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相棒18 第8話「檻の中~陰謀」感想 サルウィンに感傷的になってしまう

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檻の中には入りたくないaoikaraです。って誰でもそうか。というわけで今回のテーマは…

 

相棒18 第8話「檻の中~陰謀」感想

 

です。

※個人的な感想なので辛口なコメントを含みます。
※ネタバレもしていますので、まだ内容を知りたくない方はドラマを見てからどうぞ。

 

▼相棒18 第7話「ご縁」感想 記事はこちら

www.aoikara-writer.com

 

 

第8話 ゲスト・スタッフ

  • ゲスト:中村育二 山崎樹範 中村優子
  • 脚本:神森万里江
  • 監督:権野元

 

第8話「檻の中~陰謀」あらすじ

研究費の横領容疑で逮捕された東修大学教授・皆藤武雄(中村育二)の保釈金3000万円が奪われる事件が発生。襲撃された准教授の高瀬佳奈恵(中村優子)によると、犯人はテーザー銃(遠距離対応型スタンガン)を使う3人組の男だったという。

 

事件を耳にした、特命係の杉下右京(水谷豊)は捜査二課時代に皆藤と面識があった。研究に並々ならぬ信念を持っていた皆藤が横領を犯したこと、さらに保釈を過度に急いでいることに疑念を抱き、真相の究明に乗り出す。

 

一方、冠城亘(反町隆史)は、旧友で週刊誌記者の桝本修一(山崎樹範)から、皆藤の事件の情報がほしいと相談を受けていた。

 

図らずも、皆藤をめぐる事件にかかわることになった右京と亘が捜査を進めると、皆藤の研究室の周辺で、転落事故やストーカー被害など不穏な出来事が相次いでいることがわかり…。

 

研究室の周囲で相次ぐ不穏な出来事は偶然なのか!?そして、保釈を急ぐ大学教授の目論みとは?失われた3000万を追い、特命係が深い闇と対峙する! 

 

参考元:第8話 2週連続スペシャル「檻の中~陰謀」2019年12月4日(水)|ストーリー|相棒 season18|テレビ朝日

 

GOODポイント

  • 特命係の大掃除はずいぶん早いのね。冠城君、潔癖というよりこだわるタイプだから、掃除も徹底しそう。右京さんにも指示出して、イラッとしてるw
  • の割にあっさり引き上げて、右京さんが一人で掃除してるじゃん!
  • 保釈金って現金での支払いもあるんですね!知らなかったのでちょっと勉強になりました。
  • 桝本さんの奥さんが事故で亡くなったと知り、「死因は?」って冠城君に聞く右京さんのデリカシーのなさね。そりゃ聞けないよって冠城君に同意。「じゃあ右京さんの離婚の理由は?」って返しは見事でした。人には言いたくないこともある、それな。
  • 面会での連絡先を見て、連絡を取り合う手段にした、という説明をさりげなくする流れはスマートでした!あの感じは好き。
  • トイレ中に冠城君からの電話が止まない青木君。「こんなときくらいゆっくりさせろ!(トイレ入っているときに電話するな)」ごもっともです。
  • 青木君、特命係だけでなく捜査一課にも感謝されず、イライラ。「やってあげたらありがとうと言いなさい」と思うのはごもっとも。いや、青木君の言い分の方がまともじゃん!親の教育がしっかりしてる!警察官のお父さんの顔が見てみたい!

 

気になったポイント

  • テーザー銃、こんな武器あるんだ。遠距離対応型スタンガンね。怖いなぁ。
  • 保釈金を狙って倒れていた男が「自分怪しいです」って見た目すぎて笑う。
  • 右京さんの20年前の回想の中で、皆藤さんが横領を告発する姿があって「裏切り者!」って言われてたんですよね。それに対して芹沢が「裏切り者って?」と聞くのは違和感がありました。回想の映像見てるみたいな流れがちょっと不自然だなと思いました。右京さんが口頭で説明したのかもしれませんけどね。
  • 鏡が下を向いているのはなぜ?伏線?
  • そこそこお金出している割に、ロボットのクオリティ低い…。「下ろせ!」は面白かったけど。
  • 桝本さんはなんで事実婚?そういう考えなだけ?他に理由があるのかな。

 

感想

ややこしい話なので2回見た

今回、個人的にはけっこうややこしい話でした。関係性が複雑に入り組んでいましたよね。

 

また物語の流れとして「ん?」って気になる点とか違和感がいくつかあって、あまり内容が入ってこない部分もあったかな。細かいところ、というか変なところが気になっちゃってただけなんですけどね。

 

1度見て全体の流れを理解した上で、2回見ることで、細かい部分まで理解できたと思います。

 

前後編って前編でかなり大風呂敷を広げて、それを回収するのが大変な後編、という印象があります。ただ今回は大風呂敷というよりは、さまざまに入り組んだ謎って感じかな。

 

エキサイティングする面白さではなかったので、ものすごく後編が気になる!というテンションが上がりきった状態ではないのが本音です。ただ、面白くないってことじゃなくて。穏やかな気持ちで後編を待ちたい気分。それまでじっくり考えたいというか。

 

これは個人的な受け止め方の違いだと思います。

 

キャラクターが活きてた

今回の相棒も、キャラクターの良さがすごく出ていたのはとても良かったです!屁理屈強めの右京さんに、スマートだけどこだわる冠城君。

 

いつも通りにいじられる青木君。でも先述もしましたけど、青木君の方が言ってることまともな気もします。

 

