先日の美容院では

インナーカラーを入れてもらいました^^

 

 

といっても白髪染めの濃色の髪に

サイドの襟足に

ベージュを入れてもらっただけなので

さりげないです。

 

 

もっと冒険してみればよかっただろか。

 

 

 

 

実際の髪色はもうちょっと暗いです。

 

 

髪は巻いてもらっただけなので

今はすとんと直毛。

 

 

ヘアカラーの待ち時間にと

 

昨年の秋に買ったまま

「積ん読」していた

 

小野不由美の

「白銀の墟 玄の月」を読みはじめました。

 

 

3日ほどかけて

全4冊を読み終わりました。

 

 

高校生の頃から読み始めた

このシリーズも

18年のブランクを経て

やっと本編が完結(たぶん)。

 

 

内容自体は

荒廃した国の中で

それでも精一杯生き延びようとする

名もなき民や兵卒の苦闘が描かれ続け

 

先が気になるから

読み進めるけれど

 

視力の老化もてつだって

なんだかすごくしんどくなって

 

結末自体は希望に繋がる終わり方だったし

さらりとその後の良き治世が

示されていたにも関わらず

 

なぜか妙に

胸の中にしんどさが残っていて

 

今なお、身体までも

たかだか小説の中の「架空の戦争」の

疲労をひきずっています。

 

ところどころに「涙の響き」もあり。

(感情移入ではなくてね)

 

偶然ではなく

「今」読まされたのだと理解しています。

 

 

十二国記の「白銀の~」シリーズの

感想サイトに

このような記述がありました。

 

 

長くも4冊にわたる物語が

歴史書ではたったの「9行」で終わる。

その行間・文字間に無数のドラマがあり

 

名もなき民たち

それこそが小野不由美の

描きたかったものだと。

 

 

 

歴史書にはけして書かれることのない

後世に伝えられることのない

無数の人々の人生。

 

 

 

少し前から、私や私の友人界隈に

 

記紀でいう「国譲り」の頃

命を国や土地に捧げて亡くなった

出雲の巫女さんたちが

懸っていて

 

断片的にメッセージを伝えてきています。

 

十二国記の完結編で

描かれたテーマは

まるで彼女たちの訴えに

そのまま、リンクしているみたい。

 

 

 

意図的に隠された神々。

 

土地のものだけがわかっている神々。

 

名を変えられた神々。

 

科学や宗教がつかめなかった真実。

 

あなたの元へ戻る日を

ずっと待ってた。

 

私たちは時が終わりを迎えた家の

操り人形。

 

ここに暮らしている家族や職人は

本来いるべきではない時代で

暮らしている。

 

蝶々は卵に。

 

種のように小さくなったら

風に乗って月の国へ飛ぶの・・・。

 

私の顔見て。声をよく聴いて。

 

 

 

その意味するところを

まとめると

 

大昔、国譲りの頃。

 

国の鎮護のための術として

人柱として亡くなった、

多くの出雲の巫女がいて

 

彼女たちの多くは

国のためを想い

純粋な気持ちでそれを受け入れたけれど

その内実は

 

国の覇権を握った側が

 

侵略戦争に負けた

出雲族の勢力を

火種として遺しておかないために

 

国家鎮守の儀式という名目で

女たちを葬ったということです。

 

 

どのような仕組みなのかは

私にはわかりませんが

 

それらの巫女たちは

どんなに時がたとうとも

次のステージにゆけず

 

転生ができないでいるようなのです。

 

 

そんな巫女たち(の霊魂)がいることを

 

転生することができた

かつての「出雲の子ら」に

(私や私の友人…その他にもいるでしょうね)

思い出してほしい

 

私たちが誰なのかを(魂の記憶においては)

覚えていて

私たちの気持ちをわかるあなた方に

解き放ってほしい、と

 

言われているわけですね。

 

 

 

時間がとまったまま

同じ暮らしをし続けている私たちを

 

月の国(黄泉の国)へと送ってください。

 

そしてまた、

小さな種として

新しい命として

 

次の人生を迎えさせてください。と。

 

 

 

+++

 

 

 

「十二国記」を読む前は

 

お不動さまからのお導きもあって

 

佐藤愛子さんのエッセイ

「冥途のお客」と「私の遺言」

「あの世の話」を

 

少しずつ読み進めていました。

 

 

私は歌や映画や書籍など

誰かが心をこめた創作物から

今の自分や今後に対してのヒントとしての

「サイン」をいただくことが多いので

 

興味を持った作品に触れる時間も

大切ですね。

 

 

「涙の響き」の生じるフレーズがあるたびに

手を止めて

手帳にそのフレーズと

反応の強弱をメモするようにしています。

 

 

そういったメモや自分の感覚から

飲み下していった

見えない領域が促すものの

事柄のすべてを

このブログに書き綴っているわけでは

ないけれど

 

 

その一部には

しきりに

自分自身の持つ「浄化力」に気づき

「浄霊」を行うように促しているものがありました。

 

 

次記事につづく。