み出していく。
浅瀬の流れる河原に降りてみた。
明日香野ちゃんに作ってもらった
天然石のブレスレットを
清水に浸してあげる。
瞬くような光の粒が
水面をチラチラと躍り
透き通る水が揺れている。
なんて綺麗なんだろうね。
なんて心落ち着くんだろうね。
ただただ、心地良くて^^
いつまでも眺めていられるし
ずっとずっと、眺めていたい・・・。
が。
ここで私、かがんだ拍子に
ポケットに入れていたスマホ
水中にチャッポン事件。
Σ ( ゚Д゚)
すぐに取り出して拭いて
今のところ問題なく使えていますが
ポケットは危ないね
今度から、
ネックストラップにしようと思います。
明神池まで、もうすこし。
パッと開けたここのスポット。
ため息が出てしまうほど美しく、
どこまでも爽やかで清しかった。
川の流れが風を連れてくる。
心地よく澄んだ水流の上を
薄水色の風が吹き抜けて
ハイカーたちを
優しく浄めていきます。
梓川。
この川に惹かれて
この川の流れを見たくて
この水に触れたくて
上高地にやってきた!
続きます。
◇
読んでくれてありがとう(*^-^*)
またね。