中卒フリーライターほぼ無職。

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半沢直樹 2020年版 第4話 感想 まさかこのコンビの戦いが見られるとは!

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半沢直樹が好きな人たちと、半沢直樹ごっこをしたい、aoikaraです。

 

じゃあ、私は大和田やりま~す!絶対大和田人気だわ~。でも「倍返しだ!」も言いたいし、半沢も人気だろうな。「証拠を出せ証拠を~」もやりたいし、今回の伊佐山の「土下座土下座土下座~」「ワビロワビロワビロ~」もやりたいな。迷うね、こりゃ。

 

というわけで今回のテーマは…

 

半沢直樹2 第4話 感想

 

です。あ、渡真利もいいね。

※ネタバレあります。
※便宜上「半沢直樹“2”」としていますが、本来数字はないです。

 

▼前回の話はこちら

www.aoikara-writer.com

 

あらすじ

半沢直樹(堺雅人)たちの作戦によって、フォックスの逆買収に成功したスパイラル。だが、このままでは面子がつぶれてしまう東京中央銀行は、三笠洋一郎副頭取(古田新太)の後押しによって、スパイラル株を買収するために電脳への500億円もの追加融資を強引に進めようとしていた。

 

卑怯にも、強大な資金力にモノを言わせ強引に決着をつけようとする銀行に、もはや絶体絶命の半沢。そんな中、半沢は電脳の収益に不透明な部分があることに気づく。

 

財務担当の玉置克夫(今井朋彦)に接触を図るが、彼は口封じのために電脳を追われてしまう。玉置はいったいどこに消えたのか?

 

予断を許さない状況が続く中、渡真利忍(及川光博)から、まもなく半沢の出向先が正式決定する、という知らせが入る。

 

動揺する森山雅弘(賀来賢人)に「人事が怖くてサラリーマンが務まるか」と力強く語る半沢だが、このままでは万事休すとなることは確実だ。これ以上、打つ手はあるのか——。

 

ついに覚悟を決めた半沢は最後の望みをかけてある人物に会いに行く——。

 

銀行、電脳、半沢、最後に勝つのは一体誰か!?

 

すべての真相がまもなく明かされようとしていた。

 

参考にしたサイト:あらすじ|TBSテレビ:日曜劇場『半沢直樹』

 

