京都晴明神社☆その参～安倍晴明～☆

Salone di Diana サローネディディアナのkei です。

京都晴明神社☆その参～安倍晴明～　編です。

手水舎で手や口を洗い、身も心も清めて

本殿へ．．．

参拝できたことを感謝し、思いをお伝えしました。

安倍晴明公

厄除け桃

古来、中国また陰陽道では、桃は魔除け・厄除けの果物といわれます。

『古事記』や『日本書紀』などでも魔物を追い払う様が描かれています。昔話、「桃太郎」もこれに由来するものだと思われます。

イザナギが黄泉の国から逃げる時に桃の実を魍魎たちに投げて追い払うお話も有名です(^－^)

御神木は樹齢推定300年の楠

顕彰板

晴明伝説の中の、代表的な10の逸話が紹介されています。

★安倍晴明の母親は人間ではなく、和泉国信太の森の狐。そのため、幼いころから霊力が強かったという。

★まだ幼い晴明が、師匠である加茂忠行のお供をしていた時のこと。晴明は夜道で前方から鬼がやってくるのを目撃し、慌てて師匠に伝えた。加茂忠行は鬼を退けるが、この一件で晴明の才能を見抜き、陰陽道のすべてを教える。

★菅原道長に献上された瓜のひとつに”毒気”があると吉兆占いで看破する。その瓜を切ってみると、中からは毒蛇が出てきたという。

★ライバル蘆屋道満と、法力で箱の中身を当てる勝負をしたときのこと。夏みかんが入っている箱を当てなければならないのに、ネズミが入っていると言う安倍晴明。中身を確認すると、術の力で夏みかんはネズミに変えられていたという。

★貴族は「式神で人を殺せますか？」という無理難題を晴明に問うた。「生き返らせる方法を知らないので、無益な殺生はできません」と言うが、庭の池にいるカエルを殺してみよと我が儘を言う貴族。仕方なしに法力を込めた葉っぱをカエルに投げると、カエルは潰れて死んでしまったという。