三崎港にある元カフェーの激レトロ食堂で癒された件!

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こんちわっす!

今回は神奈川県の先端にある三崎港が舞台であり、そこにあったレトロな食堂で思わぬ収穫があったので記事にしようと思いました!

それがですね、外観はいたって普通のお店なんですが、中に入ると瓢箪(ひょうたん)の意匠やカフェーっぽい造りをしている素晴らしい食堂だったわけです!

ということで、今回はそんな食堂に関するお話。

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マグロの街「三崎港」

いや~やってきましたよ三崎港。

神奈川県の最南端に位置する場所で、川崎に住んでいる私の家からは京急線に乗って、さらに三崎口からバスに乗ってだいたい2時間30分くらいを要して到着したって感じです。

知の冒険を始めてからは三度目くらいの訪問だろうか。。以前、三崎港にあった北条遊廓の調査でちょっくら訪問したことがありましてね!

マグロの競り??

そんな三崎港というと、一般的に真っ先に思い浮かぶのはやはりマグロですかね。こちらは早朝の三崎港の光景ですが、マグロの競りでもやっていたのかしらん??

街に見所がたくさん!!

とはいえ、三崎港の見所はマグロだけではないっすよ!

街を歩いてみると、街歩き大好き人間が食いつきたくなるような建物だってたっくさんあるんですよね。看板建築に、昔の料亭風の建物、あとは古いスナックとかね。

三崎港はマグロ漁が賑やかだったこともあって、一時は横浜よりも土地の値段が高かったこともあるなんて話も聞くほど栄光の時代があったわけです。ということで、三崎には花街や遊廓もあったわけです。とはいえ、遊廓の誕生はマグロ漁ってよりかは風待ち港で交通の要所だったってのが大きな背景だった気がしますけども。。

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三崎港名物のマグロ丼

んで、三崎港に来たとなると、みんな何食べるかって言ったらやっぱり”マグロ”ですよね。最近では京浜急行が”まぐろきっぷ”なるものを販売している関係でお客をここに誘致しようという動きもあったりするわけです!

マグロ料理は基本どの店で食っても旨いし、「くろば亭」って店はかつてテレビ東京の番組『愛の貧乏脱出大作戦』などでも登場した名店で、人通りが少ないこの界隈でもくろば亭に行けばいつも待ちの人がいるという驚異的なお店もあったりね!!

お昼を食べた『ニコニコ食堂』

そんなマグロの街であるにも関わらず、先日訪問した際に私がお昼ご飯を食べたのがこちらの食堂なんすね!

この食堂、事前にネットで「お昼ご飯、どこで食べよっかな~~♪♬」って検索していて見つけたお店。と言っても、「レトロっぽい食堂だから行ってみよう!」って感じで結構軽いノリで訪問したわけですわ!

そう、まだ入店するまでは「いろんな街にある様なレトロな食堂」としか思ってなかったんですね。

ではでは、中に入ってみますかね!!

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レトロな食堂に突撃!

期待通りのレトロな雰囲気

お店に入ったのは、お昼の11:00ジャスト。

このお店は11:00開店ということで、開いたと同時に店に入った形になりましたした。そんなこともあり、お客さんは私だけ。

店内は期待通りのレトロな感じで、本当に昔の食堂のテンプレとも言っていい雰囲気でしたぜ!!

メニューはたくさん

店内に入り、早速何を食べるか注文。

メニューはラーメンなどの麺類やかつ丼などの丼物、カレー、チキンライスなどの食堂にありがちな定番メニューは一通り取り揃えている感じでしょうか。先日は埼玉県秩父市の名店『パリー』で食べたオムライスが懐かしくて、またオムライスを食べたくなったりはしましたが、麺類を食べたい気分でもあったのでサンマーメンを注文!

その後、懐かしい雰囲気の店内を観察することに。

ホールではお母さんが客対応などをしているようですが、厨房にいるのは息子さんとお父さんなのかな??

というこで、この食堂はご両親と息子さんで切り盛りしているようです。

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店内には様々な意匠が!

猫ちゃん発見!

そんな中、私の視界の正面に猫ちゃん発見。

今まで寝ていたのか、すんげぇボ~~~っとしていて意識朦朧といった感じ。ここの飼い猫なのか、それともノラ猫が自然と住み着いたのだろうか。ちょっと挨拶に行ってみるか。

可愛いねこちゃん

カメラを構えると、私のCANONのカメラに興味津々の様子。

「なんだよ、勝手に写真撮ってんじゃねよ(怒)」って訴えてるんだろうか、、すんまへんな(;’∀’)

という感じで猫ちゃんに挨拶を済ませて振り返ると、、あるものが目に飛び込んできたわけです。。

おおっ!!

おっと!!