面白かったシーン・ぐっときたシーン

  • さすが実家が町工場の半沢!技術の価値をよくわかってる!玉置さんの会社のコイルを尊敬のまなざしで見つめていて、うれしくなりました。
  • 静岡でのロケ、大きな富士山がバックに見えていいなぁ~。いい画だな~。
  • 伊佐山の大和田に対する「土下座のせいだ、土下座のせいだ、あの土下座のせいで!!!」と「土下座」の連呼で笑いました。中身なさすぎるw伊佐山は連呼系悪役なんですね。そして最後に「土下座野郎」の念押し、大和田つらたん。でもまあ、しゃーなし。
  • 大和田の「面白くなってきましたね~」がストーリーテラー的発言かと思ったら、これから俺の策だぜ~って本当に面白くなってきていたんですね。今さら納得。
  • 伊佐山と三笠のコンビは並んでいるだけでむかつくのですが、神頼みしに行った増上寺と東京タワーの夜ショットは、すっごくきれいでしたね!あのロケーション最高だな。パソコンの壁紙にしたいわ。
  • 自分に協力しないかと持ちかける半沢に対して、大和田の「謹んでお断り申し上げます」という淡々とした感じから、「死んでも嫌だね!」の激高ね。いやあ、振り幅最高。
  • 大和田が半沢に「負け犬半沢直樹くん!」などと言ってますが、もう完全に自分が負け犬なので、キャンキャン吠えているようにしか聞こえないのが悲しかったなぁ。
  • 半沢の「僕は死にません方式」こと「101回目のプロポーズ方式」こと、車の真ん前に立ってでも止める!!!が強すぎる。クラクションへの「うるせえええ!!!エンジン切れええええ!!!」は運転手さんにとって理不尽すぎてかわいそうってなりましたw
  • Twitterで話題になっていて知ったのですが、大和田の車のナンバー「25-83」で、「自己破産」なんですねw
  • あ、花ちゃんコペルニクスで半沢が買ってくれた紅茶飲んでる!そして出向先は「南極?」なんていう冗談。堺雅人さんが映画『南極大陸』で主演されていたので、想像してくすっとしちゃいました。
  • 車をぶっ飛ばして半沢を振り切った後、ものすごい勢いでバックして戻ってくる大和田には大笑いしました。この後の展開も面白かったなぁ。
    大和田「おまえの握ってる鍵ってのはなんなんだよ、言ってみろ!それ次第で決めてやるぅ!」カツカツ近づいてくる
    半沢「簡単に教えられるわけないでしょう」冷静
    大和田「聞くだけ聞いてやるって言ってんだよ!」けんか腰で
    半沢「やるんですか、やらないんですか?どっちなんです?」冷静
    大和田「……」もごもご
    半沢「どっちなんだー!!!」大声
    大和田 ビクッ!!!からの、振り子のように左右にゆーらゆーら。にらみながら。
    「やるよお!!!やったらあ、やったらいいんだろ!その代わりおまえの倍返しは決まるんだろうなあちゃんとおおお!!!!」大声、超早口、顔ぶるんぶるん←これ超笑った、大好き。
    半沢「当然です!」
  • 役員会議の半沢も良かったなぁ。
    伊佐山「貴様、この稟議をゴミ扱いするのか!」
    半沢「ゴミ扱い、ではなく、ゴミだと申し上げているのです!」
    伊佐山「ご~み~じゃ~な~い!!!!」
    からの「あなたの書いた稟議書はゴミくずだあ!」の倍返しが最高でしたね。
  • 役員会議で半沢が話しているとき、大和田がいちいち合いの手打つのやめてほしいw笑うw
  • 電話で確認している半沢に対して、「これ以上重要なことがあるかぁ!!!」とキレる大和田。「あります!」と即答されて、怯んでる大和田に笑いましたw
  • 中野渡頭取に「どんな場所であっても輝く人材こそ本物だ!真に優秀な人材というのは、そういう者のことを言うんだろうね」と言わしめた半沢、すごいなぁ。かっこいい。
  • 東京セントラル証券の岡社長、ずーっとダメっぽい感じとかあったけど、本当に悪い人ではなかったから、伊佐山&三笠&諸田の出向に「ざまあああみろだぁ!」とはしゃいでいる姿は、なんか見ていてうれしかったです。
  • 半沢の送別会っぽいシーンで、プレミアムモルツ飲んでいましたね!ひゅ~羽振りいいなぁ。というか、堺さんがCMに出演されているんですよね。なんだか感慨深いなぁ。
  • 心にも思ってない大和田の「施されたら施し返す、恩返し!!!」を、本当に心の底から思っている半沢に言う、というバランスが最高ですよね。
  • 帝国航空の社長や役員を演じる木場勝己さん、石黒賢さん、山西惇さん、のどう見ても悪役三銃士感が最高だな!
  • 相棒見ているから山西惇さんうれしい!そして石黒賢さんといい、ドラマ『コンフィデンスマンJP』でダマされる“お魚”でしたね~これは悪そうなお二人です。

 

気になったシーン

  • 今回、半沢がよく「ご覚悟を」と言いますよね。たぶん言っている数より予告見ている数が多いから、多く言ってる感があるんだと思いますが。令和の時代劇なんて言われてますが、このセリフもなかなかに時代劇。よきです。
  • こんな銀行は嫌だ、役員会議にいつも半沢が「倍返し」しにやってくる。状態ですねw
  • 帝国航空の再建を一緒に担っていくらしい、常務の紀本さんが気がかりですね。小料理屋の女将さんが、妙にいや~な顔していましたよね。はてさて、何なんだろうか。
  • 白井議員の「い・ま・じゃ・な・い」は滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」のオマージュなんでしょうが、堺さんがドラマ『リーガル・ハイ』にて、新垣結衣さん演じる黛真知子に言った「き・み・じゃ・な・い!」を思い出しました。私だけ?(笑)

 

感想

むかつく奴らはみんな「自分のため」

半沢直樹って、むかつく奴らを描くのが本当にうまいんですよね。それも対抗できないような権力やお金を持っていて、理不尽を通されるような、本当に嫌な奴ら!

 

私は前回の感想記事で、伊佐山という人間について、こんなことを書いていました。

 

上の者は大事にして、下の者は徹底的に見下す。でも、全部自分のため。たぶん、大和田の言うことを聞いているふりして、本当は大和田さえも自分が上に行くための踏み台にするんだろうなぁ。あの人は、全て「自分」なんですよね。

半沢直樹2 第3話 感想 7年ぶりの黒崎は相変わらず強烈!そしてパワーアップ! - 中卒フリーライターほぼ無職。

 

これ、第4話でまさに森山君が憤慨していることで、半沢が諭していることで、「ああそうか」と納得しました。伊佐山に限らず三笠もだけど、そして電脳雑技集団も、まあむかつく人間って、みんな「自分のことしか考えてない」んですよね。

 