そして、ギブアンドテイクに踊らされる捜査一課のお二人。仕事先まで掃除をさせられそうになる暇課長。いつも通り権威のことしか頭にない内村刑事部長。コバンザメてるお。

 

キャラクターが生き生きと描かれていて良かったです。内容としてはテロや保釈金強盗など、暗さを感じるストーリーでしたから、キャラの楽しさで暗くなりすぎなかったのかなと。ゲストにも陰を感じましたし。明るいのは掃除のおばちゃんくらいでしたね。

 

サルウィンのあの人を思う…

サルウィンと聞くと、やはりみんなが思い出してしまう人がいますね。亀山君。サルウィンは相棒の物語にも出てくるんですけど、亀山君はもう出てこなくてね。寂しいですね。

 

元気かな。サルウィンの情勢はなかなか良くならないし、まだボランティアとして力を尽くしているのかな。

 

亀山君は出ないと思うけどさ、ちょこっとだけ期待したい気持ちもあるんですよね。いつかきっとね。サルウィンって聞くと、どうも感傷的になってしまいます。

 

明かされてない謎

前後編ということで、前編にまだ謎を多く残したままですね。

 

なぜ、高瀬教授は皆藤教授を檻の中に閉じ込めようとした?

皆藤教授の保釈金強盗を企てて、保釈を止めようとしたのは高瀬教授だった。というのが一応の前編での状況です。それ自体が本当かどうかもまだわからない部分はありますね。

 

最初に出てきた瞬間から、この女性は怪しいなとは感じていました。長年相棒を見ていると、だいたい誰が怪しいかはなんとなくわかります。ま、全然予想が外れることもあるんですけどね。今回はラッキーにも当たりました。

 

それにしても、なぜ高瀬教授は皆藤教授を堀の中に閉じ込めて、保釈させないようにしようとしたのか。

 

3000万円を持っていたのは高瀬教授でした。報酬として協力者に手渡しても良かったのに、なぜ自分で持っていたのか。とはいえ、金に目がくらんでこんなことをする人とは思えない。3000万円をまた何かに使おうとしたのだとしたら…?

 

なぜ桝本さんが協力的?

桝本さんは皆藤教授の告発記事を書いた。しかし、その記事は差し止められた。そして、保釈を待っている。なぜ桝本さんは皆藤教授に協力的なのか?というよりは、なぜ保釈を待っているのか?

 

なぜ事実婚?

桝本さんと奥さんが事実婚だったというのも、ちょっとだけ気になります。ただ単にそういう信条のカップルで特に理由はない、という見方もできますが、まだ婚約者の段階だったとか?物語に関係してくる話なのでしょうか。

 

展開を予想してみる

サルウィンのテロは皆藤教授の研究と関係がある?

桝本さんの奥さんが亡くなったサルウィンのテロと、皆藤教授の研究、あるいはライフケアテクノロジーが何らかの形で関わっているのではないかと予想できます。皆藤教授の研究は遠隔操作ですから、テロの爆発に使ったとかですかね。

 

ライフケアテクノロジーがそのテロに関わっていて、それを知った皆藤教授が告発しようとした。そこで研究を阻むためにライフケアテクノロジーがいろいろやって、皆藤教授はおそらく高瀬教授にも陥れられて、横領容疑で逮捕されてしまった?

 

皆藤教授がやばいヤツ説

上記の予想と正反対の予想もしてみました。

 

実は皆藤教授が一番やばい人説。実はサルウィンのテロも皆藤教授の暴走。もし告発をしたいのだとしたら、檻の中から出てきたところで、今度は何をするのかわからないじゃないですか。やばい人間だとすると、外に出てまたテロを企てるとかいう可能性がなきにしもあらず。

 

研究に対しての志が高いという描写もありましたが、その気持ちが行きすぎたとか?それがサルウィンのテロにつながったとか?

 

テロとの関連を知ったライフケアテクノロジーが必死に研究を止めようとして、高瀬教授も協力して、檻の中に閉じ込めておこうとした。もし桝本さんがその事実を知ったら、高瀬さんに協力していたっぽいのもつじつまが合いますしね。

 

ただ桝本さんが皆藤教授を恨んでいるとしたら、自分の奥さんの話をしないと思うし、やっぱり逆かな。あーこんがらがってきました。

 

次回予告:結局誰が何をした!?

皆藤の保釈金強盗は、高瀬の研究乗っ取りによる自作自演だと発覚。3000万円も手元に戻り、皆藤は釈放されることになる。一方、冠城は桝本の動きを気にして…。高瀬の動機もわからないまま。そして皆藤が保釈され、おそろしい復讐計画が…。

ゲスト:中村育二 山崎樹範 中村優子
脚本:神森万里江
監督:権野元

 

高瀬教授はなぜ、皆藤教授を檻の中に閉じ込めたかったか、が物語の鍵となりそうですね。なおかつキーパーソンは桝本さん。うーんますますわからない!楽しい「わからない」ですよ、これは。やっぱりこの話はじっくり考えたくなるんですよね。

 

そして、予告でちらっと第1話・第2話で片山雛子の隣にいた男性を見かけましたよ。東亜ダイナミクスの社長・桂川宗佐。防衛系の技術開発とかに関連する人。遠隔操作などにも詳しい?標的にされてる?どういう理由での登場なのか気になります。

 

謎が謎を呼び、複雑に絡み合ってますね。本当にややこしい、よく考えなければならない話。だからこそ次回しっかりと見届けたいと思います!

 

 

aoikara

 

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