これは、、まじか!!!まさか、この建物にこんな瓢箪(ひょうたん)の意匠があったとは。。ということは、この建物、ただの食堂ではないな!

昔は何だったんだ??

料亭??

ということでお母さんに聞いてみたところ、この建物、現在のニコニコ食堂を営業する前は、カフェーだったそうです。

なるほど、確かにこの建物の内部、そう言われてよく見てみると確かにただの食堂って感じではない気がしてきますな。

壁にはこんな造りがあるし、、

奥の扉にだって、こちらは「松」ですかね、昔の料亭とかそういう建物にある意匠が所々に見られる

瓢箪の中には盃(さかずき)が

瓢箪の意匠も、よ~く見ると小さな盃(さかずき)が描かれているではありませんか。こういうところですよね、昔の建物ってこういう見所が所々にちりばめられているから面白い(*´▽`*)

粋な造りだよな~~

あとは入り口の扉にも「ニコニコ」って彫られているのもポイント。外側からだとちょっと文字に気づきにくいですが、、、

「ニコニコ」の文字が粋ですな

店内からこうしてみると、「ニコニコ」と彫られた文字がとてもきれいに浮かび上がりますね。

いや~、ちょっくらレトロな食堂でお昼ご飯を食べるだけのつもりがこういう建物だったということでですね、この店の屋号の通りニコニコ状態の笑顔Max状態で写真を撮りまくりましたよ(*´▽`*)

天井の縁には洋風な造りが見られる

まだまだ見所がありましてですね、天井を見上げてみると隅っこに何かの模様が見えますよね。洋風な感じのやつが。

恵比寿さんかな??

あとはこちらも気になりますが、こちらは七福神の恵比寿さんかな?

商売繁盛を祈願する意味でこちらに作られたのだろうか。

こっちにも七福神いた

極上のサンマーメンを頂いた

お客さんがいないうちに店内を見つくした私は、ようやく席に着席してサンマーメンを待つことに。

とはいえ、今回は花街や遊廓跡の調査をしに来たということで、コロナ明けでようやく図書館が開館したこともあり、直前に神奈川県立図書館で三崎港周辺の古い住宅地図をコピーしていたので、ちょっとニコニコ食堂の場所も確認してみることに!

1966年の住宅地図

すると、、、

あっ、あったあった!!

この住宅地図は1966年のものということで、今から54年前の地図になるわけですけども、この時代には既に食堂だったようですね。ニコニコ食堂の通りは、バーが建ち並ぶ歓楽街だったようで、マグロ漁で賑わった時には、マグロ漁船が入港して現ナマを手に入れた漁師たちが、まー飲むわ騒ぐわでこの前の通りも大変賑やかだったそうです。

今でも、昔のバーだった建物がそのまま残っている光景も所々見られるんですね。今では人通りはかなり少ないものの、にぎやかだったときは肩がぶつかるくらい賑やかだったんでしょうね~~。

極上のサンマーメン

そしてお母さんからお店や三崎港の街に関する話を聞いた後、いよいよ注文していたサンマーメンが到着!

ちなみにサンマーメンって、横浜生まれの私にとっては小さいころからなじみ深いメニューですが、他県の方からすると「何それ??サンマが乗ってんの??」って思うかもしれませんけども

そういえば以前に記事も書いたので、よかったらこちらも見てみて下さいね(*´▽`*)

という感じで、今回はレトロな食堂でご飯を食べるだけのつもりでしたが、素晴らしい建物だったということで急遽記事にしたという感じでした。

三崎港、三浦半島の先端に位置しているということもあって、なかなか訪問しづらい場所ではありますが、昭和レトロな雰囲気や近代建築とかが好きな方は訪れてみてはいかがでしょうか~~!!

おわりに

宿はこちらに泊まった

という感じで、今回はたまたま三崎港で見つけたレトロ食堂をちょろっと紹介した感じになりましたが、まぁたまにはこんな記事も良いよね(笑)

この日、ニコニコ食堂でお昼ご飯を食べた後は、三崎の見番跡や遊廓跡などを取材して、最後はこちらの「三崎館本館」に宿泊しました(*´▽`*)

この旅館、元々は海水浴客を目当てに明治41年創業に創業した割烹旅館で、泊まった時にご主人さんにめちゃくちゃ新設に話を聞かせていただいたりして愛収穫があった旅館でもあるんですね!!

ということで、次回の記事は三崎館本館を紹介いたしますので、しばしお待ちいただければと思います<m(__)m>

参考文献

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詳細・地図

住所 神奈川県三浦市三崎1丁目13−12
営業時間 11:00~20:30
定休日 木曜日
駐車場 なし
電話番号 046-881-2678
アクセス 三崎港のバス停からから徒歩10分ほど

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