自分の恩恵は全部「自分のおかげ」で、自分への損害は全て「他人のせい」。あーあ、神経が図太くてうらやましい。こういう精神性だったら病まないんでしょうね。むかつくなぁ。

 

そこで「本当に、あいつら自分たちのことばっかりでむかつくよね!」で終わらせないのが半沢のすごいところで、だからこそ「いつだって最初の敵は自分だ」と言う学びを得るんですよ。自分を裏切った結果、「自分のことだけを考える」人間になってしまう、深い。

 

「自分」ばかりの人間の中にいると、どんどんそうではない自分の方が愚かなような気がして、損なような気がして、「自分のため」に変わってしまう人はそう少なくないと思います。

 

そうならない、強い信念があるんだなと、半沢が本当にかっこよく見えました。

 

半沢の信念がカッコイイ

合わせて森山から信条を聞かれた半沢の答えも格好よかったです。

 

  • 一つ、正しいことを正しいと言えること
  • 一つ、組織の常識と世間の常識が一致していること
  • 一つ、ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること

 

さらに

 

「仕事は客のためにする。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は、内向きで、卑屈で、醜く歪んでくる

 

「森山、これからおまえはいろんな相手と戦うことになる。だがな、最初の敵はいつも自分自身だ。勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。これは、俺の願いだ」

 

カッコイイ…こんな上司についていきたいよう。

 

そして、森山君が半沢の信念を信じて、瀬名社長に誘われながらも、証券会社でプロパーとして働こう、戦おうとしていた姿も胸熱でした。

 

半沢&大和田コンビの戦いを見られるとは!

大和田の性格的に絶対に半沢とは手を組まないだろうな…と思っていたので(次回予告で「死んでも嫌だね!」と激高してたし)、半沢の意外な味方になってくれそうなのは黒崎かな…と予想していたのですが、1mmも出なかったですね。1話限定のゲストかーい!

 

そしてお互いにとって因縁の相手だったのに、まさか手を組むとは!!!そもそもな、最初からもう大和田が伊佐山に裏切られるだろうな~みたいな感じ出ていましたもんね。なんだっけ、斬るときは相手が気づかぬうちにとかなんとか、あっさり伊佐山&三笠にやられてんじゃんっていうね。

 

一度裏切ったように見せて、実は裏切ってなくて、でも裏切ってました!と伊佐山を介してやり合う三笠と大和田。もう、なんなのこの人たち!似たもの同士だな!

 

でも、稟議が通った後で大和田に絶望を与えても良かったんじゃないかな~とは思いましたね。稟議が通る前に種明かししなくてもなぁ。

 

伊佐山&三笠は勝ち確していて、事前にわかったところで手も足も出ない弱い立場の大和田を見て嘲りたかったのかもしれませんが、反撃の隙を見せたら、そりゃあ反撃されるよね。

 

とはいえ、反撃には半沢が必須で、絶対に大和田と半沢が組むことはないと高をくくっていたんでしょうね。まあそれはわかる。そう思うわ、誰でも。だけど、半沢の方がよーく大和田のことを知ってた。

 

でも、因縁の相手で、最高に嫌なヤツなはずなのに、どうしてこんなに高揚感があるんでしょう!まさか半沢&大和田コンビが見られるなんて!!!

 

このために!!!原作ではいない大和田を呼んでくれたんですか!!!ドラマ、最高!!!もとい原作も最高です!!!

 

大どんでん返し!!!いや、倍返し!!!

半沢はきちんと証拠も取った上で、電脳雑技集団の粉飾、子会社を利用した赤字隠し、並びに事実を知っていた伊佐山、そして汚い金でうまみを得ていた三笠の正体を暴いてやりました!ついでに諸田もね!

 

話をする半沢に対して、「えぇ~」とかいちいち相づちを打つ大和田のわざとらしさが面白すぎました。いや、このコンビはお互いにとっては最悪ですが、周りからしたら最強なんじゃないかな。

 

これでスパイラルも無事買収を阻止して、さらにはフォックスとも業務提携をして、さらには玉置さんの会社も救って、万々歳ですね。

 

池井戸作品のドラマで気持ちいい、大どんでん返ーし!!!、いや、

 

倍返し!!!

 

が無事に決まってスッキリしました。これこれ、これを7年ぶりに求めていたのよ!求めている以上のもの、いつも見せてくれてありがとうございます!

 

土下座は絶対しない伊佐山&ついでに死んだ三笠

ついに伊佐山が謝りましたね。あれ、謝るって言うのかな?

