心の基礎力である弾力レジリエンスを育てる
ライフデザインコーチの砂川めぐみです。
「人はそれぞれ違う」の前提のもとに、
その違いを活かし、互いによりよい関係を育むために、
自分や相手を観察する視点である
「4つのコミュニケーションスタイル」から3つ目。
相手の心の扉を開く鍵の一つとしてお届けします。
やさしいタイプの「サポーター」。
cieloriccoのイメージとしては
触れるとリラックス効果を感じたり、
生命を潤す優しさを感じさせる
水 をイメージしました。
4つのコミュニケーション(タイプ分け™)は、
「感情表出」と「自己主張」という2つの軸で
コミュニケーションのタイプを4つに分ける考え方。
大事なことは、円滑な人間関係。
「合意」を取りながら物事を進めることを望み、「和」を大切にします。
いつも相手の望むことが何かを考え、それに応えようと努めて
人を援助することを好みます。
人のつながりを大切にし、穏やかで気配りのある人。
自分自身の感情は抑えがちで、自分から提案や要求はあまりせず
イヤなことも断らない傾向があります。
直感力があり、感情に基づいて判断をしますが、
計画や目標を立てることにはあまり関心がなく、決断に時間がかかるので、
何をやってほしいか指示してもらう方が動きやすいようです。
誉めるとき、仕事そのものの出来を評価されるより、
「感謝してます」「助かるよ」という言葉でモチベーションが高まります。
自己主張はあまりしないけれど、個人的な場で希望を聞かれたり、
意見を求められることは好みます。
・ 仕事など任せるときは丸投げせず、物事を進めるプロセスでは頻繁に
「よくやってるよ!」「何か手伝えることはある?」等のメッセージを投げかけよう
・ 前置きが入り、すべてのことを話そうとするので話が長くなりますが、その想いやプロセスを丁寧に聞いてあげよう
・ 世話好きで、貢献したことに感謝やねぎらいを求めているので、言葉にして伝えてあげよう
・ NOが言いづらいので、目標を提示するときはどのように感じているか、丹念に聞いてあげることが必要
【自分が 水 (サポーター)のときの他のタイプとの関わり方】
・ 自分がとってきた行動のプロセスを聞いてほしくても、結論から端的に話すようにする
・ 自分が大事に思うことについては、どんなことがあっても「合意」をとることを「決めている」と、はっきりと伝える
・ 毅然とした態度に恐れず、「あなたならどうする?」とアドバイスを求めてみるのもよし
・ 承認上手なサポーターだが、頻繁に承認するのではなく、最後に成果をあげたときにぐっとくる承認をしてみよう
・ サポーターの優しさ、励ましはプロモーターのエネルギー。何でもチャレンジしたがり、計画性に乏しいプロモーターに対して、しっかり寄り添うこともですが、「NO」を言うことも忘れずに
・ 話がとっ散らかり、すぐに気が変わるプロモーターですが、話すことで頭を整理するタイプなので、じっくり聞いてあげよう
・ ペースが合い、とても共感しあえる間柄で、お互いの視点を大事にしあえる
・ お互いに厳しいことを言わずになれ合ってしまうので、客観性を失わないように
・ お互いに相手の顔色をうかがいすぎず、NOと言える勇気ももっておこう
・ 一人でドンドン進むのはどちらかというと苦手なので、二人三脚で進める相手となる
・ ペースはお互いにゆっくり目なので合うが、自己主張、感情表出ともに少ないアナライザーの内面が見えにくいと不安にならず、アナライザーはそういうものと認識して臨もう
・ 数字やロジックを大切にするアナライザーに対して、何か気の利いたことを言うことではなく、得意としていることについて具体的に承認し、やり方を尊重してあげよう
・ 友人は多い方がいいと感じる自分とは違い、少なくても濃い関係でもいい、一人でいることを苦痛としないアナライザーなので、賑やかな場などへ無理強いしない方がよいかも
いつもニコニコしてお友達が多く、
「いつも優しくていい人だよね」と言われることの多い方が
近くにいませんか?
イヤなことも断らない、ガマンしてることにも気がつかないほど
人に気持ちに応えようとする人。
気配り上手で、人の心を休めるようなホッとできる存在。
そんなサポーターさんには
「いつも助かってるよ~」と貢献に感謝の気持ちや、
「困ったことあったら、いつでも言ってね!」
と一緒にやっていく姿勢を見せたり、
「忙しそうだけど体調はどう?○○のことだけど・・」と
まずは気遣いの言葉をかけてから尋ねてみてください(^^)
人の数だけ豊かな個性がある世界。
人には、人間関係のコミュニケーションのとり方にタイプがあって
どれが良い、悪いもなく、自分を知って、相手のことも知ることで、
それぞれの価値観の違いに気がつきます。
私は私。あなたはあなた。
そうやって素直に受け止められれば、今よりもずっと
人との関係が楽になる、楽しくなれると思い、
4つのコミュニケーションスタイルをお伝えしています。
その目的は、
大事な人とよりよい関係になり、
自分や我が子の強みを活かるようになること。
互いの違いを可能性を開き、高め合えるスキルとして
個別対応できるコミュニケーションを豊かにし、
信頼関係を築くために活用してください。
図解コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく(鈴木義幸)
コーチはクライアントが強みを発揮する方法を考え、
目的地へと共に伴走します。
あなたのコミュニケーション力、リーダーシップ、
マネジメント力のアップには、
弾力レジリエンスを高める個別対応のコーチングセッションにて
サポートいたします。
マンツーマンの
コーチングサポートをご希望の方はご連絡ください。
私やコーチングにご興味ある方は、
ワークショップ等でもお会いしましょう。