 

「誠にぃいいいいい、あいいいいい、すいいいいませんでしたああああああ」

 

みたいな。絶対に頭を下げたくない、絶対に土下座をしたくない、感丸出しの謝罪ね。あんなに大和田の土下座をバカにしていたんだから、そりゃそうだよな。

 

漫画のキャラクターみたいな顔はさすが歌舞伎役者だなぁ、と感心すらしてしまいました。猿之助さん、表情筋の発達具合が半端じゃないよね。さすが歌舞伎でルフィやってるだけあるなぁ。

 

話をドラマに戻して。自分の罪さえも伊佐山になすりつけて、無理矢理にでも頭を下げさせようとする三笠も含めて、もう醜かったなぁ。半沢の表情も、やってやったぞというより、哀れな者を見ている感じで。中野渡頭取もね、「うわぁ」みたいな顔してね。

 

でも、そんな三笠も悪事がしっかりと暴かれたわけでね。伊佐山は悪意丸出しなんだけど、三笠はしたたかでその分冷酷だったので、斬られ方はあっさりとしていたけれど、ずいぶん深い斬られ方をしたなぁ、という印象を受けました。

 

あ、あとついでに諸田。最初に謝らなかったのは、こうやって謝らせるためだったのね。

 

3人とも電脳雑技集団への回収のために出向ということで。最初は半沢が出向させられて、また電脳雑技集団との苦悩が第2弾なのかな…と思いきや、3人の敵役こと適役がそういえばいましたもんね。めでたしめでたし。

 

で、倍返し!!!と。

 

玉置さんの会社は意外にあっさりだったけど、まあ良かった

玉置さんの会社は、特許を人質に取られて、粉飾隠しに使われていたんですね。まあそんなところじゃないかな~と思っていました(大嘘)。

 

ここがもっと長引くかな~と思ったんですが、意外とあっさろまとまってくれて良かったです。勢いがすごかったから、あっさりだと感じたのかもしれないです。大和田とか伊佐山とか、特濃こってりなせいかも。

 

大和田を通して特許の件もうまく収まって、良かった。半沢の「2つのお願い」のうちのもう1つって、玉置さんの会社と特許のことだったのでしょうね。

 

大和田が「そんな約束した覚えありませ~ん」って手の平返されるんじゃないか、とひやひやしたけど、そんな描写もなかったのでほっとしました。

 

帝国航空の再建、700億円の回収!

さて、久しぶりに東京中央銀行の営業第二部次長に戻った半沢!以前と同じポジションですね。そもそもなんで出向させられたのかは明らかにされませんでした。出た杭は打たれるってやつですかね。

 

そして、次に半沢が任ぜられたのが帝国航空の再建。なんというかまあ、まためんどくさそうな人がいっぱい出てきましたよ~。それはそれで、倍返ししがいがあるので楽しいそうなんですけど!

 

まず帝国航空の面々ね。木場勝己さん演じる社長の神谷は、よくも悪くも古いタイプの人間で、国に必要とされているからとあぐらをかいている感じがしますね。ただ、性根は悪い人ではないかも?改心してくれるかな…。

 

両脇には尊大な小悪党を演じさせたら右に出る者はいない、石黒賢さん演じる財務部長の山久に、「暇か?」とは言いそうにない山西惇さん演じる、財務担当役員で東京中央銀行から出向している永田と。これもめんどくさそうですね~(楽しそう)。

 

どういう感じにも転んでくれそうな悪党ばかりで、私は勝手に「三銃士」と呼んでいます。さてさて、どのようにあらがってくれるのか!

 

そして、政治も絡んできましたね。したたかそうでひょうひょうとしている江口のりこさんが演じる、国土交通大臣の白井議員。そして、もう何をされるかわかったもんじゃない黒幕の柄本さん演じる、箕部議員。そして議員秘書を演じるのはアンジャッシュの大島さんで、これも楽しみ!

 

審査部の曾根崎ってやつもめんどくさそうだったし、これからやってくるだろうタスクフォースのチームとやらもめんどくさそうだし、さて、どうなる?

 

それにしても、金額がどんどん大きくなっていきますね。

  • 西大阪スチールの最初は5億円の融資の回収
  • 伊勢志摩ホテル120億円の損失の補填
  • 電脳雑技集団のスパイラル買収による500億円の追加融資の阻止
  • 帝国航空再建のための、債権700億円

 

徳政令が出されるって何なの!ますます時代劇!

 

700億円の金が無駄になるのを半沢は防げるのか、まだわからないことが多いので、少しずつわかっていく中で「倍返し!」できるといいなと思います。

 

あと大和田は、半沢が成功するにしても、失敗するにしてもいいって案件なんだろうな。うー悪い奴です!

 

うおー来週からも楽しみすぎる!!!

 

 

aoikara

 

▼半沢直樹 2020年版 第5話の記事はこちら

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▼半沢直樹2 記事一覧はこちら

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